今から71年前3月10日未明米軍B29爆撃機による東京大空襲が行われた。
2時間半の焼夷弾の波状攻撃で東京下町は火の海となり死亡者は10万人を超えた。
太平洋戦争での4大民間人を巻き込んだ大量殺りゃくと言われています。
まず決戦場となった沖縄戦では10万人の軍属・軍人、15万人の民間人が犠牲となった。
原爆が落ちた広島では12万人と言う広島市の3分の1の市民が犠牲になった。
同じく原爆が落ちた長崎は7万人の市民が犠牲となり、何万人もの人が原爆後遺症に苦しみ
ながら亡くなっています。
この影に隠れて日本各地では米軍の空襲で多くの民間人が犠牲になっています。
特に大阪大空襲はあまり知られてません。
大阪大空襲は東京大空襲から3日遅れの13日から14日未明に行われた。
未明3時間半B29爆撃機274機による焼夷弾の集中投下で大阪の全てが焼き尽くされた。
この時の死者4千人余行方不明7千人余家を失った人50万人。
その後終戦まで50回以上の空襲を受けています。
東京の大空襲に劣らない大阪大空襲でした。
今回この大阪大空襲で幼い頃足を失い義足生活となった主婦が、名古屋でも空襲被害者が
空襲被害補償に立ち上がった事を聞き街頭に立って政府に空襲被害補償を訴えた。
現在超党派の国会議員45名が民間人空襲被害補償の議員立法に向けて動きだしたとの事。
選後71年年経過するが未だ黒い影を引きずっていますね。
やがてそう言った人も高齢化し消えてしまうのですね。