LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

1978年Ham Journal No16・・・

2020年10月06日 10時24分45秒 | アマチュア無線
ここのところ10月らしい涼しい日が続いているので、3ヶ月ほど暑くて出来なかった終活作業が出来る様になりました。
2月生まれの当人としては、何よりも暑いのが苦手なのが困ります。
寒くて厚着で何かをしている方が、まだましです。

 さて、終活作業とはいっても、物置の中から現役時代に購入していたものが工具箱や部品ケースに沢山ありました。
ダイポールアンテナがQRP用や200W用、はてはKW用の7/14/21MHz帯のものが10本近く作製して未使用なのがありました。

私の年代ですと、昭和40年代に工業高校でアマチュア無線クラブに在籍していましたが、アンテナというと、竹竿に波形碍子と卵型碍子のダイポールアンテナがあれば上等でした。
HF帯のフルバンドよりも、40~15mバンド辺りが面白いのです。
それも、JT65やFT8のようなディジタルではなくて、CWの方が聞いていてなじみがあります。
まあ、リタイアしてもタワーに八木アンテナも夢でしたが、台風やご近所との面倒を考えると、ワイヤーアンテナでDXCCもホドホド楽しめるし、老後の身のためだと思っています。

物置の段ボールの中から、40年以上も前のアマチュア無線関係の書籍が沢山出てきました。
古いQST誌やCQ誌は、欲しい方に差し上げてしまいましたが、気になっていたものや単行本は残していました。
Ham Journal No16もありました、1978年10月10日発行で500円!でした。
1978年(昭和53年)というと、オイルショック後でしたが、アマチュア無線機器はアメリカ製が撤退して、日本のメーカーが台頭して来た時期でした。
ちょうどその年の3月にアマチュア衛星のオスカー8号が打ち上げられたので興味があり、残していたのかも知れません。
まだJRCは短波帯の業務用の無線機器だけで、アマチュア無線用の無線機器の市場にはありませんでした。
この後の1980年代になってから何世代かアマチュア用に市場に出していましたが、早々にアマチュアの市場から撤退してしまいました。
私の無線室の机ではJRCのトランシーバや受信機が置いてありますが、市場から撤退した後も平成27年末までは修理や測定をしていただいて、助かった覚えがあります。

ページをめくって読んでいると、ポケベルが利用開始になったとか、輸入手続きの方法とか、これからのマイコンの利用方法とか、ちょうど42年前の記事ですが、改めて42年の年月の技術の進歩を感じました。

当時の記事によると1978年3月末のアマチュア局数が364,091局とのことで、今年の10月初めの局数が、391,964局なので、一時は140万局も在ったのが少子化ではありませんが、40年前の局数に戻って来ています。

42年前の雑誌を読み始めて、改めて自分が二十歳代の時の時代と、リタイアした今の自分が生きている時代を俯瞰して見て、この先はどの様に変わって行くのか楽しみでした。
コメント
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