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「アイアムアヒーロー」 R15+ 佐藤信介監督 ☓
花沢健吾原作の人気コミックの実写映画です。
漫画家のアシスタントをしている鈴木英雄(大泉洋)は恋人にもふられかけ自分の漫画は評価されず、性格も英雄(ヒーロー)とは程遠い臆病者でした。しかし、ゾキュンと呼ばれるウィルスが広がり噛まれると感染し凶暴化するゾンビが次々人々を襲っていました。英雄は逃げ出しますが途中で半ゾキュンの高校生(有村架純)と出会い、「僕が君を守る」と宣言し、二人で安全と言われる富士山を目指します。そして途中でゾキュンから逃れた集団と合流しますが、そのグループにはメンバーをコントロールしている男がいました。はたして二人の運命はいかに・・・。
ゾンビメイクで暴れ回り、血糊や模造の肉体を山程使って廃棄物を創りだし環境破壊に貢献しただけとしか思えない内容のない作品でした。
タバコは、ラストまで生き残るひとり藪(長澤まさみ)が車で脱出した時に、いきなりどこからかタバコを出して吸い始めました。(☓)映画そのものも意味がないけれどこの喫煙場面も「宣伝」意外の何の意味もありません。喫煙場面を作りだすことで、(それも長澤まさみに吸わせることがいやらしい)客入りが悪い作品の前宣伝をしただけかもしれませんね。