kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

疲れても…

2008-01-19 | 陸上競技
この1週間は短時間で練習をやっているので、かなり疲れがたまっています。前半はかなり走っていますし、昨日も走っているので疲れが抜け切らないようです。選手には話しましたが、前日にかなりいっぱいいっぱいにやって次の日走れないというのでは、県総体や中国では戦えません。ある程度連続で負荷がかかってもなんとか乗り切らなければいけません。

練習終了後に話したのですが、この辺りは「考え方」です。「動かないから今日は駄目だ」と考えるのか「動かないが○○だけは意識する」と考えるかで効果は違うと思います。「負けるかも」と思って走るのと「絶対に勝つ」と思って走るので結果が大きく変わるように…。今回はかなり色々な話をしながら練習に取り組んだので、意識できる部分は意識できたでしょう。今回は3セットやる意味を考えさせました。後半はどうしても疲れてくるので意識が弱くなります。しかし、それでは「勝負」はできません。それぞれの練習には意味があるのです。たんに「追い込んで倒れたから良い」というわけではありません。ここを意識して取り組めるかどうかですね。昨日も書きましたが、結果的に「倒れる」かもしれませんが、そこが狙いではありません。最初から「倒れる」だけを考えて練習をしていては…。意味が無くなります。
走練習の位置付けを考えないといけないと思います。何故基本を繰り返しやっているのか?他の日の練習が何を意味するのかを考えないといけません。

ある気付きがあったので選手に伝えました。身体作りにつながる部分です。こういう部分にまで目が向けられるようになって初めて『本物』になります。ここにも「意識の変化」を期待したいですね。こういう変化の積み重ねが「大きな変化」につながるはずです。

午後からはひたすら勉強。全員でやりました。こちらも大切な時間です。「何が何でも」という気持ちを持つためには全ての出来事を使う必要があります。かなり疲れていましたが、こうやって『一生懸命』になる時間を多く持てるかどうかでこの先も変わってきます。絶対に結び付きます。「絶対に受かる」という気持ちは「絶対に負けない」とつながると思います。全てを使って「強くなる」ために頑張っていきたいですね。
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これはありなのか?

2008-01-19 | 陸上競技
昨日練習中に近くで親子がキャッチボールをしていました。子供は幼稚園の年長か小学1年生くらいの小さい子でした。なんとなく微笑ましい様子でした。しかし、よく見てみるとお父さんはものすごい勢いでボールを投げています。結構至近距離(15m位)でビューンと。見事にその小さい子もボールをキャッチする。すごい・・・。子供がボールを逸らすとお父さんは激怒。子供は泣きながらボールを取りに行く・・・。これはキャッチボールじゃない。完全な野球の練習だ!!とそのとき感じました。

広いグランドの反対側で親子はやっていたのですが、激怒する声が延々と聞こえました。「キャッチしてからのステップが違う」と言って子供は怒られる。いやー、小さいのにホワーンと投げ返すのではなく、ピッシっと投げていたので普通の子から比べると100%すごいですよ。こんな小さいときからそこまでやる必要があるのか・・・と感じましたね。挙げ句の果てに怒りがピークに達したようで、ボールを5~6個遠くに投げて、「取ってこい!!」と言っていました。微笑ましいどころかちょっとひどい。

その後、なんとベースランニングを始める。「1本目行きます!!」と大きな声で叫んでから、素振りをして走る。本当に6歳くらいの子供にそこまでさせる必要があるのか?!と思っていたら、なんと「2塁まで走ろうという意識がない」と更に怒られる。「直線的に走ったら次の塁が狙えないだろう!!」と・・・。「もっとふくらむんだ」とか「1塁を蹴ったら打球の行方を目で追え」とか高校生で指導されるような内容を教えています。それも「考えたら分かるだろう!!」と叫びながら。6歳児にそこまで考える能力があるのか?そこまでしないとスポーツはできないのか?

高校生と6歳児は違います。発達段階に応じた指導があると思います。親子関係だから周りがどうこう言う話ではありませんが、「スパルタ」のレベルを通り越している感じがします。これで本当にこの子は野球が好きになるんだろうか?6歳の時点から親に強制的にやらされ、失敗すると激怒される。物事の分別がまだつかない状態で「考えたら分かるだろう」と言われる。いやー普通分からないですよ。うtの娘は小学校1年生ですけど100%そこまで考えて行動は出来ません。

ボールが投げられて「楽しい」から大きくなったら野球をやろうという部分ではないと思います。親から「強制」されていつの間にか野球をやることになったという感じでしょう。キャッチボールですら「指導」が入るのですから・・・。これが高校生なら意味は全然違うのですが・・・。うちの練習と同じ勢いで6歳児が練習するなんて考えられません・・・。どうなんでしょうか・・・。
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