さて、いよいよ今回の旅行メインの立山登山、朝6時半に朝食を持って宿を出発、残念ながら曇り空だ。
室堂から雄山まで2時間の行程
初めは、一の越に向かって歩く、歩道は、石の間がコンクリートで固められていて固く、歩きずらい。途中の草原は、なかなか日本にはない風景だ、昨年のスイスを思いだす。
スイスのハイキングを思い出した
そして300m登って一の越。学校登山の小学生が多く、先に行く。一の越からは、急に勾配がきつくなってくる。ガスがかかって、上が見えないからどこまでこれが続くかわからない。
一の越の少し上から室堂を望む
ようやくガスの間から、ぼんやりと山頂小屋が見えてきた。一の越からさらに300m登って、雄山の山頂に到着。山頂小屋で、バッジを購入、そしてカップラーメンとお稲荷さんの残りで朝食を戴く。寒いから旨い。
神社から雄山山頂小屋
そして参拝料を払って立山頂上雄山神社へ、夏は神主が常駐している。我々が登ると、ちょうど無線で何か交信している。お祓いの人の動きを交信しているようだ。人数がまとまって、お祓いを受け、お神酒を戴く。標高3003mでお神酒とは・・
雄山山頂、神社の隣です
一休みして、最高峰の大汝山へ、雄山から30分ほどだ。ガレ場の尾根道を歩き、大汝山に到着。標高3015m、こちらは雄山に比べて何もない。
大汝、小さな看板だけ、他には何もない
雄山に戻るところで、天候も回復、山頂小屋でお茶をする。3000mのコーヒーを戴き、お菓子を食べて、至福の時を過ごす。
大汝側から雄山神社を望む
下りも別の学校登山とぶつかり、渋滞。小学生を抜いて下りるとどうしても道の悪いところを選択する。さぞ事故が多いだろうと思って、宿について案内板を見と、やはり、雄山から一の越の下りが最も事故が多い。さすがに剣岳のように死者はいないが、滑落で骨折だ。子供からお年寄りまで怪我は年代を問わないようだ。
山の知識検定には、骨折時の対処方法が書かれているが、素人では、なかなか対応できそうにない。宿に戻ると午後0時半、休憩を入れてちょうど6時間の行程だ。帰りの室堂で学校登山にまたもやぶつかる。3組目だ。富山県の小学生は、皆登るんだろうか。