伊予ヶ岳に登った後は、駅前の岩井温泉に泊る。この建物はリゾートマンションを改造したようだ。夕食はないので近くのコンビニで買い出し。部屋からは東京湾の入口付近がよく見渡せる。
温泉は最上階の12階、幸い時間が早かたっため、温泉には誰も入っていない、一番風呂だ。ということで一枚撮影。
分析表には、泉質は書かれていない。源泉名は南房総岩井温泉。溶存物質は、0.524g/klと、たぶん単純泉だろう。ペーハーも書かれていない。メタケイ酸が規定値以上入っているため、温泉法の温泉(冷鉱泉)に適合と書かれている。
メタケイ酸、これ、昨年末の有馬温泉での講義で、石井宏子先生から教わったものだ。メタケイ酸は、療養泉の対象には入らないが、温泉の中の水分をせっせと集め、肌を整え、温泉の主成分や副成分の働きをスムーズに届くようにする「美肌のサポーター」だそうだ。
部屋に戻って、ちょうど東京湾に夕日が沈む時間だ。ゆっくりと時間が流れる。明日は千葉のお城、2城と歴史民俗博物館を訪ねる。