kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

火曜日の練習

2012-07-11 | 陸上競技
火曜日、午前中にかなりのエネルギーを使っていました。思った以上に疲弊していました。それでも結構な仕事量が残されていたのでひたすら作業。仕方ないですがかなり大変です。

放課後練習に行こうと思ったのですが最初はクラスの生徒の進路についての対応。AOで大学を受けたいというのでそのための「手順」を指導していきました。AOや面接に関してはある程度の「コツ」があると思っています。ここに関してはかなりの自信を持っています。当たり前のことですが「何を話すか」で大きく変わってきます。まずは生徒自身に「やりたいこと」をしっかりと考えさせてその部分を明確にしないといけません。ここに多くの時間を割きます。ここがしっかりしてくれば間違いなく話す内容が変わってきます。この日は導入段階という感じでしたが本人は残って考えるということでした。なんとか進路を切り開いてもらいたいですね。

その後練習へ。この日は完全に身体作りの日としています。最初に身体の内面に目を向けるアップ。このアップは「本人次第」で大きく結果が変わってきます。単にやるだけなのと「肩甲骨」や「体軸」の部分に意識をして動かしていくことで間違いなくパフォーマンスがあがります。無理やり動かすのではなく「意識して動かす」という部分を重視していきたいと考えています。

その後ウエイトへ。「身体の内面に目を向ける」と「筋力向上」は一見すると相反することのように思われます。古武術なんかはトレーニング系を行うことは稀です。しかし、この部分は重要なのではないかと考えています。強化していきそれを自分でコントロールして使う。今もっている力を磨くことと更なるレベルアップを目指す。この両軸で取り組んでいくことは大事だと考えています。

そのまま外補強へ。これも単純にやるだけではなく「どの部分を使っているのか」「何のためにやるのか」をひたすら意識させるようにしました。これは本当にしつこく言い続けるしかないと思っています。シャフトを動かすだけではなく、その運動はどの部分に意識をおく必要があるのか、どのように動かすのが良いのかをしっかりと意識させます。上半身のリズムが下半身のリズムを生み出します。こういう意味でも肩甲骨の使い方は重要だと思いますね。これまでは分かっていてもできないということが大半でしたがこれからはしっかりとこの部分を取り組んでいきたいと考えています。

そのためには選手の「意識改革」が求められます。私がどうこうではなく選手がどうしたいかという部分が大きいと思いますね。そこに向けていくことが大事。ひたすら身体を動かして「練習しているつもり」になって「頑張っている自分に酔う」というのは避けたいですね。しっかりとした目的意識をもってやっていきたいと思っています。

合間合間の練習も比較的集中できるようになってきたのかなと思います。メイン練習では集中してもつなぎの練習で動きを意識できなければ意味はないかなと思います。もうワンランク上に行くためにしっかりと取り組んでいきたいと思います。
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実践発表会

2012-07-11 | 陸上競技
記憶があいまいになっていて何を書いていたか思い出せない今日この頃です(笑)

火曜日、この日は3年生の総合実践の中間発表の場としていました。これまでは期末考査の前段階で発表を行っていたのですが思うところがあって時期をずらしました。これまでは3年生だけで視聴覚室という大きな部屋に集めて発表会を行っていました。どちらかというと閉鎖的な発表会ですね。これはこれで意味はあったと思いますがもう少し工夫が必要なのではないかと感じました。

単に「発表すればいい」というのではなくきちんとした目的意識をもって発表を行う必要があると。加えて身内だけの発表ではどうしても「馴れ合い」になってしまい「ある程度のところでいいか」という感じになってしまいます。そのため工夫をしました。うちの学校ではどうしても学年単位で動くことが多いので学年を超えた交流というものがほとんどありません。1年生は3年生がどのような授業をやっているのかがイメージできないのです。良いことではないですね。

その部分を打破するために発表会を3学年通じての「縦割り」の形で行いました。各学年を細分化してグループを作りそのグループの前で3年生が発表するという形です。ほとんど口をきいたことのない生徒の前で発表することになりますから緊張感はかなりのものだと思います。プレゼンテーションという形で人前で話するのはこれが初めてだと言っても良いくらいの経験のなさ。本来はもっともっとこの部分をしっかりとやっていかないといけないと考えています。こういうのは「場数を踏む」ことが大事です。何度も何度も経験することできちんとできるようになります。自分たちのやっていることを他者に伝えるというのはものすごいエネルギーを使うのです。その経験を積ませていくことを大事にするのです。

ここで大事なのは「話を聞く」で終わらないこと。下級生は必ず質問をするようにしました。これも練習です。クラス単位での授業で指名されて答えるのとこういう場面で質問をするのは大きな違いがあります。これも練習だと思っています。人の話を聞いてその内容を理解して質問する。こういう経験を1年生の時からやっていくことで3年生になった時には大きな差が付くと思っています。これも「トレーニング」ですね。恥ずかしがって発表できないというのはありますが、それでも強制的にやっていくようにしない限りはいつまでたっても何も変わりませんから。

発表&質問が終わった後は少し砕けた感じで座談会を実施。これはかなり話ができていました。これも初めての試みです。学年の枠を超えて意見交換をすることで「つながり」が生まれます。普段は交流がないのでほとんど話をしませんがこれを機に学年を超えて関わってもらえたらと思っています。こういう「しかけ」を作るのが我々の「仕事」だと思っています。

発表はまだまだでしたが、初めてということを考えると悪くはなかったかなと感じています。実は担当商店の方にも来ていただき発表を聞いていただきました。「非常に良い内容だった」と褒めてもらえました。これは救いですね(笑)。しかし、発表の内容が良く考えられていたとしてもその「プレゼンテーション」の方法にまだまだ改善の余地があります。どれだけ良い内容でも声が小さかったり原稿を読みながらの発表では相手には上手く伝わりません。この部分をもっともっとやっていかないと上手く話は進まないでしょうね。新しい取り組みですがこの形を定期的に行うことで間違いなく生徒には力が付いていきます。「暗記力」に頼らないきちんとした「力」を身につけさせたいと思っています。

びっくりするくらい大変でした(笑)。終わってしまえばどうってことないのですがここに至るまでは・・・。ちょっと大変ですね。次は「礼法指導」を行います。これに関してもまた書きます。「陸上」についての部分が少ないですね~。これもまた書きます(笑)。
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