kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

翌日の準備

2012-07-14 | 陸上競技
木曜日、この日は普段に増して更にバタバタ。4時間目から総合実践の授業があってこの中で翌日からの準備とリハーサルをしなければいけない状態でした。とにかく大変な作業です。ある程度は準備していました。というかマニュアルとは違いますが「基本的な流れ」になるものを1から作っていたのでそれなりに大丈夫だとは思っていました。翌日に中学校に出前授業をすることになっていました。それも教員側がやるのではなく「高校生」が行う出前授業です。

基本的にこれは「私の仕事」なのかどうかは分りません。3年生の担任をしていますから自然にそうなるのかもしれませんが、客観的にみると「kanekoが勝手に」と思われるのかもしれません。間違いなく「個人の仕事」ではなく「科としての仕事」だと思いますね。私は「生徒の力を伸ばしたい」という大きな目標があります。そのためのツールとしてこのような「出前授業」を利用させてもらえたらと考えています。別に目立ちたいわけでもありませんし評価を期待しているわけでもありません。誰のための教育活動なのかを考えたら自然に「やること」が見えてくるという感じですね。

多少冷ややかな目を感じています。愚痴を書いても仕方ないのは分っているのですがさすがに頭にきますね。「勝手にやっている」「周りに迷惑をかけている」という感じがあるのでしょうか。いやいや、結局やるのは私が中心に数人の教員と協力してやっているだけです。非難を受けるのは仕方ないとは思いますが、「代案」を出してもらいたいものです。今回の取り組みは座学で1年間ダラダラやるよりも間違いなく効果があります。きれいごとではなくそれくらいの意味がある教育活動だと思っています。この日は80人を動かす、翌日は240人(本校生徒)と120人(中学生含む)を動かすというのはめちゃくちゃエネルギーが必要になるのです。そのために何をするか何をしないといけないかをあらかじめ準備をしておく必要がある。結構大変です。

授業では私が最初に「例」を示しました。下級生や中学生に教えるためには「導入部分」が大事だと考えたのでこの部分だけはある程度の手本が必要になるかなと。ひきつけるための方法です。高校生レベルでここまで考えさせる必要があるのかという感じもありますがやはり大切な部分だと思います。それから先は「絶対にやること」を決めて、それ以外は各班の「アレンジ」を加えさせました。このような「高校生による出前授業」という形は「マニュアル」があってひたすらその原稿を読みながら「やるだけ」で終わってしまうのが大半です。しかし、これでは「教員の代理」でやるだけであって「高校生」がやるというのとは意味が違ってきます。高校生がきちんと自分たちで考えて自分たちが必要だと思うことを教える。このための準備です。

全て一任するわけにはいきません。さすがにそこまではできないでしょうから。「礼法指導」と「入退出の仕方」というテーマを決めてある程度の細かい設定は行いました。しかし、生徒の前で話す言葉やその進め方は各班のオリジナル。これは非常に大変な作業です。こういう経験は間違いなく生徒の力を伸ばします。

ツールはどんなものでも構わないのです。生徒の力を伸ばせる方法を教員側が準備できるかだけです。この部分に関しては私はかなり自信を持っています。それがちょっと突出しているため周りからは「勝手に」と思われるのですが・・・。生徒の動きとその成長を見てもらえばわかってもらえるのですが、それすら見てもらえないことが大半ですからね。

愚痴っぽくなっています。そして完全に「商業教員」的なblog(笑)。まーたまにはですね。とはいえ最近blogが滞っているので「たまに」書いた内容が陸上とはかけ離れているので「面白くない」と思われるかもしれませんが。結構つながっていると思うんですけどね。
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時間的な余裕が・・・

2012-07-14 | 陸上競技
本当にバタバタしています。何なんでしょうか。今年度は確かにやることが多いというのは間違いありません。自分のことはほとんどなくて全体を動かすような仕事が多い。これは本当に私の仕事なのかという気もしていますが、私が動かないとどうにもならない部分がると思っていますからひたすらやります。まー「またkanekoが勝手に」と思う人もいるんだろうなと感じていますが、「それなら代わりにやってください」って感じですね。気分的にはイライラも募ります。

愚痴のような内容になっていますが、本当に結構なことをやっています。授業の枠を越えています。しかし、間違いなく生徒には力が付きます。椅子に座ってあーだこーだやっているよりももっともっと大切な部分が身についていくのは間違いない事実です。教育効果としては変な検定を目指すよりは間違いなく高いと思います。「自己満足」と言われるかもしれませんがこれに関しては生徒の取り組む姿を見てもらったら一目でわかります。かなりのレベルの行動ができていますから。部分的な活躍ではなく日常生活でも同じようにしっかりとやってくれると良いのですが。ここはもう少し時間がかかりそうです。

水曜日は地味に雨でした。練習をするにしてもなかなか場所の確保ができません。基本的なことをやってからハードルを使った練習を行いました。これ以外できません(笑)。股関節をしっかりと使うことと重心を大きく移動させる事。この2つを重点的に行いました。やはり出来ない選手が多いですね。ハードルを越えていくことはできるのですがきちんとした形でその動きができる選手がほとんどいません。男子は比較的上手いのですが女子は身体がローリングしてしまいます。これでは狙いとする動きはできません。本人たちはイマイチ分っていないようでした。

上半身をローリングさせて身体を運ぶというのは簡単です。しかし、それは「ハードルを越える」という部分だけの練習であって狙いとする練習にはなりません。上半身を出来るだけ固定して股関節を一気に動かす。女子エースはこの部分は全くと言っていいほどできません。大きな課題だと思います。ここができないから重心の移動と膝の運びが変わらないのだろうと思っています。苦手な種目と言うのは誰にでもありますが、もっともっと上手く使えるようにならないといけないですね。

時間的にこれくらいで終了。地味な練習をひたすらやっていきましたからかなりの時間を使いました。いつもよりも気持ち早く終了。そして私はまた別の仕事に戻る・・・。疲れ果てて帰宅すると速攻で寝てしまう。この繰り返しです。いやー驚きます。それでも何とかかんとかやっていきたいですね。
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