資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

出口さんの「還暦からの底力」を読んで

2020年06月30日 | 読書感想

 

 この本の著者出口治明さんは、人・本・旅をモットーとしている。飯・風呂・寝るの反対語だ。現在は立命館アジア太平洋大学の学長だが、ライフネット生命の会長を退職してからしばらくは、フリーで活動していた。当時、十人集まるところなら、どこでも講演に行きますとのことだった。人・本・旅の「人」である。そこで私は、出口さんにお会いした。そして昼食までご一緒させていただいた。

 新聞に本書が紹介されてから、本屋に行ったがまだ入荷されていなかった。配偶者が、ある書店で見つけてきた。出口さんの本は何冊か読んでいるため、この本でも、心当たりのある箇所が何か所もあった。そして二日程で読み終わった。

 さすが、博識の出口さんだ。たくさん感心することが書いてあったが、代表的なキーワードを。「定年」だ。定年は廃止すべしと。定年があるから、仕事がなくなる心配をする。今は人手不足だから、希望に近いたいていの仕事は見つかる。従って老後に資金はいらない。人生で大切なのは、好きなことをしている時間、仕事を止めるからボケが始まる。健康寿命を延ばすには仕事が一番と医者が言う。一番の親孝行は親に楽をさせないこと、子供は18歳を超えたら家を追い出せ。あんまり書くと、ネタバレになるから、ここまでにしよう。

 さて、私はどうだろうか、今まで、仕事は年齢を基準に考えていた。独立したのが55歳で、仕事をしゃにむに拡大してきたのが60歳まで、そして順風スピードになって今年65歳になる、仕事は70歳までかなあ。75歳までできればいいかなあなど。

 出口さん曰く、年齢など縛りはないのだ。自分が好きな年まで働けばいいのだ。好きな仕事をするのが一番健康でいられる。繰り返すが、「人生で大切なのは、好きなことをしている時間」だ。中小企業診断士の仕事、ガス主任や土木施工資格の講座講師、新たな資格への挑戦、そして登山に水泳、ノルディックウォーキング、温泉旅行に世界遺産と、好きなものはたくさんある。

 年齢に関係なく、健康でいる間は、ずっと好きなこと続けよう。

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