kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ダメージが大きい

2014-08-23 | 陸上競技
木曜日、選手は練習を休みにしました。前日に支部大会あったとはいえそれほど大きな負荷がかかっているわけではありません。当初から休みとしていたのでひょっとしたら予定を入れている者がいるのではないかということで諦めました(笑)。

私は前日の支部大会の後に光で懇親会があったのでそれに参加。少し遅くまで話をしていたので帰宅は11時過ぎ。ゆっくり寝れたら良いのですが木曜日は保護者会が入っていました。かなり早く起きて職場へ。準備をしました。

例年であれば7月に日程調整をしてなんとか保護者会を入れていたのですが今年は全くもって無理でした。日程を考えて入れられる日は支部新人の翌日からしかありません。保護者と話をすることになるので中途半端な状態ではできません。普段より緊張感を持ってやらなければいけません。そのため早朝から準備をしておきました。で、終了は19時過ぎ。合間に3年生が履歴書の確認のために持って来たりするので気を抜く暇がありません。休憩時間はほぼなく11時間くらい過ごしました。

流石にダメージが残っています。夏休みに入る前からほとんど休むことができません。元々休むのは苦手なのですが、ここまでくるとダメージが大き過ぎる。それでも休む暇はないのでやるしかないのですが。あまりにも疲れ過ぎて21時前に寝ていました。選手からメールが来ていたのですが全く目が覚めず気づいたのは翌日の朝。週休2日とかいうのは夢のような話しです。2ヶ月で1日しか休みがない(笑)。

グチになりますが流石にもうちょっと気を抜く時間が欲しいかも。職場にいる時は想像以上にやることがあります。部活だけやっているだろうと思われているのかもしれませんが、それ以外の時間の方が圧倒的に多い。「夏休みがあって良いね」と思われるかもしれませんが普段も長期休業中もほとんど休めません。「公務員だから仕方ない」と言われるのかもしれませんが最低限の権利はあると思います。それでも生徒や選手が目の前にいればそんなことを考える余裕はなくなります。回復措置とか代休という事柄とはほぼ無縁です(笑)。ドライになって時間外は働かないという感じになるともっと休めるのかもしれませんがそんな感じにはなれませんねー。

性格的な事もあると思います。が、日程的にあまりにもハードすぎるのではないかと思います。それでもやるしかないのですが。とにかく動き続けます。
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ミーティング

2014-08-23 | 陸上競技
大会が終わってから後片付け。学校に戻ってテントを元の位置に戻す。あれこれやることがありました。

で、どうしても話しておきたいことがあったので長距離も含めて全体ミーティングを少し。更に長距離、短距離男子、短距離女子とそれぞれに話をしました。

今回の大会結果、ここだけを評価するつもりはありません。一番気になったのは人任せにするという部分です。今回は3年生がサポートに回ってくれました。大会が終わり、私は学校に軽トラを取りに戻りました。競技場に戻ってみると3年生がテントを遠くから運んで来ています。他の選手は閉会式に参加している。閉会式が終了してものんびり話をしながら歩いて帰ってくる。目の前で3年生がテントの片付けをしているのにです。競技結果云々ではなく、周囲に気を配れなかったり3年生が他の者よりも動いているという状況について問題があると思いました。

新チームになって初めての大会です。うちはもともと3年生が2人しかいませんでした。なかなか伝統という部分が作れません。大会準備や片付けなどに顕著に現れます。自分から何かをしようというのではなく誰かに何か言われなければ行動が出来ない。ここは練習中にも出て来ることです。大会や合宿は「普段の取り組み」が出ると思っています。普段やっていることしか出来ないのです。バトンにしてもそう、声出しにしてもそう。普段適当にやっている者は緊張した場面や特別な場面では絶対に必要なことができないのです。普段の練習への取り組みから見直して行かなければいけないと思っています。

また、ガムシャラさが明らかに不足しています。頑張っていることは認めます。しかし、そのレベルがどこなのか?中学時代から全国で活躍をしているような選手が集まっているわけではありません。勝負となったらそのような選手たちとも戦わなければいけないのです。3年生もかなり努力して来ました。私に激怒されながらも、きつい練習も何度も乗り越えて来ました。だから強くなって来たのです。今の新チームにはそれがありません。私が無難な練習しかさせていないのも影響しているのかもしれません。何が何でもやってやろうという雰囲気が足りないのです。明るく楽しくという感じはありますが、根本の部分が足りません。これでは次やっても同じことです。

特に短距離の女子には厳しく話をしました。自分達の置かれている立場をもっと冷静に受け止めるべきです。今のままでは勝負はできません。県新人の決勝に残るのがやっと。とても中国新人を狙うレベルではありません。3年生が抜けて4継で4秒落ち。通常であれば考えられない。どれだけ今まで3年生に頼っていたのかがここに現れているのです。1年生は確かにインターハイに行きましたが、完全に連れて行ってもらっただけ。インターハイに向けてどれだけのことをやっていたのかを一番近くで見て来たはずなのにそれが練習に出てこないのです。何が何でもやってやるという気迫を感じない。その状態で本当に戦えるのか?

今の段階ではインターハイは狙えません。それは明らかです。しかし、一冬越えれば分からないと思っています。あとは本人たちが県新人までの1ヶ月でどのような練習をしてくれるかです。そんなに甘いものではない。昨年の今頃の4人の持ちタイムはそれほど高いものではありませんでした。今年はエースになる選手がいません。本当にチーム力が問われるのです。全員がどれだけ自分の力を高めることに専念できるか?人任せにしていたら何も変わらないのです。

チーム内で勝負する気があるのか?他校の選手に勝てないと思ってレースに出ていないか?本当に強くなりたいのであれば過去の実績は関係ありません。今自分が何をするかなのです。今まで勝てなかったから次も勝てないと思っているような選手は競技者にはなれません。絶対に勝ってやるという気持ちがなければ実績がある選手には追いつけないのです。チーム内でも同様。学年関係なく勝負をすることができなけれ浜今の状況から抜け出すことは不可能だと思いますね。

女子は大半の選手が涙を流しながら話を聞いていました。この涙が何を意味するのか?厳しい話をされたから泣いているのであれば先には進みません。力が無いわけではありません。本人たちがかそれを引き出すところまで行っていないだけです。ガムシャラに何が何でもやってやるという姿が出て来るか?ここに全てがかかっています。

この子達の可能性を信じています。今回の支部大会がきっかけとなり力を発揮してくれればと思います。
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支部新人~批判覚悟で2~

2014-08-23 | 陸上競技
続き。前の記事、批判をされることも想定しています。それでも書いておく必要があると思って書きました。もう一点、書いておきたいことがあります。

今回の大会、男子部員数人にとって初めての大会となるものでした。これまで他の部に所属していたので陸上競技の大会に出るのはこれが初めて。その中でどうするか?というのがポイントになると思っていました。2人いるのですが2人とも夏休みに入ってすぐに股関節が痛いということで練習を離脱。インターハイ期間はほとんど練習をしていないのではないかと思います。

2人ともかなり面白い存在だと思っています。一人はうちの男子エースと互角に走るくらいのトップスピードでした。足を痛めてほとんど練習が積めず初期の頃の走りに戻ってしまいました。それでもこの状態でリレーを組むというのは以前からの約束事。が、一週間前に「足が痛い」と言ってきました。前と同じ場所です。ちょうと卒業生が来てくれていたのでケアの仕方を教えてもらって対応することに。治療に行くという感覚があまりないのかもしれません。病院に行っても治らない。これだけは明らかです。最初に痛めた時に上級生から治療院の話は何度か聞いているはず。そこにきちんと行ったのか?安静にしていたら治る。当然です。スポーツをするのであれば積極的に治療に行かないとなかなか改善されないと思います。

二度目に痛いと申し出て来た時に「走れないようならリレーは棄権する」と話していました。この意味をどれだけ受け取ってくれるか?全力でケアをして治すためならなんでもするという気持ちをもって行動できるか?ここが大切だと思っていたからです。

試合の個人レースではスタートが全く出れませんでした。本来の動きの片鱗を見せることもなく終了。うーん、どうなんでしょうか。で、最終種目にあるリレーの直前に「足が痛いです」と申し出て来る。冷たいようですが「棄権」とだけ言いました。考えてもらいたいからです。他のメンバーが集まって来て本部に「棄権します」と伝える。いやいや、確かに私は「棄権」と言いましたが、本当にその意味を考えているのか?言われたから「棄権する」のか?ちょっと集めて話をすることにしました。

一人が走れない。ここは良いことではない。前もって「リレーを中心にする」と言っているのです。痛みがあって走れないようなら早い段階で申し出てメンバー交代をするべきです。それに気づいている者もいたはずですから事前に考えることができたはずです。また、個人種目に出て足を痛めるのであれば今回はリレーに専念するという方法もあったはずです。

更には今回のことは「足を痛めた選手」だけの問題ではないはず。リレーは一人では走れません。4人必要です。そのうち一人が「ダメだから走らない」で終われるのか?他のメンバーの気持ちはどうなるのか?リレーをするために練習をして来ました。その部分を台無しにして終わりで良いのか?チームとしては大問題だと感じました。

もっと早くに考えることができたのではないか?一人走れそうにないならメンバーを交代して出場するという申し出が出来ないか?高いレベルのことを求めているとは思いません。本当に自分達がリレーに出場したいと思えば自然とするべき行動は決まって来るからです。走れない選手は責任を感じる必要がある。しかし、それだけではなく他のメンバーも「リレーに出るために」という考えが不十分です。

「棄権」と言われたらそのまま「棄権する」と申し出る。そんなに軽いものなのでしょうか?そうであれば今後もリレーに出る必要はないと感じました。みんなの力を合わせて走るのがリレー。一人が欠けたことに対する危機感が持てない。出れないなら仕方ないかくらいの軽い気持ちであればリレーに力を注ぐ必要はないかなと。

春先から女子が必死にインターハイを目指してやっていました。この時にも足を痛めた者がいて最悪の状態を想定して動いているのを見ていたはずです。女子は女子、として見ていたのではないか?そういう部分がチーム内にあるとどれだけ個人の力が付いてもチーム力としては上がりません。必死さと想いが足りないのです。

こちらの話をどれだけわかってもらえるか?男子はこの辺りが課題です。自己中心的な行動が多々見られます。チームとしての意識が足りないところもあります。ここは本当に大切なことだと思っています。

結局リレーには出場させました。他チームと比べると走力では劣りますがバトンの部分で差があったので3走が終わるところまではほぼトップ。急遽アンカーを変えたのでバトンは最悪の状態だったのでここで逆転されましたが、これまでの練習の成果はある程度出せたと思います。本当に棄権していたらそれを確かめることも出来なかった。ここの意味をもう一度真剣に考えてみる必要があります。

何を感じるか?大きなことだと思います。まーこの程度で他者から批判されることはないのかもしれません。それでもここ最近の状態を考えると批判も想定に入れなければいけないなと感じています。ひとまず記しておきます。
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