kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

動きの確認

2008-10-06 | 陸上競技
今日の練習は1週間ぶりにまともに指導をする事になりました。中国新人の前に技術的な指導が出来ていませんでした。男子には申し訳ないですが、女子の動きを中心に見ることにしました。

基本的な事を繰り返す。ここしかないと思います。きちんと意識して動きを繰り返せば必ず変わります。意識しなければやるだけになってしまい何も変わらない。意識するポイントを明確にしながら取り組みました。

加速段階での動きに雑さが目立ったので、そこに課題を置いていきました。動きのポイントがズレてしまっていたので、脚の運び方を修正。すぐには修正できませんが、繰り返す中で変化がありました。まだまだですが、少し改善されたと思います。

オーバースピードトレーニングは男子に手伝ってもらいました。「チーム」として戦いに行くので、全員でサポートしていく必要があると思います。女子はその意識を忘れてはいけない。自分達だけで強くなっているわけではありませんからね。支えてくれる人間に感謝を忘れずに取り組んでいって欲しいですね。

最後に120mを1本走りましたが、かなり動いていたと思います。あともう一歩をどうしていくか??考えすぎて上手く動きが作れなくなっている選手をどう持っていくか?ここに中国新人の勝負はかかっています。明日から少し時間をかけて修正していきたいですね。あと少しがはまればかなり変わると思います。エース級の2人はハイレベルのスピードで来ています。土曜日に250mを走ったのですが、その時のタイム(ビデオ撮影していたので後で測定)は、中国大会以上です。全体のレベルが上がってくるというのは大切な事です。競り合いながら力を高めていきたいですね。

中国新人で「今の自分達の力」を確認したいと思います。戦えるレベルにはまだ届いていない。それはみんな分かってます。だからといって勝負しないのは面白くない。来年につながる「きっかけ」を掴みたいと思っています。特別な事はしていません。強くなりたいと願う者が増えているのは確かです。少しずつ前に進みたいですね。目指す所はもっともっと先にあります。

「強くなりたい」と願うならやるべき事がある。理解していかなければいけません。久々に練習を見ましたが、何とか形にはなってきています。先を見続けます。
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意味があるか?

2008-10-06 | 陸上競技
久々に学校に行きました。私がいない間に部活で若干のトラブルがあった様子。それに合わせてミーティングをしました。ちょっとした事かもしれませんが考えるべきだと思いますし、チームとして許してはいけない部分だと思います。

「周りに流される」事は許されません。自分の意識が甘ければ確実に周りに流されます。自分自身に自信を持てず、自分のやってい事を冷静に見ることができないという状態であれば悪い方にすぐに転がっていくモノです。

「その場だけ」の「楽しさ」を求めるのか?周りがルールを守れなければ自分も守らなくても良いのか?大きな間違いです。基本的な事が守れないなら、うちの部で練習をする必要はないと思います。「少しだから良いだろう」と思う考えが全てを台なしにします。そんな選手達の姿をこれまで何度も見てきました。その場だけで物事を考えるのではなく、その先どうなりかを考えなければいけません。

「一生懸命頑張りたい者」と「それなりに練習をしたい者 」どちらに力を注ぐのが「意味」があるか?手がかかるのは「それなりに練習をしたい者」の意識を引き上げるほうです。その労力はかなりのモノで、その間は「意識の高い者」に手をかける時間がなくなります。「やりたくない者」はやらなくても良いと話してきました。無理矢理やらせるのは可哀相ですからね。

世の中には「楽しい」と思う事がたくさんある。部活をしないで、帰ってテレビを見たりお菓子を食べたり、友達と恋愛話に花を咲かしたりするほうが単純に「楽しい」と思います。楽ですし苦しい思いをしなくてすみますからね。今の部活では様々な「我慢」も要求されます。私個人だけが求めるのではなく「チーム」として求められる部分があります。

今の部活には「楽しさ」があると思っています。今いる仲間と一緒に様々な事に立ち向かう事に伴う中で感じる部分です。それなりに「我慢」する事も多いと思います。しかし、世の中には一生懸命にならなければ分からない事があります。「我慢」をして「苦しさ」や「辛さ」に何かを目指す事で初めて分かるモノがある。その「楽しさ」はやった者しかわからないと思います。一瞬の「楽しさ」ではない。「本当の楽しさ」です。

自分のやるべき事をもう一度考えるべきです。一般の生徒とは違うことをやっているという認識を持つべきです。大切なモノが何かを考える必要があります。
「目標」を言ったり、「頑張ります」と口にするのは簡単です。それを実現するためには余程の「覚悟」がなければできないと思います。結局は「やる」か「やらない」かのどちらかです。「自分は頑張っている」という「高校生のレベル」からの視点でしかないと思います。それでは足りないのでこちらから「やった方がいい」という事を示しているだけです。それが「自分に必要だ」と思わなければ何も変わらないと思います。本当に変わりたいと思えば「自分で考える」事が必要です。変わりたいと願う気持ちが本物なら「やる」しかない。それだけです。

今の部活の取り組み、「意味がある」と私は信じています。将来、力になると。「意味がない」と感じるなら去れば良い。「中途半端に頑張りたい」という気持ちでは何も得ることはできませんからね。

何を目指しているのか??本当の仲間とは何か?全員が自分のも事としてもう一度考えていく必要があると思いますね。ここがきちんと出来て初めてチームが成立します。甘さを捨てるべきです。

ここまで求める必要はないと非難されるかもしれません。それでも求めていかなければいけないと考えています。こちらが全力で取り組まなければ、選手には伝わりません。「やる」か「やらない」かを求める限り、私は全力で取り組みます。

伝わるか??
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