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のぼうの城 ( 上・下巻 )

2020-08-09 12:12:00 | 読書
 「 のぼうの城 ( 上・下巻 ) 著者 和田 竜 」 をやっと読み終えました。 5 月半ばに購入した本ですが、私の苦手な歴史物です。 20 ~ 30 ページ読んだだけで先に進めず、そんな事を何回か繰り返していました。 その間に別の文庫本を 5 冊読みました。

 昨日、手元に本がなくなったので、気が進まなかったが、再び ? 「 のぼうの城 上巻 」 を読み始めました。 鬼門の 30 ページ付近を過ぎると、少し勢いが出て来て、なんと、3 か月ぶりに 上巻 を読み終えたのです。 この時点での感想は 「 面白い 」 に変わっていました。

 ところがです。 昨晩、BS-TBS で 「 のぼうの城 ( 映画 ) 」 が放送されると言うのを知りました。 これは、見るしかないのですが、上巻 までしか読んでいないので、ネタバレしてしまうと、下巻 を読む力が残っているだろうか ? と言う疑問が残ります。

 取りあえず、観る事にしました。 たった今 上巻 を読み終えて映画を観ているので、私に取っては難解だったストーリーも鮮明に理解できます。 どこをどう端折ったかも分かります。 上巻 がガイドブックとなって余裕で鑑賞できました。 ・・・ ですが 上巻 のストーリーが開始 1時間 15分ぐらいで終わり、いよいよ 下巻 の話になっていきます。 そこで、悩みました。 見るべきか見らざるべきか ・・・ 。

 前半の話がしっかり理解できた訳ですから、この勢いで 下巻 を読もうと決め、テレビの電源をおとす事に決定しました。 下巻 に挑戦し本日朝、読了しました。 映画の後半は推して知るべしとなった訳です。 悔いが残るとすれば 「 甲斐姫役の 榮倉奈々 ちゃん 」 を最後まで見れなかった事でしょうか ? (笑)。

 これで、厄介者の文庫本が片付きました。 今日は古本屋に行きます (笑)。
 時間潰しには読書が一番です。

 私の持論ですが、原作を超える映画は稀有ではないかと思っています。 洋画しか観なかった私が邦画を観るようになったのは、3 年前に読書にハマってからです。 「 フォルトゥナの瞳 」 は、裏切られた映画でした hekomi 。 結末の 「 ゾクッと 」 来る仕掛けが省かれていました。 ありえない !。


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