何か国の祝い事や天皇死去等で、犯罪者を裁判によらず無罪としたり減刑出来る恩赦法がある。
政府は来年５月行われる皇位継承の際、恩赦を行う事を検討して居る事を公表したそうです。
日本は是まで昭和天皇死去・皇太子ご結婚等主に皇室関係で１１回の恩赦を実施して居ます。
恩赦には有罪を無罪にする恩赦と減刑する恩赦があります。
また恩赦には政府が行う政令恩赦と特定個人の個別恩赦がある。
更に個別恩赦には常時恩赦と特別基準恩赦があるそうです。
昭和天皇御逝去の折等の恩赦は４種目１２７７件が行われたがその７割は公職選挙法違反だった。
内訳は無罪の恩赦９０件・減刑２４６件・刑の執行猶予１０件・被選挙権復権等９３１件。
選挙違反等の人にとっては待ち遠い恩赦なんでしょう。
恩赦によって社会復帰が出来る人が居る反面、凶悪な犯罪者がまた娑婆に舞い戻る事もあり得る。
その辺の判断は難しい処ですね。
先日オーム関係で１３名もの死刑執行命令を出した上川法務大臣ですが、皇位継承時の恩赦には
諸般の事情から消極的姿勢を見せて居るらしい。
恩赦を行うべきか行わざるべきか難しい処ですね。
