kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

近況2

2014-08-15 | 陸上競技
紆余曲折ありながらうちから2人、長崎国体の代表候補となりました。あとは理事会で承認を受ければ晴れて代表です。12日は試合が終わってから19時過ぎまで選考会議。うちの2人もそれが終わるまでひたすら待つ。レースが終わったのが13時過ぎだったと思うので6時間くらい待つことになりました。ヘトヘトになったと思います。代表候補に選ばれたら宿泊、選ばれなかったら帰宅というシビアな状況に置かれていました。勝っていますからかなりの確率で選ばれるという感じはありましたが、やはりしんどかったと思います。待ち疲れていたかもしれませんね。

13日から合宿。全体的にはレースの翌日なのでほとんど練習をしないという流れでした。フリーとなったのでうちの2人は走らせることにしました。精神的にも疲れている部分はあると思いますが、これから先のことを考えるとやはりやっておかないといけません。インターハイ前から調整練習をしていて今回の国体選考のレースのためにも調整。ほとんど練習が出来ていません。休むことも必要かもしれませんがここは頑張らせないといけません。

前日、代表候補になったのでその辺りのことは話していました。残り2ヶ月、しんどいこともやらなければいけない。一人は元々練習が大好きというタイプではありません。出来れば練習はしたくないというのを自分でも口にします(笑)。が、本当に競技が出来るのは2ヶ月だけ。これで人生の中の陸上生活は終わってしまいます。絶対にやり切らせたい。こちらも厳しく対応しなければいけなくなる部分があります。

他の選手がのんびりしている中でうちの選手は短い距離を走りました。先輩も見に来てくれて細かい部分のアドバイスをもらうことができました。技術的指導では明らかに力の差があります。私はまだまだ足りません。こういう機会にアドバイスをもらうことで自分のチームに還元出来ることがたくさんあります。今回はバトンの話。インターハイでは師匠に、国体合宿では先輩に少しずつ教えてもらうことができています。これを自分の力に変えていきたいですね。長い距離は走らずひたすら短い距離。午後は他校の選手とのバトン。先輩の配慮によりうちの2人だけ本数を増やしてもらうことができました。感謝ですね。

木曜日は午前中のみ。スタートをしてバトンで終了。2時間しか練習時間がありませんでしたからやはり不足します。日程的に厳しい状態でしたがそれでも高いスピードを出すことができたので問題なし。

私はハードル担当。今回は昨年に引き続き参加する選手がいたので話をしながらやっていきました。腰が痛いということなのでとにかく抑えながらやることに。ここで無理をして悪化させても今後にプラスになりません。できるだけ抑えながら。ハードルの一台目の入りに課題があるということなのでその部分の指導。普段フリーでやっているようなので自分で練習を組み立てるための練習方法を話しながらやっていきました。一台目の入り、ハイハードルではありませんからとにかく積極的に入りたい。そこの部分の練習をしました。今後どれだけその動きがつながっていくかだと思いますね。

うちの選手は合宿終了後学校へ戻りました。1・2年は朝から練習をさせていました。合流してトレーニングをすることに。3年生にとっては肉体的にも精神的にもきついと思います。これから3日間休みを与えていました。ここ最近ほとんど休む機会がなかったので心身共にリフレッシュさせる必要があります。そのため高い負荷をかけておこうと。気持ち的にしんどいと思いますが、これから先のことを考えると絶対にやっておかなければいけません。以前に比べると我慢して練習できるようになって来た感じがあります。

ダイナマックスをやってからシャフト補強、バランスディスクをやりました。かなりきつかったと思います。下級生も午前中に練習をしてからさらにフルでトレーニングですからキツイと思います。貯金をする時期だと思っていますからどんなことがあってもやっていかなければいけないと思います。トータルで2時間やりました。筋肉痛から回復する前に負荷をかけていますからしんどいでしょうね。それでもこれから先の勝負のためにやっていくしかありません。力不足をどれだけ補えるか?大切なことだと思います。

選手もかなり疲れていると思います。3年生2人はほとんど休むことなくここまで来ました。練習負荷云々ではなく精神的にも日程的にもキツイと思います。そしてその2人よりもハードな日程で生活してます(笑)。休めない性格と休めない日程。相乗効果によりヘトヘトです。それでもやらなければいけないなと感じています。目の前にいる選手のために何ができるか。そこが最優先事項だと感じています。自分のことよりも選手優先。この生活を変えることはできないですね。

そのうち休めると信じて動き続けます。一先ず近況報告でした。
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近況

2014-08-15 | 陸上競技
ちょっと毎日を振り返るほど余裕がないのでまとめて書いておきます。

火曜、この日は急遽記録会となりました。国体最終選考会の代わりに行われる。それも「選考の参考にする」という微妙な位置づけ。13日からは普通は盆休みになるので急に日程変更して12日に大会を行うといって参加できる選手は少ないと思います。更には役員も難しい。高齢化が進んでいます。「ホームページで役員募集をします」という話でしたがどう考えてもネットで陸協のサイトを見て確認して役員に来る人は少ない。年齢的なかなり厳しいですから。もう酷い展開です。

当日になってみないと役員が集まるかどうか分からない状況。私が担当する部署、なんと2人の参加でした。もちろん私を含めてです。プログラムに記載されている役員の数は20人くらい。それを2人でやるってどういうことなのか?結局10時スタートで16時40分くらいまでずっと役員をし続けました。全てのレースで私が合図をしてレースが始まるという流れ。1レースも外しませんでした。なんなんでしょうか。

それによりうちの選手の状況を全く確認できず。話もできず、アップを見ることもできず。どうなんでしょうか?仕方ないこととはいえ、役員をするために指導をしているわけではありません。特に今回は選考に関わる選手を2人抱えていました。なんのための選考会なのか?考えさせられます。

ほとんど動きを見ることもできないままレース。通常であればレースを見ることができるのですが、今回はスタート地点から見なければいけません。レースの流れも全く分からない。ここ最近の動きの様子を考えて予選終了後少しだけ話をしましたが、あとは選手に任せるしかありません。2人とも無難に決勝に残ってくれました。調整云々の話ではなかったのでどこまで走れるのか未知数の状態でした。予選のタイムが悪かったので二人ともかなり不満そうでした。

他の選手も申し込み自体はしていたのですが、これだけ日程が変わったら対応できません。前述のように前日に一日練習にしました。試合で数本刺激を与えるよりはこれから先のことを考えてハードな練習を課しました。かなり良い練習ができたのでこれは不幸中の幸いかなと。今良いタイムで走ると自信が持てるかもしれませんが、これから先のことを考えるとやはりやっておく方が良い。参加料の返却はありません。これも微妙なことなのであまり書きませんが、どうなんでしょうね。参加するのが当然と言われても予定変更をできる範囲は限られていますからね。

決勝の結果、小さなエースが12秒25でトップ。大きなエースが12秒36で2位。文句なく国体選考の対象になります。3位になったら面倒なことになるという雰囲気がありましたが(笑)。レース結果を見て二人には話をしました。タイム的には大きなエースが上。しかし、大切な場面で勝っているのは間違いなく小さなエース。春から書いていますがどちらが強いのか?と言われると即答できない力の差です。「どちらが100mの代表になっても不平不満を言わない」「お互いに認め合える存在であり続ける」という話をしました。どういう形になっても本人達がやるべきことは変わらないと思います。代表として全力を尽くす。それだけです。

この子達にとって高校生活の陸上は残すところ2ヶ月。最後の全国の舞台になります。大きな舞台でラウンドを進む。人生の中でこれほどの経験ができることはありません。気持ちを切らさず全力で取り組んでもらいたいと思います。結果的に二人ともリレーの代表として選ばれました。一人は100mも走ります。県代表として高校生が2人、それも同一高校というのはそれほど多くないと思います。きちんと力が出せれば46秒2くらいで走れるのではないかという4継メンバーです。決勝に進むことも目指せるのではないかと感じています。大きな舞台でうちの二人がバトンをつなぐ。これほど誇らしい事はありません。

疲れはめちゃくちゃありますがなんとか自分自身を奮い立たせることができます。この子達のおかげですね。保護者の方々もきっと喜んでくださるのではないかと思います。この子達と競技が出来て本当に幸せです。残りの時間、一緒に出来ることを全力でやっていきたいと思います。この子達の活躍を期待してください。
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