ここ数日は、仕事上のトラブルや自分の勉強もあり、なかなかブログの更新もままなりませんでした・・・
毎晩就寝前に、読もうとしている書籍を積み上げて置くのですが、なかなか本の山が減りません。
それよりも、だんだんと本の山の量が増えていく感じがします。
昨日たまたま開いた当地の歴史書を読んでいたら、小林一茶の「草津の記」がありました。
よく知られているように、小林一茶は郷里の信州を出てから江戸に奉公に出てから辛酸をなめましたが、遺産相続でもめて
江戸から郷里の信州まで通いました。
文化五年ですから、今から208年前になりますか、ちょうどこの時期の5月25日に江戸を発って、当地に宿泊しています。
記録を読むと、拙宅から5分ほどの旅籠に一夜を過ごしています。
当時の皆さんは江戸から当地まで、一日で歩いてきてしまうのですから、健脚というしかありません。
一茶はあまり家族に恵まれませんでしたが、なんだか高名な一茶が200年も前に拙宅の前を歩いて郷里の信州に向かって
いたことを考えると、急に身近な人物に感じてきます。
あれほど国語や古文が嫌いで、理科系に進んだのに、還暦を過ぎて改めて勉強したくなりました。