近年、映画館で観たい!と思う新しい映画になかなか出会わなかったのだが、
コレはスクリーンで観たい!と思ったのが
この「ゴンドラ」2023年 ドイツ/ジョージア合作
早くも今年2度目の川越スカラ座へ!
時間をやり繰りして観てこれた。
まるでセットみたいにかわいらしいゴンドラは現役なのだそうだ。
観光用とかではなく、地元の人々の生活の足として今も使われているらしい。
この映画を観て
このゴンドラを一目見ようと大勢の人がこの長閑な村に押し寄せていないといいなぁ。と心配になる。
映画の中の時代背景は現在のものではないけれど、そのままあってほしいようなのどかさのある村なのだ。
なんともレトロな色合いといい、シュールな光景といい、まるで夢の中にいたみたいなキモチ。
サイレントではないのだけれど、物音と笑い声以外、セリフ無しというフシギな映画。
ヒトって実はコトバなんてなくても十分意思の伝達ができるイキモノなのかもね。ちゃんと目と目を合わせればね。
ほのぼのとしたシーンが多く
へらへらと笑みを浮かべながら観ていたからか、観終わった後、街を歩いて帰りながらもなんだか頬が緩んでいたような。。。?
(実際はほのぼのだけじゃないのだけれど〜)
それにしてもあのゴンドラ、わたしも乗ってみたいわ。
「ゴンドラ」
いい映画でした。