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アバウト・レイ 16歳の決断

2018-04-27 | 2018外国語映画評


「アバウト・レイ 16歳の決断」 ゲイビー デラル監督 米 ☓!

 トランスジェンダーのレイ(エル ファニング)が16歳の誕生日を機にホルモン治療をしようと決断しますが・・・。
 祖母(スーザン サランドン)はレズビアンで女性のパートナーと仲良く暮らし、母マギー(ナオミ ワッツ)は訳ありのシングルマザー、そしてひとり娘は息子になろうと治療の承諾書へサインをせがみます。マギーは理屈では理解していても「あの可愛かった娘」を失うことにはどうしても決心が付きませんでした。そんな中でレイの父親を16年ぶりに訪ねます。そしてそこでもまた別の問題が起きてしまいます。果たしてレイの願いは叶うのでしょうか。
 エル ファニングが少年役を好演しています。彼女は実年齢に似合う「その時しかできない役」に恵まれた稀な俳優です。原題の「3世代」のとおり母親、祖母、それぞれが絡み合った家族のもめごとをコメディタッチで描いたのはさすがです。ただ「リトル・ミス・サンシャイン」のおもしろさには今一歩でした。古いアパートやポンコツ車が脇を固めていましたが。
 タバコは、スーザン サランドンが数回喫煙しました。(☓)また、ナオミ ワッツも喫煙しようとしますが手にするだけでした。「禁煙したんじゃないの?」など禁煙関連のセリフも数回ありました。


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