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弱小局のCQ

2020-08-01 10:13:00 | Ham Radio
 最近どうした事か、開局時にしかやらなかった、CQ を積極的に出しています。 CQ を出すのが嫌だったのはアンテナの能力が追い付かないからです。 垂直系は飛びに比べて耳が弱い ・・・ と言う事を DX QSO に於いて嫌と言うほど経験しました。

 ですから、CQ が出せなかったのです。 しかし、それでも CQ を出し始めたのは、国内 QSO だったら 「 大丈夫だぁ~ 」 となめてかかったのです。 しかし、アンテナ ( 今は水平系の 2 素子です ) の非力は国内 QSO でも同じ結果となりました。

 100W で CQ を出すと、たまにノイズギリギリの局から呼ばれる事があります。 向こうには私の電波がどういう風に聞こえているのだろう ? と考えながら必死に信号を聞きます。 QSO 出来れば 御の字 ですが、時に取り逃がしてしまう事が有ります。  アイツは耳が悪いなんて言われたくないですね。

 これを避けるために、現在は CQ を出す時は 10W か 5W にしています。 自分が出来る限りパワーを絞って、あまり呼ばれない様にと言う消極的な作戦です。 実際にはこのパワーでも CQ を出せば呼んでくれます。 通常 599 TU の QSO ですが、時々 559 TU を貰います。 余程、信号が弱いのでしょう。 結果的には QRP に導かれてしまった様ですが ・・・ 。 しかし、呼ぶ時は QRO が多いかな (笑)。

 過去に、逆パターンですが、こんなお噂がありました。 コンテスト QRP 部門で参加中の OM さん、CQ になるとやたらと強いのです。 ・・・ で、ローカルさん曰く、「 あの局はハイパワーで CQ を出して人集めをして、何人か呼んで来たら パワーを QRP に替えて QSO する 」 のだそうです。

 確かにハイパワーで QSO する事はなく、あくまで QRP で QSO しているらしいが、ご本人曰く 「 テクニック 」 だとか ・・・ あれれ~ ! 。 確かにビーコンを聞いていても分かるように、そこに信号があると分かっていれば、1W , 0.5W でも聞こえてしまいますよね。 これを応用した 「 テクニック 」 ? ・・・ これ、明らかにルール違反でしょ。

 しかし、これが出来るのはビッグアンテナで耳のいいハイパワー局にのみ出来る技なのです。 これは、あくまでお噂 です。 しかし、私は S メーターでの監視ですが、確かにお噂通りの現象を感じましたよ。


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