kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合同練習 with kc高校3

2017-02-12 | 陸上競技
感じたことを。

やはり一番印象的だったのはms先生の人柄です。選手に対する関わり方やチームに対する考え方。今回の私の中でのテーマは「話を聞く」ことでした。選手一人一人に対して真剣に向き合う。その姿は素晴らしい。

坂道走もハードル走も一番最後の組みの選手が一番ms先生と話をしていました。技術的な話というよりは「勝ちました!」というような雑談に近い話。ms先生は「うちのチームを支えてくれているのはこの子達だから」という言い方をされていました。どうしても力がある選手は目立ちます。日本一になればやはり強い選手が目立つ。が、そこではなくそれ以外の選手に対しての評価。

これまでのチームも実は「知る人ぞ知る選手」がいてくれたから今のチームがある。表面的に目立つ選手ではなく「支えてくれる選手」の存在をすごく大切にしているんだなと感じました。短距離だけではなく長距離も投擲も跳躍も全て1人で見る。だから合宿にはいかない、と。選手をそばで見ながら関わっていく。強い選手を集めてきてその選手が強くなれば良いという指導ではありません。全ての選手に対して、なかなか勝ち上がれない選手こそ大切にするという感覚。「当たり前」と言われたらそうかもしれない。が、言葉ではない「温かさ」を強く感じました。

その子達が練習の雰囲気を作る。力で引っ張る選手もいればムードメーカーとして声を出してみんなを盛り上げる選手もいる。ムードメーカーも強くなるために必死に取り組む。それが相乗効果を生んでいくんだと感じました。これはチームとしての伝統とそれを感じ取る力だと思います。

本当はもっともっと話を聞いたのですが書くと長くなるのでいつの日か(笑)

あとは選手ですね。とにかく前向きに素直に取り組む。ここが凄いなと思いました。全てにおいて一生懸命取り組みます。強くなる選手だから当たり前なのかもしれません。うちの選手は苦手種目であったりキツくなってきたらやはり「甘さ」が出ます。が、kcの選手は最後の一歩まで手を抜きません。絶対にスピードを緩めない。そして諦めない。やり切るのです。真剣に競技と向き合っている。

全ての種目で競争をしていました。自分よりも力が上の選手と一緒になったとしても「勝ってやる」という気持ちが前面に出ています。「勝てない」と思わない。何とかして勝とうとする。絶対に諦めないのです。それを毎日毎日繰り返す。前の記事にも書きましたが練習で本気で勝負しているから負けたら涙を流す。試合ではなく普通の練習です。決して手を抜かない。負けを良しとしない。ここの感覚なのだと思います。

よくG先生と話をするのですがやはり指導者としての「器の大きさ」が必要になります。どうでもいい事をひたすら言い続ける。他者を批判するが自分は何もしない。そんな指導者であればやはり本当の意味で選手は育たない。そこを改めて感じました。

明るい。やはりそこが大きい。明るく一生懸命。そして負けず嫌い。強くなる選手です。もちろん練習が効果的に配置されているなというのも強く感じましたが印象に残るのはms先生と選手。そんなチームを目指したいなと改めて思います。

同じ高校生です。我々とは違うと思えばそこで終わり。あの一生懸命の選手達と勝負しなければインターハイには進めないのです。そこだけは忘れたらいけない。競技以外の指導を受けていたり、上手くいかないからとやる気を失っている暇はない。肌で感じてくれたとすればチームは変わる可能性がある。

本当に貴重な経験でした。休みのない中、我々のために時間を作ってくださったms先生とkcの選手にとって感謝。多くのことを感じる事が出来ました。小さな世界で「指導できる」と思い込むのではなくもっともっと広い世界を見ていかなければいけないと改めて感じました。この経験を活かしていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合同練習 with kc高校2

2017-02-12 | 陸上競技
続き。

当初の予定では競技場に移動して走る予定でした。しかし、天候が良くグラントが使えるだろうという事で急遽学校のグランドでの練習に切り替わりました。これまた普段の練習を見る事が出来るのでありがたいなと。

練習開始時にkkのha先生が来校。ここでも色々な話を伺う事が出来ました。来月体幹トレーニングを中心としたDVDが発売されるとのこと。そのデモ版を見せてもらいました。是非しっかり見て見たいなと。購入を検討したいと思います。

その間、うちの選手はkcの選手と一緒にブラジル体操。なかなか面白いですね。サッカー選手がアップで行う種目ですが集団で実施。初めてやる動きですからなかなか出来ません。2セット行うということなのでその時には何とか形になっていました。やはりやっていけば出来るようになるな、という感じですね。そのままの勢いで少し長めのウインドスプリント。

続いてシューズでのバトン走。これも課題を決めて実施。ビルドアップ形式で少しずつスピードを上げて行く。うちも並走をやります。それよりも短い感じで受け渡しを終わらせる。全部で10本実施。途中からスパイクを履いて実施。スピードが上がれば受け渡しが難しくなります。決められた場所をオーバーすることもありました。普段と形が違ったとしてもそれに対してきちんと対応できるようになっていかなければいけません。走り自体は良くなってきているなと感じました。

普段の並走とは異なりますがこの練習も上手く導入できると良いなと感じました。受け渡しをもっとスムーズにするためには頻度を増やす必要があると思います。そうであれば短い距離で受け渡しをきちんとする頻度を増やしていきたいなと。狙い自体は同じだと思います。それでも「精度」が違うかなと。

そこからはハードル走。色々なバリエーションの中でやっていきました。うちも普段少しハードルを跳びますがかなり下手。それでもチャレンジ。100mHの練習も兼ねているとのことでした。ハードルを跳ぶだけではなく幅跳びの踏切練習も意識している。ハードル選手だけではなく全員でやる。ここに大きな意味があると思います。

うちのハードルは1人ずつやります。が、kc高校では横一線でスタートして競争。うちのパターンだと出来なかったら「適当」にやって終わってしまいます。足が合わないからできない、みたいな感じになる。が、kcでは競争します。勝ち上がり負け下りでやっています。ハードルが上手いとか下手とかではなくインターバルをきちんと走ると上手く追いつく事が出来る。ここに大きなポイントがあると思います。

ピッチアップの効果が期待できます。sat選手もハードルは苦手。それでも手を抜かずやり続けるそうです。インターハイで決勝に残るswt選手もハードルは苦手だけどインターバルを走るように意識したら変わってきた、と。今では一番好きな練習だと話していました。ハードリング云々が狙いではなく本当の狙いは別にある。ハードリングにも狙いはあるのですが。

かなりの本数をやって今度は土の上で120mのハードル走。これも競争。一昨年中四国合宿で指導させてもらったars選手もやっていたそうです。この練習では他のスピードがある選手に負けたりしていたと話されていました。インターハイチャンピオンが学校の練習でハードルで負ける。すごい話です。うちの選手は「足が合わない」という中で走り続けていました。出来なくてもやる。やっているうちに少しずつ「走る」という意識の中でやる事が出来ていました。

最後に補強をやって終わり。やはり強いなと感じながら見ていました。うちはまだ「甘い」という感じですね。結構やっているつもりですがまだまだ。早速取り入れていきたいなと思う種目があるのですが道具の作成が(笑)。ここも考えながらやっていきたいなと思います。

特別な練習ではありませんでした。msは「体育の授業みたいなものだから」と言われていました。が、表面的な部分ではなくその中に様々な要素が含まれています。多分表面的にやったとしても追いつくことはできないと思います。そしてそこに取り組む選手の姿勢。素直に一生懸命に取り組みます。見ていてこちらが応援したくなる。

うちの選手はこの中で何を感じたでしょうか?何かを感じ取ってくれなければ意味がありません。

実施した内容はひとまずここまで。別に感じたことを書いておきたいと思います。本当に貴重な経験でした。感謝。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合同練習 with kc高校

2017-02-12 | 陸上競技
前置きが長くなりましたが土曜日は岡山で日本一のチームと練習をさせてもらいました。ほぼ休みのない中で引き受けて頂いたms先生には感謝の言葉しかありません。

少し早めに学校に到着しました。その時に選手がホウキやチリトリを持って自転車に乗っている姿が見受けられました。どこに行くのかな?!と思って見送る(笑)。ms先生に挨拶をして話を伺うと「坂道で練習しようと思っている」とのこと。普段やっている練習をして頂ける。これはすごくありがたいなと。

今回は私自身がしっかりと話を聞きたいというのもありました。試合会場ではかなり話をしますが最優先事項はレースですから細かい話はできません。今回練習を依頼する時sz先生に電話番号を伺ったのですが「あんなに話してるのに電話番号知らないの?!(笑)」と驚かれる(笑)。普通ならもっと早い段階で連絡先を伺うのが当たり前なのかもしれないですが。

そういう部分もあって「表面的な話」に関してはかなり話をしていました。が、色々と聞きたいなと思う部分がありました。sz先生からは多少脚色された話は何度も聞いていましたが(笑)

練習場所について話を聞きました。坂道や砂浜を使った練習をよくされるという話でした。「近いんですか?」と尋ねると「自転車で25分くらいかな(笑)」と。え?結構遠いじゃないですか。砂浜も同じくらいの移動だということ。良い練習場所を求めて。何故その坂を下り使うのかという話も色々と伺いました。面白い。

車で10分以上かけて山へ。いや、結構遠い(笑)。午前中はこの坂を使って練習をするとのことでした。私は常にms先生に付いて話を聞く。めちゃめちゃ謙遜されるので練習の意図を感じるためにはそばにいてひたすら聞き続けるのが一番早いかなと。

練習はシンプルでした。ブラジル体操をしてそこから「競歩」の動き。早歩きからスプリント、早歩きからバウンディング。何故その動きをやっているのかをシンプルに説明。それを選手がやっていく。アップはそれくらいで早速走りました。何をするのかな?と思っているとスタブロが出てきました。お??と思っている間にスタブロがセッティングされて坂道でのスタート練習!!衝撃的でした(笑)

3台セッティングして勝ち上がり、負け下り形式でやりました。最初は緩やかな坂を使いながらの練習。今回日本一の選手は欠席でしたが他の選手も強い。インターハイで決勝に残る選手が複数います。その中で常に「勝負」をする。これだけで大きな刺激になります。緩やかな坂で20mから80mまで1本ずつ。

少し休憩して今度は急な坂へ。引き継ぎスタート。20m地点まで緩やかな坂でそこからは一気に急斜面になります。この意味も説明していただきました。急な坂を走るというのはキツい。走りの中で何をするのか。

加速区間の話でした。インターハイの決勝。大半の選手が35mくらいまできちんと加速している。身体が起きてしまうと加速ではなく中間の動きになる。kcのst選手は他の選手よりも10m近く加速区間が長かった。ここに差があるのではないか?!と。それを意識するための練習。

見ていると明確でした。11秒台で走る選手はきちんと我慢できる。急斜面でも身体が起きません。うちの選手はそれができない。途中でms先生からアドバイスをもらって何本か良い動きが出来るようになってきました。実際にやりながら身につけていく。見ていて面白い。

最後に急斜面のみで。10mから40mまで。ここも面白かったですね。

結局、うちの選手は一度も先頭グループで練習をする事が出来ませんでした。あと一歩のところで勝ち上がれない。12秒前半の選手が多くの勝ち上がれないというのもある程度仕方ないかなというのもありますが一本くらいは上がりたかった。坂道が走れないのは筋力ではなく加速がきちんと出来ないから。まさにタイヤ引きと同じです。

最後に「tail impossible」を。何のことかよく分からなかったのですが全員で一緒にスタートしてフィニッシュ時に後ろから2人は次に走る事ができない。6本走って最後に決勝という位置付けで4人だけで走る。場所取りなどの関係もあります。本数が多いので最初から全力で行くわけではありません。そうであれば力がない選手でも上位に入って勝ち上がって行く事ができる。強い選手の7割と力がない選手の10割であれば勝てる事がある。

うちの選手、場所取りも上手くいかず1本目で2人落ちました。さらに次の1本でもう1人。力的にはそれなりにある2人が1本目で落ちました。あとはひたすら見ているだけ。他の選手が必死に走っているのに走ることも出来ず見るだけ。これは最高の刺激だと思います。普段は「走りたくない」と思っているかもしれません。しかし、こうやってみんなが一生懸命に練習している姿を客観的に見る。自分たちは強くなるチャンスを逃しているのです。

最後の1人は6人まで残りましたが準決勝敗退。

最後の1本は熾烈でした。普段は絶対的エースが存在するので勝てない。そのエースが不在なので「勝てる」チャンスがある。必死に走っていました。11秒台の選手が勝ちました。私からすればタイム的な事があるのでこの子が勝つのが当たり前なのかと思っていましたが実は跳躍選手の方がいつもは強いとのこと。初めて勝ったと言っていました。

同時に負けた跳躍選手は泣き崩れていました。試合ではありません。普通の練習です。その中で負けたとこが悔しくて涙を流す。「負けても仕方ない」とは思わないのです。ここはうちの選手にとって肌で感じる部分だったのではないかと思います。1本しか走っていない。他の選手は必死に涙を流するくらい練習をしている。その輪に入れない自分がいる。

練習が終わって学校に戻る事になりました。下まで降りてきたのですが一番最初に抜けた2人が「トイレに行きたい」と言ってきました。トイレは坂の一番上。そこまで行くのは時間の無駄ではないかな、と思いました。それでも行きたいというので。話を聞くと「悔しい」と口にしていたようです。場所取りが上手くいかなかったというのもあるのでしょうが「何となく残れるだろう」と思っていた。結果は一番最初に脱落。あとは見ているだけ。そんな自分が許せなかったのかもしれません。トイレに行くというのは口実?で「もう一本走る」というのが最大目標だったので坂の上まで走って行ったようです。

もちろん、県総体や中国大会では「もう一本走りたい」と言って走ることは出来ません。勝ち上がる以外に方法はないから。しかし、これまでとは違う姿がここにあったと思います。どれくらい思っているのかはわかりません。周りが練習をしている姿を見て「自分もやりたい」と思える。それだけでも大きな刺激です。

とにかく絶対に手を抜かない。疲れてきても最後の一歩まてま緩めない。勝てなくても絶対にスピードを緩めない。この姿を見たかった。強くなるための練習をしているのです。こういう雰囲気の中で練習をするから強くなるんだと思います。手を抜かないというのが当たり前だから。特別なことではない。そんな雰囲気。

他にも感じた事があるのですがそれはまた別に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追憶

2017-02-12 | 陸上競技
書きたいことがたくさんあるのですが。少し思い出話を。

前任校、5年連続でインターハイに進んでいました。400mから始まり最後の年は100mで2人、4継と複数で勝ち上がることができた。4継で進むまでかなりの時間とエネルギーを使いました。簡単なことではない。

最初にインターハイを目指そうと強く思えたのは初めてインターハイに出場した400mのriが1年生の時。その前にもヨンパでインターハイを狙える選手がいたが私のやり方に対しての不信感からか良い方向に進ませてあげることが出来なかった。情けない話だがそれが現実だった。

2008年だった。中国大会のマイルで予選落ち。+4の所でプラスの5番目。前年も同じ状態であと一歩で届かなかった。当時の記事を読み返すと分かるのですがかなりしんどい状態でした。チーム崩壊。リーダーになるべき選手達が「自分のことしか考えられない」状態でしたから負けるべきして負けるという感じ。

そのままでは何も変わらない。そう思っていた。このタイミングで岡山のha先生が主催される合宿に参加できることになった。初めての県外合宿。本当は全員を連れて行きたかったが車の関係でマイルで主力になる4人だけを連れて道後山での合宿へ。これが大きな転機になった。

その時、うちはまだ完全に無名。中国大会でラウンドを進むことができない選手ばかり。中学時代の実績は誰もない。個人で中国大会に進むような選手は1人も来てくれない状態だった中での新しいチャレンジ。県外に出て自分達の「弱さ」を知ろうという感覚。

合宿の中で一番目立っていたのは岡山のkc高校の選手。行動が早い。とにかく自分達から前へ前へ出て行く姿。休憩が10分と言われても3分くらいしたら集合場所へ集まっている。速いとか強いとかそういう話ではなく「選手として」の「差」を感じた。競技に対して真剣に向き合う態度。どんなにキツくても絶対に力を抜かない。緩めない。ここの感覚。選手も衝撃を受けたようでした。

合宿から戻って練習再開した日、合宿に参加していた女子4人がバッサリと髪を切っていました。どうしたのか?と尋ねると「kcの選手は全員短かったから」という返答。別にそこが大切ではないと思うが。インターハイに行くためにkcの選手と勝負しなければいけない。目の前で見たkcの選手との差。そこを肌で感じた。明らかに行動が変わった。

翌年3月の中国合宿。帰りの車の中で「ユニフォーム変えたい」と言い出す。県外の選手との交流の中で「セパレートの方が走りやすい」という話を聞いて「0.01秒でも速く走れるなら」という気持ちになった。県内ではどこも導入していなかったセパレート。県内に目を向けるのではなく「中国で戦う」事を考えての発言。大きく変わった、ら

その流れの中で県総体ではriが私の指導の中で初めて県総体優勝。秋の県新人ではマイルで大会新記録で初優勝。中国新人では複数種目で決勝進出。これまでの指導の中で最高に楽しい時間を過ごせた。今でもあの当時の練習の雰囲気はすごかったなと思う。今とは全く違う。

riが沖縄インターハイに進んでから5年連続でインターハイへ。転勤してしまったのでそこで終わってしまったが私自身が貴重な経験をさせてもらった。指導者としての基礎はその数年間で培われたと思う。

昨年度転勤して新しい環境の中で練習をスタートした。もう一度0からのスタート。簡単なことではない。私の考え方、やり方に対して理解してもらうことから始めないといけない。異文化を受けいるというのはお互いに厳しい。やりたいなと思うことはほぼできないまま時間だけが過ぎてしまった。これはわたしのやり方が良くなかったのだと思う。徐々に変えていくという事が出来なかったから。選手には申し訳なく思う。

今年度になりチームとして少しずつ機能し始めて来た。まだ甘い部分もある。いや、甘い部分の方が多い。特に主力になる1年生女子に危機感がない。それを変えるために大阪に行き、中四国合宿に参加した。変わりつつある。が、まだ強くなるための「心」が備わっていない。なんとなく自分達が強くなるんじゃないかと思っている感覚。もっと強くなるのに。

昨年の中国大会の時。kcのms先生に「練習しに行ってもいいですか?」とお願いしていた。「焼き芋焼いて待ってるわ」と言って頂いた。商業系の選手の検定が終わるまでは動けない。来週は2年生が修学旅行。行けるタイミングはこの日しかない。強行日程ですが11日に練習をお願いした。

早い段階でお願いしていた。本来であれば先週の土曜日の件があるので練習で他県に連れて行くというのはどうなのか?という話。が、こんなチャンスを逃したら次はない。そう思って実行した。

前任校が大きく変わるキッカケとなったkc高校。今も変わる必要がある。感じ取ってくれるかどうか。それが出来なければ意味がない。自分達がインターハイに行くためには日本一のチームと戦わないといけない。「相手が強いから負けても仕方ない」というのではなく「戦うんだ」というのでは気持ちが必要になる。

原点かもしれません。強くなるために。多くのこと感じてもらいたい。そう考えていた。

記憶をたどる。自分自身原点に帰る。貴重な時間でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする