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阿倍首相の真珠湾慰霊の真意は?開戦巡り日米認識に大きな隔たり

2016-12-28 06:29:22 | Weblog

阿倍首相が今回ハワイの真珠湾慰霊訪問を兼ねてまもなく任期が切れるオバマ
大統領と首脳会談を行うと言う。

そこに何か吹っ切れないものが感じられる。
オバマ大統領の広島訪問のお礼と言う事になって居る。

太平洋戦争の発端となったハワイ真珠湾攻撃、そして大戦終結の大きな要因と
なった広島原爆投下、共に両国首脳が訪問しあって平和を誓う、誠に結構な事
です。

ただ日米間にはどうしても解けない認識の隔たりが70年経った今でもある。

米国は真珠湾攻撃を、だまし討ちの卑怯な日本の遣りかたと非難し、これ以上
犠牲が出ない様に広島原爆投下したと説明。

これに対し真珠湾攻撃まで追い詰めた欧米の仕打ち、挑発に乗った日本が悪い
が一般国民を巻き込んで一挙に大量殺戮するのはどうなのか?

今更言っても詮方ない事ですが、お互い言い分はある。

無差別攻撃を始めたのは日本と言う米国。
原爆と言う大量殺人の実験にされたと言う日本。

これは決して埋まる事がなく両国民にトゲとして残るでしょう。

それはそれとして阿倍首相が何故今ハワイ訪問でオバマ大統領との日米首脳会談
なのかどうも真意が掴めません。

1月20日で任期切れで交代する米国大統領と会談して何のメリットがあるのか?

阿倍首相はトランプ氏が次期大統領に決まるや否や就任前と言うのに現職オバマ氏
を無視して合いに行った。
これには流石オバマ政権も不快感を露わにしました。

オバマ氏と共に進めたTPP協定はとうとう破棄寸前となった。
厳しい日米関係を打ち出して居るトランプ次期大統領。

こんな中でのオバマ氏との首脳会談のメリットは?
ただ単なる慰労会なのか?


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