昨日は、中小企業診断士の理論政策研修の講師を体験した。この理論政策研修とは、診断士に義務付けられている研修で、5年間で5回(つまり毎年1回)受講しないと、資格が更新ができない。そんな法定の研修だ。
昨日は両国のKFCホールで受講生は約200名。主催は東京診断士協会、もちろん協会員でなくとも受講できる。考えてみると200名を相手にした講演は診断士になって初めてだ。研修は2部構成で、1部は補助金の話、2部が人材育成の話。人材育成は持ち時間約2時間半。4章に分かれていて、1章が女性活躍、2章がネットショップの診断事例、3章が高齢者の活躍事例、4章が採用の法的問題である。この資料の原稿は我々人財開発研究会の3名の診断士が執筆し、当日は交代で2名が登壇する。私は1,2章の担当で登壇した。3,4章はウチの研究会の診断士兼弁護士さんが担当である。
この原稿の執筆者と登壇者が違う場合、補足内容や質問対応などパワポに書かれているもの以外の部分は、Q&A集のシートを作り、そこに課題と解答の一覧表を作った。これで3名が共通認識に立つことができた。グループで仕事をする場合は、このマネジメントが大変だと実感。
さて会場だが、3名用の机に3名が座り、ぎっしり。講師席から見ても窮屈そうだ。私の持ち時間は70分、途中パソコンが動かなくなるトラブルもあったが、ちょうどの時間で最後の弁護士さんにバトンタッチ。休憩時間に私の講師席に次々に知り合いが挨拶に見える。私の先生のような方もいらっしゃった。
終わって記念に会場で写真を撮影。理論研修は年に5回、残りはあと3回だが、私の登壇予定はこれで終わり。残りの3回は予備要員、補欠である。この日は予定を入れないで空けておく。1年間を通しての研修だから、何があるかわからない。代替要員を用意していると、講師陣の気持ちはずっと楽になるためこうしたのものだ。
すごい大きな画面です
こちらはアップで