北朝鮮の非核化表明で始まった米朝首脳会談はどうやら、中立的国で北朝鮮と国交がある
シンガポールに決まりそうです。
一時はトランプ氏が板門店開催を言い出して居たが、是には流石米国としては賛成出来なかった様だ。
6月にはG4首脳会談等とのスケジールの調整で、6月12日開催が有力となった様だ。
米国は即検証可能な非可逆的核廃棄を主張するが、北朝鮮は米国の回答を引き出しながら、段階的核
廃棄を唱えて居ます。
それに厄介な事に中国が北に立場を理解してこれに応じて欲しいと後ろから支援して居ます。
トランプ氏も是を全く無視する訳には行かない。
トランプ氏は11月行われる中間選挙で共和党は旗色が悪いのでここらで点数を稼がねばならぬ。
米朝会談に先立ち北朝鮮は拘束中の米国人3名の開放を行い、対等交渉に先手を打った様だ。
此処でも米人3名開放条件として、非核化手続や正恩体制保全の見返りを獲得した」のではと言う
噂もあるらしい。
金正恩氏のしたたかさでは、トランプ氏とは較べものにならん様だ。
非核化がまず優先議題だが、それと並び朝鮮戦争の終結問題も最大課題だ。
是には中国・韓国・米国・北朝鮮が関係して来るので今回は基本的合意となるのではないか?
ただトランプ氏が北朝鮮の要求を呑まされて、金政権の保全の保証と段階的核兵器等の廃棄を容認
するかです。
日本としては完全核兵器廃棄と核開発停止の確約を取って貰いたいが、米国国益優先となるとどの
様な展開になるかわかりませんね。
益々日本は蚊帳の外で孤立してしまうのでしょうか?
安倍首相はトランプ氏に電話して、日米で対北朝鮮情報の共有強化を呼びかけたとの事でしたが・・