kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

時間はないけど今日はやります

2008-01-16 | 陸上競技
今日も課外があり練習時間がなかなか確保できません。以前からやると決めていたので時間はかかるのは分かっていたのですが計画的にやっているので外せない部分はやります。

150mを中心に短短と短長に分けて走りました。しかし、先週と比べて少し「気持ち」が足りない気がしていました。何がなんでもという気持ちが不足している。「良く走れるようになってますね」と言われましたが、私としてはかなり不満でした。本人達はどうだったのでしょうか?「何がなんでも」でなければ届かない部分なのに「自分達は一生懸命」という「満足感」があったと感じました。普通のレベルを目指すなら「十分過ぎる」と思います。昨年と同じレベルには届くでしょう。しかし、そこを目指しているはずではない。

何とかしなければいけないと考えています。それは「私」ではなく「選手自身」がです。こちらはメッセージを送っていくしかできません。それをどう受け取るかです。言われている意味を本気で考えて、自分がどうするかでしか物事は変わりません。少しキツめに言いましたが、どのように感じたでしょうか。今までの私だったらこなレベルで「満足」していたかもしれません。しかし、私が「これで十分」と思えばそれ以上先のレベルには到達できません。目指す所に行き着くためには「妥協」や「満足」はできないと考えます。
その後は1セット目よりかなり良かったと感じています。まだまだ力を出せる。ここが私の選手に対しての「責任」だと。

それ以外にも練習中にかなりのメッセージを送っています。先週も今週も。個人へのメッセージであり、他の3人へのメッセージです。これをどう感じるか?どちらもが分からなければ意味がありません。グループ内の意識が完全に同じ方向を向かなければ…。「走りたい」という気持ちは痛いほど分かります。その気持ちを抱えたまま感じる感情が何かを変えます。必死に走る姿から感じるものは何か??

同じように全体にもある選手の3ヶ月の取り組みを話しました。チーム内の同じ環境で練習している選手がどういう風に取り組んでいるかが伝わったでしょうか?別に「ひいき」するわけではありません。しかし、継続する困難さは誰にでもわかるはずです。それが分かるから「3ヶ月」の重みがあるのです。日誌に書いた事をひたすら信じて取り組んだからこそ、大幅なレベルアップにつながるのだと。

3つの大きなメッセージを送りました。これをどう感じるでしょうか?『心』が動かなければ意味がない。ここが全てだと思います。指導の中心は『心』です。時には声を荒げてキツイことも言います。また個別に私の考えを伝えます。これで『心』が動かなければ何も変わらないでしょう。毎日の練習や生活の中で何も感じない、こんなことをさせる顧問が悪い、と思うものだっているでしょう。その状態が自分にプラスに働くならそれでもいいでしょう…。プラスにならないのなら、それは廃除すべき感情です。目標を口にして取り組むなら「絶対に」やるべき事があります。それを伝えているつもりです。

2時間弱の練習の中で何かを感じてくれたでしょうか?『心』が動かなければ何も変わらない。それだけは分かって欲しい。そのために取り組んだ練習だから…。
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