kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

信じる…

2008-10-31 | 陸上競技
クラスマッチ終了後、いつもより40分以上遅い時間から練習開始。最初に冬期練習の基本メニューを渡しました。この冬飛躍的に強くならないと目指すべき場所には近づけません。それを理解させない限り本当の「強さ」は手に入りません。メニューに加えて、練習ポイントを伝えました。毎回毎回繰り返しポイントを説明しなくても、各自がきちんと理解して練習できるようにです。ここも「強くなりたい」という気持ちが強い者が強くなれるようにしたい。

加えて、プラスアルファの取り組みを始めることにしました。今のうちの選手、普通の部活には負けない取り組みをしています。もちろんまだまだやるべき事がありますが、かなり努力をしています。勉強面が足りないならそれを補う努力をしないといけません。私はうちの選手を他の教員よりも見ている自信があります。良い面も悪い面も合わせて見ています。私の分からない部分もあると思いますが、それでもかなり見ていますし、理解していると思います。私にとってはクラスの子は大切な存在です。うちの子供と選手はクラスの子とは少し違う意味で特別です。その子達をあーだこーだ言われるのは非常に不満が残ります。「何が解るのか?」と問い正しくなる…。そんな悔しさがありました。うまく言葉にできませんが、このまま嫌な想いを残したまま生活する気にはなりません。

うちの学校で塾に通う生徒は少ない(ほとんどいない)。なかなか勉強にまで目が向かない。でも「普通」のことをしていたらうちのような「普通」のチームがインターハイに出場するのは100%無理です。可能性が低い事にチャレンジしていこうと思うなら、今までと「何か」を変えてそれを「継続」する事ができなければいけません。選手に「勉強面」での課題を与えました。補強等と同じです。継続できる者だけが本当の「強さ」を身につける事ができる。この程度の「課題」が出来ない者が「インターハイ」を口にする資格はありません。うちの今の「力」で全国を目指しているなんて「無理だろう」と思う人は多いと思います。私は「出来る」と信じます。私が信じなければ絶対に届かない。話を聞く選手達の「目」は真剣でした。私の「想い」がきちんと伝わるようになればチームは更に強くなる。

ミーティングの後に冬期の練習手段な確認のためにタイヤ押しとタイヤ引きを軽くやりました。あまりやったわけではありませんが、「強くなりたい」と思っている選手の「想い」が伝わってきました。今までとは違います。「心」を作りたいと考えて数日間過ごして来た意味がありました。「本気」になればやるべきことが見えてくる。それを毎日の練習でどこまで出来るのか??各自が今のレベルを最低ラインにすることが出来ればチームは生まれ変わります。そこまでいかなければ、絶対に届かないモノを目指している。

私は選手の「想い」を信じます。私の「想い」を感じてくれていると…。強くならなければいけない。様々な意味で今のまではいけません。やるべき事をきちんとできるチームにしたい。

信じていきたい。裏切られるかもしれませんが、今の選手達はきっと分かってくれる。回りからの雑音を断ち切って強くなります。やれることは全てやる!!!それ以外にない!!勝ちに行きます!
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大切な時間…

2008-10-31 | 陸上競技
クラスマッチ、今日は球技系の種目でした。得意不得意がありますが、みんなが一生懸命やってくれる姿を見ることが出来て嬉しかったです。

こういう時にはメリハリを付けて楽しんで欲しいと思っています。もちろん勝ちに行く。でもその中でみんなが一生懸命になって頑張る姿が大切だと思います。部活で専門的にやっている選手が前面に出て競技をしているチームもありましたが、それで本当に面白いのか??どちらも楽しめない試合に意味があるとは思えません。価値観の違いでしょうか?うちのクラスはうちのクラスらしく一生懸命楽しみながらやってくれたらと思います。

試合時間が重なってなかなか上手く見ることができませんでした。試合に負けて涙を流す子もいました。すごく大事な事です。一生懸命やるからみんなと共有できる気持ちがあります。他の何よりもそれが大事だと思います。涙を流していた理由が「きちんとメリハリがつけれないチームに負けたのが悔しい…」という理由でした。これを聞いて私自身涙が出そうになりました…。日頃から言い続けている事です。「大切なモノは何か」を考えさせたいという私のスタイルです。それをこういう場面で意識して取り組んでくれていたというのは、この子達の成長を感じます。

「勉強」が出来れば良いとは思いません。学校で教えるのはもっと大切なモノです。部活も同様です。「競技力」だけでは意味がないのです。勉強できる子だけを優遇する体制は絶対に間違っている。「心」を育てる事が出来ない教育はありえない。強くそう思います。

クラスマッチを通じてさらにその辺りを感じました。生徒に特別好かれようとは思いません。大切なのはそんな所にはありません。行事を通じて生徒の成長を感じます。学校大切なモノは何かを考えないといけません。

良い時間を過ごすことができました。次は文化祭です。しっかり準備していきたいですね。
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クラスマッチ

2008-10-31 | 陸上競技
クラスマッチの1日目が実施されました。商業高校時代から市の総合スポーツセンターで行っていました。その流れを引き継いで商工になっても2日間外部施設を借りて実施しています。

昨年は国体と重なり担任ながら全くクラスマッチに参加できませんでした…。今年は日程もズレているのでずっと参加することができます。いやー担任の仕事は「事務作業」ではないと思っているので、学校行事に積極的に参加していってクラスの一体感を高めるのが大切だと思います。まーそこまで意図的ではなく、基本的に自分が「楽しいのが好き」というのが大きいのですが(笑)。担任が楽しまないとクラスの生徒も楽しめないと思います。指導者が真剣にならなければ選手が真剣にならないのと同じ。やるからには精一杯楽しんで、真剣に勝ちにこだわりたい。基本的に負けず嫌いなので、勝負事は負けたくない(笑)

うちは女子クラスなので男子との対戦が多いうちのクラスマッチはかなり不利です。昨年は最下位だったようです。うーん、残念。今年は何とか一桁に入りたいと思っていました。1日目はレクリエーション形式なので色々な種目があります。中でも盛り上がるのはクラス対抗リレーと綱引き。リレーは女子は女子での勝負なのである程度形になります。うちのクラスは陸上部短距離が2人。何がなんでも勝ちたい!他のクラスを見ると「テニス&バスケ」で組んでいるチームがあり、ここが断トツの力がありました。それでも負けたくないので作戦を練ってうちの選手にリレーゾーン(全く決まってないけど15m位かな)ギリギリまで使って長く走らせました。カーブがキツすぎるので直線でしか差が付きませんが、ここで稼いだおかげで有利に進めました。最後は力の差が出てしまい、0.5秒差位で負けてしまいましたがかなり会場は盛り上がりました。リレーメンバーの何人かは泣いていました。一生懸命やるから出る涙ですね。貴重な経験です。来年はリベンジ!!

綱引きは女子1人に対して2人のルール。初めてうちのクラスに有利(笑)。1回戦であまりにも強すぎてハンデが変わってしまいました…。もう少し遠慮しておけば良かった(笑)。他の女子中心のクラスはハンデ変更おかげで勝てなくなりました。うちのクラスの勢いがどれだけだったか分かります(笑)。その勢いで2回戦もなんとか勝ち上がり、準決勝で男子クラスと勝負。3年男子とはパワーが違います。歯が立たず完敗でしたが、クラスの一体感はかなり高まりました。それだけで十分です。

2日間あるのでもう1日。何とか商業系のクラスで1番になりたいですね。
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