さて、正月明け二発目は、暖かい南房総は伊予ヶ岳~富山、伊予ヶ岳は長い岩場の山、富山へのルートは、この時期スイセンが咲いてるはず。
ネットではJR岩井駅にコインロッカーがあるはずが、なくなっていた。これはまずい、荷物を小さなザックに無理やり詰め込んで出発とんなった。
伊予ヶ岳登山口、ここで中年の女性が一人、登山初めてなんです、って、それでこの伊予ヶ岳登るんかい、長い岩場があるから無理しないで、というのがせいぜいだ。
途中の樹木が笑ってる、以前はこんな切り株、なかったな。
40分ほどで展望台に到着、休憩後、伊予ヶ岳の岩場を見上て、さて、登るぞ!
まあ、何とか登りきったが、前回登った二年前に比べて、きつく感じる。ホールドや、足場が見当たらない箇所があった。以前はスイスイだったが、クサリ(実際はロープ)に力を入れないと登れない、ロープを頼りにする登り方は、よくないんだよね。同行者も同じ感想、どうやらお互いトシ取ったのかな。
(伊予ヶ岳南峰の山頂から)
(同じく、富山方面)
(駿河湾方面、富士山が顔を出す)
(南峰から北峰を望む)
くだんの女性も登っていた。途中で降りようかと思ったが、せっかく来たので最後まで登ったとのこと。まあ、それはよかったね。あんまり無理しないでね。
私たちは、下りの怖さも感じたため、北峰を経由して、う回路を廻ることにした。そのう回路も、ずっとロープが張ってあり、これを頼りに下る。
ずいぶん下って、下り過ぎかなと思うくらい。さくらの広場という場所、河津桜が植えられている。もうじきここは桜一面になりそう。
そして、元の展望台の位置に戻る。ここ昨年死亡事故が発生していたんだ。
さて、ここからは一旦登山口近くに下って、富山へ向かう。その途中は、千葉のマッターホルン伊予ヶ岳とスイセンの群落だ。ここ、ベストショット!
富山までのルートは結構長いが、ず~っと道の両側にスイセンが咲いてる。スイセンが咲いてると思ったが、これほどとは思わなかった、素晴らしいね。写真は下までず~っとスイセン。
富山越しに富士山の展望。
そしてスイセンの大群落。昨夏登った、秋田駒のムーミン谷のようだ、あそこはチングルマの大群落だった。
そして今回は、富山へは登らず、途中から富山下山口の福満寺へ。ここで遅い昼食を食べ、岩井の宿へ。今日はここまで、この夜は岩井温泉、翌日の佐倉城、千葉城と続きます。
それにしてもこの伊予ヶ岳~富山、伊予ヶ岳の長い岩場に、富士山・太平洋の展望、スイセンの大群落、素晴らしいに尽きる。私の気に入った百名山の一つに入れよう。これで私の百名山は96座(日本百名山88座含む)。