年金は国民が預けて居る年金積立金管理運用独立行政法人の運用次第で黒字に
なったり赤字になったりします。
処がこれに目をつけた阿倍首相は運用資金140兆円を成長戦略の一環にとり
入れ事に着目しました。
これまで年金管理運用機構は利益は少ないが安全性重視の債券投資がを重点的
に行って居たが、阿倍首相はこれを利益が多い株式投資重点に切り替えさせた。
アベノミクス効果が出た初期はそれで黒字を稼いだが、忽ち世界経済がおかしく
なって来て、そのしわ寄せが株安となった。
金融専門家が試算したら2015年度運用損益は5兆円を超える赤字となった。
これは年金管理運用機構が政府の方針で運用資産割合を、国内外株式を5割まで
増やした事が裏目に出たものです。
この責任は誰がとるのでしょうね。
機構側は日銀の金融緩和で国債値上げの利益もあるので実績は7月に発表するが
赤字は一時的もので、長い目で見てほしいとしています。
確かの投資の世界では儲かる時もあるが、損をする事もあります。
ただ政府の意向で、資産運用割合が、ぶれる事は余り感心出来ませんね。