kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

夏休み最後の練習

2014-08-31 | 陸上競技
土曜日、夏休みの最後の練習としていました。私は山口に宿泊してから早朝に学校へ戻るという強行日程。まー好きでやっているので問題はないのですが。さすがにこの日は体調がMAXで悪い。前日の朝から喉の痛みと咳が気になってはいたのですが、この日は尋常ではないレベルまで来ていました(笑)。くしゃみが止まりません。それでも予定を変更できるほど余裕はないのでやり切ることに。

8時から練習開始。アップはダイナマックスから。一日練習を予定していたので慌てず午前中は動きを中心に行うことにしました。我ながらしつこいなと思いながらもやり続けました。この日も野球部の練習試合をやっていたので距離を走ることは不可能。下のグランドでは小学生の野球、陸上競技場ではサッカーとうちが使える場所が全くない状態だったのもあり、少し予定を変更して基本的なことをやることにしました。

動きの部分を徹底しました。最近はここまでやらなくても走れる選手がいることが分かってきています。走れる選手は技術云々ではなく速いのですから。それでもうちが戦うためにはこの部分は外せません。壁をやったりスティックを使ってしつこくやっていきました。足運びだけの部分とそれに重心移動を加える動き。あまり好きではないのですが、「出来ていない者の動き」を他の選手に見せました。本人はあまり良い気はしないと思いますが、自分が出来ていないという部分は理解させなければいけませんし、こちらが話をしている動きと異なる動きとの「差」を目で見てわかるようにしなければいけないと思います。重心移動がほとんどなく「脚で迎えにいく」動きがある選手はなかなか改善されません。中学時代は何も考えずに走れていたかもしれません。体型も変わってきてそれだけでは済まなくなります。ここは繰り返しやっていきながら自分自身に体感させていくしかないと思います。

走練習に入る前に先日合宿でやった内容の確認。ほとんど理解していない。これでは走りにつながることはありません。言われたからやる。その意味を考えずにひたすらやるだけで走れるようになるならもうすでに走れるようになっています。まだまだ甘いですね。チューブを使って練習をしますがその動きの中に力を加える方向を意識させました。加速段階での動きも徹底しておかなければいけません。ここは数日間、中間疾走の走りはしつこくやっていましたが加速段階が少し弱くなっていました。全体の部分をきちんとやっておきたいですし、加速がきちんと出来なければ中間に上手く結びつきません。大切な要素を疎かにして特定の部分にだけ特化するのは最終的にはマイナスだと思います。

その部分を意識しながらチューブをやって並走と30&60。更には前半マーク走まで。練習の流れとしてここまではしっかりとやっておきたいと考えていました。まずまず。

午後から2時間休息を挟んで更に練習。本来であればトレーニングを中心に行いたかったのですが、ちょっと思うところがあって走ることに。久々にハードル走を行いました。冬期練習ではかなりやっていたのですがここ最近は全くやっていませんでした。ハードルを上手く跳ぶというのではなく走りにつなげるための練習です。幅跳び選手もいるので必要になってくる練習だと考えました。踏切の感覚を身につけるためにはやはり実際に跳んでいく必要があります。うちは学校に砂場がありませんからこういう練習を取り入れながら対応していくしかありません。

見ていると「出来なくても一生懸命にやろうとする者」と「こちらが求めることをやろうとしない者」に明らかに分かれていました。これまでも何度も言ってきました。「苦手なことから逃げない」という部分は大切です。しかし、上手く出来ないことに向き合わずに誤魔化してしまいます。かなりの量をやったのですが最後まで出来ませんでした。ちょっと考え物ですね。私が激怒してやらせるというのは最近は違うと思っています。出来ないことから逃げていたら結果はついて来ない。実際に走練習をすると本数を重ねるごとに「差」がついていきます。練習中にも厳しく指示しましたが「言い訳」や「逃げ道」を作ってしまう傾向がある。その根本的な部分が変わらなければ同じところで止まったままです。最後には自分に返ってくる。ここに気づけるか。

他の種目でも専門をやりました。高跳びも真面目に。私は前に進む種目をやりたいと思ってきました。上に跳ぶ種目というのはイメージできません(笑)。それでも可能性のことを考えるとやるしかないのかなと。細かい技術は教えられません。それでも基本的にやるべきことはわかっているつもりです。元々器用な選手ではないので細かい技術を教えても身につかないと思っています。とにかく身体を浮かすためにはという話だけしてその練習を。最終的には短助走で145をクリアする寸前まで来ました。身体自体は155を越えるくらいは浮いています。全助走になってスピードが上がってくれば確実にクリアするんだろうなという感じでした。元々踏切とクリアランスは抜群に上手いですから、基本的な動きは教える必要はないはず。浮きさえすれば跳べると思います。

最後に全体的にジャンプトレーニングをして終了。ここでも感じることがありました。これではチーム全体に影響を及ぼします。ここは考えないといけないですね。戦うチームにするためには例外は認められない。逃げ道を作りながら本当に戦えるのか?ちょっと課題が残ります。

全体的にはかなりの取り組みの水準まで来たと思います。支部新人と比べるとかなりレベルアップしている感じがあります。これを県新人までになんとかもう少し引き上げたい。それができれば目標に届くと思っています。この夏の経験はなかなかできるものではありません。今後の私の指導に大きく影響を及ぼす夏だったと思います。多くの経験をさせてもらえたことに感謝したいと思います。

秋のシーズンが始まります。まずは自分の体調を戻さないといけないですね(笑)。一先ず書き記しておきます。
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手伝い

2014-08-31 | 陸上競技
金曜日、この日は県新人の準備を手伝うことになっていました。同時に3年生の夏休み最後の練習にしていました。国体があるとはいえここまでかなりの練習を2年以上続けてやって来ています。この夏は気持ち多く休ませています。心と身体を少し休ませる機会がないと持たないと思ったからです。

会議が10時からだったので朝は一旦学校へ。練習の指示を出すためと3年生の顔を見にいきました。まー別に夏の練習が終わると言うだけなのですが(笑)。走るメニューだったのでプレッシャーをかけておきたい部分もありました(笑)。下級生は土曜日を一日練習にしていたのでこの日は少し落とし目に。流石に疲労があるでしょうから。

メニュー的にはそれほど多くありません。3年生は120+60を何本かやるようにしていました。ここに到達するまでのメニューも下級生は少なめに、3年生は多目に。少し差をつけました。私はアップだけしか見れませんでした。後は選手任せ。山口に会議の手伝いのために出発しました。移動の途中雨がかなり降ってきました。雨の指示を出していなかったのでどうなっているかかなり不安。自分達で変更するというのは出来ないでしょうからグランドがぬかるんで怪我をしないか心配でしたが、なんとか無事に練習ができたということでした。こちらは安心。

私自身はこの日の朝からめちゃくちゃ体調が悪くなっていました。くしゃみが止まらない。それでも手伝うという話になっていたのでやらなければいけません。それなりに仕事はしたと思います。それなりですが。

夜は親しい先生と食事をしてから懇親会、更にはまた数人で行きつけの寿司屋さんへ。この辺りになると少し元気になっていました。正確にいうと楽しかったので体調の悪さを完全に忘れていたというだけだと思いますが(笑)。どう考えても無理をしていました。それでもこういう時間は楽しいので全てを忘れてしまいます。何かあるごとにいつも一緒に食事をするのですが毎回楽しい時間を過ごさせてもらっています。ありがたいことです。

夜寝ていると咳が止まりませんでした。1人ではなく他の人と同部屋だったのでかなり遠慮して咳をする。ダメージ倍増。気が弱いのでこういう時には眠りが浅くなります。快復する気配なし(笑)。

書き記しておきます。
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一日練習2

2014-08-31 | 陸上競技
blogを更新しようという気持ちはあったのですが、金曜日からめちゃくちゃ体調が悪くなってしまい断念。尋常ではなくキツかった。まーだからと言ってやらないといけないことはたくさんあったのでほとんど休めないのですが(笑)。

で、忘れかけつつありますが木曜日の午後の練習について触れておきたいと思います。午前中に基本的なことをひたすらやっていました。動きの部分です。同時に疲労度も麻紙ていたはずです。合宿があって疲れが抜け切る前に練習負荷をかけていますから当然です。それでもモチベーションを高いところで維持しておかないと練習にはなりません。気持ちの部分です。

練習は通常通り。普段の練習で行うメニューです。壁をやってかはハードル。野球部が練習試合をしていたので少しゆっくり進めていきました。可能であればバトンまでやりたいと考えていたので。走る頃になってタイミング良く試合終了、並走から始めることにしました。きつい部分はあると思いますが本数は多めに。バトン走をやる時にペットボトルを準備させました。パトンパスを確認するために必要です。効率良くやっていくためです。

この段階で走れている者とそうではない者とに分かれていました。これだけ疲労していたら当然です。見ているときちんとコミュニケーションが取れていなくて足長がきちんと修正できていません。走り云々ではなくここの部分はダメだと思います。タイミングが少し早かったのもあると思いますが「明らかに渡らない」という状況でした。練習をなんのためにやるのかを考えないといけません。が、2度目も全く同じ状態でした。これは本当にダメ。「走りを意識したら大丈夫と思った」という返答。いや、そのレベルで渡るような距離ではなかったはずです
。少し話してもう一本やらせました。足長の調整をしてきちんと渡す。日によって違ってくる部分を各自が言葉にしながらやっていかないと次につながりませんね。それでもバトンのための日誌は書いていました。ここは成長。

重心の移動のことがあったのでトゥトレを。2本ずつ実施しました。最後に60mを2本走って終了。2年生の1人がかなり走れていました。「抜かされたらどうしよう」と走る前に口にしたおかげで3年生に火がつきました(笑)。そこまでは「走れない」と言っていたのですがその一言で大会並みの集中を見せ2年生は完敗。やはりここ一番の強さは別格です。
2年生も悪くはなかったのですがここで力の差が出ます。疲労状態であっても走らないといけない時に抜群の走りをする。こういう強さが実際のレースに生きてくると思います。

結局練習終了は17時前。合宿ではなく単独の学校練習ですがトータルで7時間くらいはやったのではないかと思いますね。なかなか出来ることではありません(笑)。疲れはあると思いますがこういう機会が今後につながっていくと思います。

記憶が曖昧になっています。思い出せる範囲で書きました。すみません。
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