衆院選区画審議会が衆院選小選挙区の区割り改定案を阿倍首相に勧告した。
ゼロ増6減の定数改定の19都道府県97選挙区が対象となります。
定数1名減は、青森・岩手・三重・奈良・熊本・鹿児島です。
区割り改定の選挙区は19都道府県北海道・宮城・福島・埼玉・茨城・千葉
東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫・愛媛・福岡・長崎等の97選挙区
これで現行の1票格差2・1766倍が2倍をわずかに切り1・999倍。
格差是正は解消されるが、今度は自分たちの代表が出せない区域が出て来る
と言う弊害が発生する。
格差是正は都会中心で田舎は軽視される傾向が出てきますね。
選出される衆院議員も地盤があるが勝手に変更にされると自分の政治生命に
関わって来ますので、ここは抵抗したい処ですね。
別々の選挙区に分割された市町村の数は88から105に増えたそうです。
選出する選挙民も今後は、馴染みのない他の地区の候補者から選べねばなら
なくなり戸惑いを感じ、益々投票率は下がるのでは。
確かに自分の投票が半分の価値しかないとされれば、是正して貰わねばなら
ないが、一方大都市の声重視で、地方の声が軽視されて行くのは、如何かと
思えてなりません。