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一般気象学 第2版補訂版 |
クリエーター情報なし | |
東京大学出版会 |
昨日は、平成28年度第1回の気象予報士試験、連続25
回目の受験であった。この試験合格率は4%だから、100÷4=25 で25回受験すれば、平均的に合格する計算だ。その25回目である。
会場は大崎の立正大学。今回は免除はなく、学科一般、学科専門、実技1、実技2のフル受験だ。開始15分ほど前に指定の席に着席したが、教室を間違えていることに気が付き、慌てて教室を調べる。係員が試験場の注意事項をしゃべっている間に正規の座席に到着、汗が出る。
まずは、学科一般から。予定していた問題集を全部終わったため、昨日から、今朝にかけて、写真の「一般気象学」を読む。するとどうだろう、問題集でわからなかった部分が良く出ている。問題でつまずいた箇所が繋がる。これ、もっと早くやっおてけば良かった。1日半ほどで300頁中120頁を読破。しかし、ここまで。試験でも、問題5の大気放射と地表面温度の方程式がスラスラ解ける。昨日、確認したばかりだから。
ヘンな問題が出た。オーストラリアの地図にメルボルンの位置に低気圧、地表付近を吹く風はどれか、という問題。南半球の地衡風の問題だが、日本の試験である。オーストラリアの気象予報はしない、ひどい問題だね。しかし、学科一般は比較的よくできた、行けると思う。
次は、学科専門。どの問題も一応推定してこれだ、と選択したが、あっているのか、どうかよくわからない。問2の気象ドップラーレーダー、問4の数値予報の誤差、問6のガイダンス、問9の台風情報、問14の予報精度、これらは枝問の最後の1問がわからない。合否は五分五分かな。
午後の実技1。全問台風の問題で、最後は温帯低気圧になっても勢力はかえって強まるという問題。こちらは試験時間を10分ほど余して終了。回答を見直す時間もあり、高得点だろう。問5(1)初期時刻から12時間ごとに48時間後までの低気圧中心を地図にプロットさせる問題、指定され図面には12時間後の情報がない、これはどうしたものか。
午後の実技2。冬の日本海の低気圧の問題。北海道が舞台だ。エコーが南に降りてくるスピードや小樽、寿都を通過する時間を求める問題は計算が面倒。この試験、電卓は使用禁止だから、大変だ。エイヤー、とやろうとするが、答案は分単位まで求められているため、こりゃ、ダメだ。
実技2は、全体に問題が多く、時間が足りない人も多かったんじゃなかろうか。私は5分前に終了。答案の書き間違いだけをチェックして終了。あんまり得点は高くない。
今日から研修で3日間、週末は大阪出張で3泊、それが終わったら、補助金の審査、1級土木の最終模擬試験、その間にガス主任の模試採点と、しばらくは忙しい日が続きます。結果はお楽しみ。