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これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

電鍵について

2020-08-19 00:00:00 | Ham Radio
 電信愛好家の中には電鍵をコレクションとしている OM も多くいる様です。 電鍵の好き嫌いには関係なく珍品と思えば何が何でも欲しい・・・。 飾っているだけで、それを使って QSO する気はなさそうです (笑)。

 私はコレクターではありませんが、バイブロ、ベンチャー、ハイモンドの 3 種を持っています。 私感としては、ベンチャーが好きです。 しなりも適当にあり手にコツコツとした衝撃もなく音も小さい ・・・ 打ちやすいと思います。 因みにバグキーは使ってはみたものの、私には正確に符合が打てません。 ストレートキーも駄目でした(笑)。

 過去に使ったキーではケント ( 英国製 ) がコツコツと硬い感じで私には合いませんでした。 後発の GHD は使った事がありません。 ハイモンドが事業縮小する中で GHD は一番元気な電鍵屋ではないでしょうか ?。 ユーザーも多い様ですから使ってみたい電鍵ではあります。

 老舗、カツミのエレキー ( エレキーは登録商標ですが会社がなくなった現在も有効なのでしょうか ? )。 シングルレバーのエレキーやマイクロスイッチを使ったマニピュレーターなどは、開局当時使用していました。 その後のエレキーはメモリーの出来るメッセージキーヤーが主流になります。 ワンチップの 8044 で超簡単なキーヤーを自作した事もあります ( YAESU の組込型オプションと同じもの )。

 その後も Z80 を使った 8 チャンネルのコンテストキーヤーを自作しました ( 確かハムジャーナルの No.13 の記事だったか ?)。 コンピュータ制御ですから、沢山の機能 ( コマンド ) があり、マニュアル片手に QRV しましたが、結局 100% 使いこなす事は出来ませんでした。

 今も、壊れる事無く実用に耐えています。 スタンドアローンですから、ログなどとの連携は出来ませんが、簡単な QSO やコンテストには充分です。 データは EPROM に書き込まれているので、変更するには PROM ライターで書き換える必要があります。 一時的に上書をして運用できますが、電源を切ると元のデータに戻ってしまいます ( 自分専用なのです )。 自作品は思い入れがあるので時々引っ張り出してきてご機嫌を伺っています。


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