無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

2015年度無煙映画大賞授賞式

2016-05-20 | 2015年度無煙映画大賞関係
「World No-Tobacco Day (世界禁煙デー)記念イベント2016」の中で無煙映画大賞の授賞式を執り行います。
このイベントはどなたでも参加できます。どうぞ、お越しください。

今年のテーマは
 受動喫煙のない社会を! なぜ「分煙」ではダメなのか

開催日 2016年5月28日(土曜日)
 
会 場: 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 4階 セミナーホール
    東京都渋谷区代々木神園町3-1
    小田急線参宮橋駅徒歩約7分、地下鉄千代田線代々木公園駅徒歩約10分

開場:13時15分 開会:13時45分 終了:16時35分

・講演1 「分煙をすすめたい人々、その商売を考えてみる」 講 師: 平野公康(国立がん研究センター がん対策情報センター タバコ政策支援部研究員)

・講演2 「飲食店禁煙化は尊命敬食の理念から」 講 師: 長谷 章(長谷内科医院院長・禁煙飲食店を応援する会会長・フードアナリスト)  

・日本禁煙学会 無煙映画大賞 授賞式

・講演3 「受動喫煙から身を守るには」   講 師: 齋藤麗子(十文字学園女子大学教授・日本禁煙推進医師歯科医師連盟会長・小児科医)  

・総合討論 「なぜ”分煙”ではダメなのか」     
  コーディネータ:村松弘康(中央内科クリニック院長・東京都医師会タバコ対策委員会委員長)  

   

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世界から猫が消えたなら

2016-05-20 | 2016日本語映画評


「世界から猫が消えたなら」 永井聡監督 △

 余命わずかな青年が「大切な物をひとつなくせば一日生きられる」という悪魔との取引をし、その間に大切な人との関係を見つめなおす物語です。
 僕(佐藤健)は突然脳腫瘍で明日にも死ぬかもしれないと宣告されます。すると自分とそっくりの悪魔が現れ、「大切な物をひとつなくせば一日生きられる」と言われます。「電話」「映画」「時計」となくなっていき、それに伴う思い出や人間関係も消えていくのでした。しかし、その間にかつての恋人(宮崎あおい)と再会し、それがきっかけで亡くなった母親(原田美枝子)や関係が希薄になっていた父親(奥田瑛二)への思いを再確認し、生きていることを見つめなおします。
 タイトルに猫とありますが、猫礼賛映画ではありません。どちらかというと「世界から映画が消えたなら」の方が正確かもしれないほど映画への思いが詰まった作品です。紹介される映画のセンスがよく、またエンディングのテーマ曲が印象的でした。「猫映画」というよりは「人間ドラマ」です。
 タバコは、僕と彼女がかつて訪れたアルゼンチンで出会った日本人バックパッカーがマリファナ風のタバコを喫煙していました。(△)
 

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