しばらく前にアマゾンで予約しておいた新書が届いた。「ハマス・パレスチナ・イスラエル~メディアが隠す事実」という書籍。12月28日現在紀伊国屋では新書売り上げでトップになってる。
この本の内容は、最近流れるマスコミからのニュース、テレビ、新聞とはだいぶ違う。ハマス寄りで、かわいそうなパレスチナ・・ 著者は、これがかなり偏向しているという。
本書の帯に書かれている文字だけでも結構内容がわかる。ハマスはパレスチナの代表ではない、ハマスはテロ一択のテロ組織、パレスチナ人を人間の盾に利用、しかしながら弱者を守る清貧の戦士ヅラ、目的はイスラエル殲滅⇒世界征服、イラン、中国、ロシア、北朝鮮がハマスを支援、国連も日本政府もハマスを忖度。
「パレスチナ保健当局」、これはもっともらしい名がついているが、実はハマスのこと。またハマスの取材は、必ずハマス側の人間がつくそうだ。つまり、私が思うに、北朝鮮で取材するのと同じだ。従ってここから出る情報は、かなり怪しい、「盛ってる」可能性がある。
先日「イスラエルの爆撃で病院で5百人死んだ」、というニースがあった、あとで調べると、これは誤報、ハマスから発射した爆弾が病院で誤爆した。BBCなどはこの誤報を謝罪したが、日本のマスコミは、これを無視。一度流してしまったものは誤報も無視だ。
「シェルター」、ガザにはハマスのための地下施設が沢山あるが、パレスチナの非戦闘員向けのシェルターは一つもない。ハマスはそんなものを作らない、それは国連かイスラエルの仕事、言う。
イスラエルの設定した「避難回廊」、ガザ北側のハマスの基地を爆撃するから、非戦闘員は避難しろというための回廊、ハマスが避難を邪魔していたそうだ。
ハマスは、「便衣兵」、戦闘服ではなく、一般の人に交じって潜伏している。南京事件の時、中華民国軍がやっていたやつだ。これじゃあ、誤爆も起きるだろうな。
この書籍、私、どうもこれ以上、うまく整理できないから、この辺で。この戦争、まだまだ続きそうだから、目が離せないね。