共同通信社は日本の主要110社を対象に2017年度新卒採用計画アンケートを取り
結果発表ししました。
結論から言うと企業の労働力不足は目に見えて居て人材確保をしたいが、円高・株安
原油安等で経営環境が厳しいので新卒採用は慎重にとの姿勢が目立つとの事。
この要因は経団連が選考解禁日等採用活動開始時期を次々と変更した事で企業側が
混乱したとも言えます。
既に採用計画を固めた83社の内増やすと回答したのは24%の20社。
減らすとしたのは12社で14%だった。
採用未定は実に全体の25%の27社で10社のうち2・5社は手控えて居る。
具体的には前年比で大和ハウスが752名から860名の増員。
JR東海は644名から69名に増員。
ただ経営が苦しくなった東芝は新採はゼロだそうです。
企業側は少子高齢化で人材確保が難しくなって居ると52%が回答したそうです。
一方今年も大学は卒業したが職がまだ決まらない人が相当数居るとの事で就職問題
は深刻ですね。