木曜日、この日は少し技術的なことをしてから走ろうと思っていました。やるとしてもショートまでという計画。朝の段階では小雨が降っていました。仕方なく軒下で動きの確認。寝転がって脚運びをやってから立ってその場で確認。少し思うことがあったので全体で「重心」の確認をしました。以前はよくやっていたのですが「目を閉じて片足立ち」の姿勢を作り20~30秒間静止。自分自身の身体の「軸」を作り、それを感じる。思っている以上に安定しない選手が多いのが現実です。止まっている状態でそれができないのであれば走っているときには安定しません。それを何度か繰り返して階段ドリル。地味です(笑)。
午後は上述の通り「少し走る」予定。始まる前に小雨が降っていたのでグランド状態があまり良くありません。うーん。練習開始前に全体を集めて話をしました私の高校時代の話です。2年生の時に県新人で優勝してかなり走れるようになって3年生の春を迎えました。ある日、練習直前まで雨が降っていたのでグランドでは走れず。かなりぬかるんでいていたので近くの山で練習をして戻ってきました。そこで顧問の先生が出てきて「勝手に練習をして」と怒られました。普段から自分たちでやっていたのですが・・・。「走るのを見ていないのでグランドで走れ」と言われました。状況はよくないのに・・・と思いながらも仕方なく走る。そういう気持ちで走っていたからかもしれませんがグランドのぬかるみで足が滑りました。この瞬間にこれまで経験したことのない激痛。かなりひどい肉離れをしました。これによりインターハイ路線のレースはほぼ終了。全て自分でケアをする状態だったので肉離れからの回復手段も自分で調べて行うだけ。中国大会まで進むことができましたが準決勝では自己ベストから2秒以上悪い状態で敗退。悔やんでも悔やみきれないシーズンとなりました。
選手にはこの話をしました。どれだけ力があっても「怪我」をしてしまったらおしまい。全力でレースができない状態になれば勝負はできないのです。私はそれほど理不尽な要求を選手にはしないつもりです。この日もグランド状態が悪いので屋外で走るのは止め。無理をする必要はありません。走らなければいけないという気持ちは当然ありますが、それ以上に「万全の状態でレースをする」方が大事。自分の身体のコントロールは自分自身でしかできないのですから。
また、春先に一緒に合宿をさせていただいたMiyashoのTakasu先生からのメッセージも選手に伝えました。遠い地でうちの選手が活躍してくれていることをうれしく思う。チームの選手にもそのことをしっかりと伝えたと言われていました。また、県総体で活躍したのは「過去のこと」でしかない。これからはその「思い出」は忘れて勝負の舞台に向けてやるべきことをしっかりと考えて進むように選手に伝えてほしいとのことでした。本当にありがたいことです。今から全ての地区で地区大会が行われます。どれだけ力があってもここで6番以内に入らなければインターハイはない。県で勝ったことに浮かれるのではなく次にやるべきことに集中しなさいということです。キャプテンを中心にこのあたりは分かっていると思いますが、もう一度念押しですね。「山梨で逢いましょう」というメッセージも伝えました。奮起してもらいたいものです。
1時間程度動きの確認をしました。その後、無理の内容に屋外で動き。2年生のスキップが上に抜けてしまうのでこの部分の改善をしておきたい。そう思ってチューブを使ってスキップ。前に進みません(笑)。それでも方向を確定させるには十分だと思います。その後少し改善された感じがありました。そのまま「腰が進む」という感覚を作るためにチューブを使って歩く。これも地味。普通に歩くだけなのですが腰が進む感覚を持たせたい。何故か数人ロボットのような歩き方になっていました(笑)。変な力みがあるのだと思います。
最後に頭の上にペットボトルを乗せて歩く「軸づくり」も実施。これは織田記念の時に2年生でインターハイ2冠を達成した選手がアップ場でおこなっていました。一緒にいた大きなエースと「え?」と驚いたのを覚えています。午前中に軸づくりの部分を少しやったのでもう少し確認してみたいなと思って。これはこれで本当に難しい。多くの選手がかなり上手くなりました。中国大会前に何をやっているのか?という話ですね(笑)。これにより雰囲気は良くなりました。笑いが絶えない。だからといって練習に集中できないという感じではありません。悲壮感がない(笑)。インターハイに行くんだという気持ちは強くあると思いますがだからといっていつもピリピリしている感じではない。「やるときはやる」でいいと思います。まー切り替えができればこのような雰囲気の方がいいチームになるのかなと感じています。切り替えができずダラダラするならこちらか強制的に気持ちを引き締めるための檄を飛ばさないといけませんが、今のところ問題なし。
2時間程度で終了しました。これで疲れはだいぶとれたと思います。これから1週間ちょっと頑張らなければいけないかなという感じですね。油断せずにしっかりと取り組んでもらいたいと思います。良い練習でした。
午後は上述の通り「少し走る」予定。始まる前に小雨が降っていたのでグランド状態があまり良くありません。うーん。練習開始前に全体を集めて話をしました私の高校時代の話です。2年生の時に県新人で優勝してかなり走れるようになって3年生の春を迎えました。ある日、練習直前まで雨が降っていたのでグランドでは走れず。かなりぬかるんでいていたので近くの山で練習をして戻ってきました。そこで顧問の先生が出てきて「勝手に練習をして」と怒られました。普段から自分たちでやっていたのですが・・・。「走るのを見ていないのでグランドで走れ」と言われました。状況はよくないのに・・・と思いながらも仕方なく走る。そういう気持ちで走っていたからかもしれませんがグランドのぬかるみで足が滑りました。この瞬間にこれまで経験したことのない激痛。かなりひどい肉離れをしました。これによりインターハイ路線のレースはほぼ終了。全て自分でケアをする状態だったので肉離れからの回復手段も自分で調べて行うだけ。中国大会まで進むことができましたが準決勝では自己ベストから2秒以上悪い状態で敗退。悔やんでも悔やみきれないシーズンとなりました。
選手にはこの話をしました。どれだけ力があっても「怪我」をしてしまったらおしまい。全力でレースができない状態になれば勝負はできないのです。私はそれほど理不尽な要求を選手にはしないつもりです。この日もグランド状態が悪いので屋外で走るのは止め。無理をする必要はありません。走らなければいけないという気持ちは当然ありますが、それ以上に「万全の状態でレースをする」方が大事。自分の身体のコントロールは自分自身でしかできないのですから。
また、春先に一緒に合宿をさせていただいたMiyashoのTakasu先生からのメッセージも選手に伝えました。遠い地でうちの選手が活躍してくれていることをうれしく思う。チームの選手にもそのことをしっかりと伝えたと言われていました。また、県総体で活躍したのは「過去のこと」でしかない。これからはその「思い出」は忘れて勝負の舞台に向けてやるべきことをしっかりと考えて進むように選手に伝えてほしいとのことでした。本当にありがたいことです。今から全ての地区で地区大会が行われます。どれだけ力があってもここで6番以内に入らなければインターハイはない。県で勝ったことに浮かれるのではなく次にやるべきことに集中しなさいということです。キャプテンを中心にこのあたりは分かっていると思いますが、もう一度念押しですね。「山梨で逢いましょう」というメッセージも伝えました。奮起してもらいたいものです。
1時間程度動きの確認をしました。その後、無理の内容に屋外で動き。2年生のスキップが上に抜けてしまうのでこの部分の改善をしておきたい。そう思ってチューブを使ってスキップ。前に進みません(笑)。それでも方向を確定させるには十分だと思います。その後少し改善された感じがありました。そのまま「腰が進む」という感覚を作るためにチューブを使って歩く。これも地味。普通に歩くだけなのですが腰が進む感覚を持たせたい。何故か数人ロボットのような歩き方になっていました(笑)。変な力みがあるのだと思います。
最後に頭の上にペットボトルを乗せて歩く「軸づくり」も実施。これは織田記念の時に2年生でインターハイ2冠を達成した選手がアップ場でおこなっていました。一緒にいた大きなエースと「え?」と驚いたのを覚えています。午前中に軸づくりの部分を少しやったのでもう少し確認してみたいなと思って。これはこれで本当に難しい。多くの選手がかなり上手くなりました。中国大会前に何をやっているのか?という話ですね(笑)。これにより雰囲気は良くなりました。笑いが絶えない。だからといって練習に集中できないという感じではありません。悲壮感がない(笑)。インターハイに行くんだという気持ちは強くあると思いますがだからといっていつもピリピリしている感じではない。「やるときはやる」でいいと思います。まー切り替えができればこのような雰囲気の方がいいチームになるのかなと感じています。切り替えができずダラダラするならこちらか強制的に気持ちを引き締めるための檄を飛ばさないといけませんが、今のところ問題なし。
2時間程度で終了しました。これで疲れはだいぶとれたと思います。これから1週間ちょっと頑張らなければいけないかなという感じですね。油断せずにしっかりと取り組んでもらいたいと思います。良い練習でした。