kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スピード刺激

2014-06-10 | 陸上競技
なかなか更新できません。色々とやることがあってその対応に追われます。また、若干イラっとすることもあるのでその感情を抑えながらやっていくというのは大変です。「厳密にいうと良くない」ということはたくさんあります。が、それでもなんとかやって来ました。まー杓子定規にキチッとしなければいけないと言われたらこちらが悪いかもしれませんが。

月曜日は午後から職場訪問がありました。そのため時間に余裕がありません。午前中3時間授業をやってから急いで訪問。この日は卒業生が3年生向けに話しをしてくれるということになっていました。この子も私が担任をしていた子です。時間をとってあれこれ話しをしたかったのですが、このような状況だったので顔を合わせるだけになってしまいました。うーん、残念です。

練習は短い距離で。暑いのもあったのでパッとやってパッと終わるようにしたかったのですが先週は疲労抜きも含めてそれほど練習ができていません。土曜日はかなり走ってはいますがまだまだです。この日は絶対に走っておきたいと思っていました。中国大会に出る者はやる時はやる、休む時は休むというメリハリをしっかりとつけたいと思いますね。

いつも通りアップを行ない、バトン並走を3本目。その後30&60を。これは課題を新しく決めました。30mを走る方ができるだけ早くスピードに乗せるという部分です。こんなことは当然なのですが改めてしっかりと意識させたいと思います。0.5秒の間に多くのチームがいます。本当に一瞬ですがその一瞬に全ての勝負が決まってしまいます。昨年、大分インターハイのサブトラックでキャプテンと一緒に4継のバトンを見ました。この時に高いスピードの中でバトンを渡す必要性を改めて感じました。当たり前のことです。が、それを目の当たりにするとやはりやらなければ勝てないなと感じます。ここをもう一度意識しておきました。並走は4本です。

その後、バトンを。2本ずつ計4本。感覚的にはまずまずかなという感じですね。小さなエースは練習ではそれほど走れません。「楽しくない」とよく口にします(笑)。この子にとってやはり「スピードが出て気持ち良く走れる」というのが一番のモチベーションなのだと思います。もちろん、それなりのスピードが出ているので問題は全くありません。1走も随分走れるようになって来ました。間違いなく県総体よりは速いですね。これをどれだけ大会で出せるか。かなり良いと思います。
大きなエース、こちらは高いレベルで安定。昨年の中国大会前にも「速いな」とずっと思っていましたが今はそれ以上ですね。総体の前より更に良い。ものすごい楽しみです。かなり強いと思いますね。3走、少しずつ復調して来ています。本人の感覚的には土曜日よりは良くなって来ているとのこと。総体の時は一番調子の良いときを10とすると6くらいだったとのこと。めちゃくちゃ悪い(笑)。今は7くらいかなという感じでした。まーここの部分が改善されてくると本当に上のレベルに行きます。他のチームと比べるとうちには大きな可能性が残されていると思います。普通に走ってくれるだけで戦えるようになります。

その後、各自でスタートの確認。出の感覚だけ確かめました。大きなエースも小さなエースもスタートがもうひとつだなと感じていました。そのためスタブロから出る練習の頻度を増やしておく必要があると思います。多めに行いました。終わってからすぐにトゥトレ。スピード刺激を入れました。すでにここまでかなり走っています。疲れはあると思いますが、神経系に刺激を与えておきたいと考えていました。いつもよりと多めに。終わってから各自で60mを2本。自分の走りにこの感覚を近づけておきたい。

全ての練習が終わってから3走の子が「筋力が落ちている感覚がある」と言ってきました。元々筋力が低く一年間かけてやっとある程度の筋力がついてきました。それでもまだ不足しているのですが。中国に向けてもう少しトレーニングをしたいということ。焦る必要は全くないと思っています。この子が普通に走ってくれればかなりの確率で戦えます。この子は自分の走りをすれば良い。私がもっと速く走らないといけないと考え始めたら力んで走れなくなります。多くを求めるつもりはありません。他の3人がなんとかしてくれます。頼りっぱなしが嫌だったらなんとかして走れるようになれば良い。焦る必要は全くないのです。

本人の申し出もあったので色々と考えました。自分のやりたいことを達成するために必要になるであろうサプリメントを急いで購入。まー本人がやる気なのでそれに応えるのが私の唯一の役目。他にできることはありません。とにかく会話をするようにはしています。本人が焦らないように、過大な責任を感じないようにですね。

何とかしていきたいと思います。確実に良い方向に進んでいます。自信を持ってスタートラインに立てるようにしていきます!

コメント
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