資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

会社が倒産するほどの企業不祥事

2013年05月06日 | 人材開発資格とその活用
企業不祥事事典―ケーススタディ150 (日外選書Fontana)
クリエーター情報なし
日外アソシエーツ


 私は、企業の管理者研修の講師を行っている。その中の科目にリスク管理・CSRを入れている。企業の不祥事が相変わらずあり、また事件によってはその影響がきわめて大きいためである。そして研修で話すネタをいつも集めている。ガス業界でいうとパロマ事件などがそうである。パロマほどではなくとも、丹念に集めれば、インターネットでもかなり集まる。

 昨日のテレビニュースで、大事件を見つけた。イタリアのアリタリア航空で従業員がお客の荷物から、金目のものを集団で盗んでいたというものだ。見つかったのはローマの空港だが、ミラノやナポリでも疑われているという。飛行機にカメラをつけて何と1年間だ。こんな事件は聞いたことがない。

 これはこれは、日本でいえば、日本航空か全日空で、社員が集団でお客から盗みを働いて1年間見つからなかった、というものだ。国内で発生したら、間違いなく、この航空会社は消えてなくなるだろう。盗んだ従業員は懲役、その上司も厳しい処分、役員は全員解雇、会社名も変えて、飛行機の色も塗り替えて、全社員教育を徹底的に行い、再出発することになるだろう。それほどこの事件は前代未聞の事件になるだろう。

 さて、イタリアだ。CSR検定によれば、海外では意外にコンプライアンスは厳しい。どんな処分になるか、他山の石としたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする