社会保障費に占める医療費割合が年々増大し頭の痛い問題となって居る。
経済財政諮問会議の民間議員提言で様々な提言が行われました。
その中で医療費抑制に価格の安いジェネリック医薬品の使用があった。
提言では2020年までにジェネリック医薬品使用割合を80%以上にする。
是で20年度医療費抑制効果は1兆7千億円になると弾きました。
そう言えばこの頃は病院等に治療に行くと随分ジェネリック医薬品使用の
承諾書に署名を求められますね。
薬代が安くなるので、二つ返事で署名はするが、果たして効果があるのか
安全性はと少なからず不安が残りますね。
高齢化で年々医療費は膨らみ13年度概算では39兆3千億円にもなった
とか、是を抑制しょうと言うのも判るが何か気がかりでもある。
厚労称は0%達成時期を17年度にする事や、特許切れ先発薬価格を
ジエネリック薬相当に抑える事も要請して居るとか。
現在ジェネリック薬使用率は60%に達してないので17年度末までには
何とか目途を立て20年度には80%に持って行きたい意向の様だ。
ただ患者がそれに気易く応じるかが問題で、利益が高い新薬使用に
偏る医者の意識もまた問題でありますね。