goo blog サービス終了のお知らせ 

kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

リレー練習?

2017-02-28 | 陸上競技
月曜日、この日はかなり暖かかったですね。朝は少し寒いかなと思っていたのですが、日中はかなり暖かい。風が少し冷たい中というのはありましたがそれでも過ごしやすくなってきました。スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに変更しても大丈夫そうな雰囲気。油断できないのですが。

この日は商業系と工業系でテスト実施科目数が異なりました。商業系は2時間、工業系は3時間。そのため練習は別々に実施しました。人数が少なくなるので盛り上がりに欠けますがそれでも以前に比べると随分声が大きく出るようになってきたかなと。逆に男子が少し元気が足りないかなという感じがあります。男子が引っ張ってくれるとチーム自体の雰囲気も大きく変わるのですが。

少人数での練習となったのでてきぱきと。ダイナマックス投げのバックフロントをやってからそのままおんぶダッシュ。人数が奇数になるので私も手伝いました。できる限り偶数でやっていきたい。おんぶ系は偶数になっても男女では組ませません。そうなると効率が悪くなる。このあたりも何とかできるといいなと思います。非常に難しい(笑)。

そのまますぐにスパイク。この最近はスキップ走をするようにしています。特に理由があるわけではないのですが(笑)。これが一番効率よく動きが作れる気がしています。細かいことをあれこれ指示しなくてもできる。切り替えや重心の移動などもできるので。とにかく流れの中で実施するにはいいかなと。

加速段階の動きが不足している気がしたので「壁の引き出し」と「タイヤ押し」を。引き出しを数回ずつやってタイヤ押しを8mくらい。膝の締めと引き出し。ここを重点的に。とはいっても2サイクルしか実施していないですからよほど意識しなければ身につかないのですが。

そこからはバトン系。すべて1本すつとしました。短い距離ので「受け渡し」の確認。そこからは少し加速してからの並走。これも1本ずつ。続いて「合わせ」も。距離的なものがあるので60m+50mとしました。本当はもう少し距離を走りたいのですが。60m+50mと書くと110mでやるのかと思われますが実際は70m。うちのグランドではこれ以上の距離が取れません(笑)。久々に合わせをやるとなかなか上手くいかない部分もあります。それでも随分スムーズになってきたのかなという感じはあります。

続いて50m+50m。途中の30m地点を並走。これも本当は60mずつでやりたいのですが距離が・・・(笑)。20m地点で合流。その後30m区間を並走。バトンの「出」のタイミングで。これはリレーの距離感の確認になります。普通に走るだけではなく少しずつリレーの要素を取り入れていくことは大切なのではないかと。

早く出すぎても遅すぎても練習になりません。そうならないようにしっかりと相手を見ておかなければいけない。ここはノーマークで実施しました。相手との距離感のみ。実際のレースを想定しての「出」です。これからはこの手の練習頻度を増やしていきたいなと思います。

最後に60mの並走。60m走ったところでバトンパスをする。相手との走力差やその日の調子を見極めながら実施する練習です。これは絶対に手が抜けない。少しでも緩めるとバトンが渡らないからです。後ろから追う選手が速くて追いついた場合は無視して抜いてしまうようにしています。高いスピードの中で我慢して走るというだけで練習効果は高いと思っています。

ここまででちょうど1時間。計算しているわけではないのですが。ほとんど休んでいないので結構キツいかもしれません。それでも短時間でできることを最大限にやる。ここはすごく大切だと考えています。

詰め込みすぎかもしれませんが「気を抜けない」という意味では効果あると思っています。

女子が終了したら男子が来たので結局私は2時間グランドへ(笑)。見ていて楽しいと思える練習であればこれは苦にはなりません。グランドで練習を見続けるのは私の楽しみでもあります。明るい雰囲気の中であればどれだけでも見ていられます。

その後、勉強を教える。まーこれも必要だと思うので。

あっという間に1日が終わりました。書けることだけ書いておきます。少しは練習日誌らしくなったでしょうか(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コミュニケーション

2017-02-28 | 陸上競技
少し感じていることを。

私はどちらかというと人見知りだと思っている。周りの人は「絶対に違う」と言うが(笑)。本当に必要があればどんなことがあっても自分から突き進む。そうでなければ「できるだけ人と関わらないようにしたい」と思っている。

色々とあって選手ともう少しコミュニケーションをとらなければいけないなと感じている。普通の指導者と比べるとかなりコミュニケーションをとっている方だと思う。ここは譲れない部分。指導をするうえで選手とのコミュニケーションは必要不可欠。

これも多くの学校で見てきたがどのような関わり方が正しいのかは分からない。私は私なりの関わり方がある。できるだけ多くの話をするようにしている。どうでもいい話も含めて結構話すようにしている。技術的な話もするがそれ以外の話も多い。というか、雑談の方が多い気がする。

距離感。これも意識しないといけない。近すぎるのは困る。が、遠すぎるのはもっと困る。練習をする中でどうするのか。友達ではないので「何でもかんでも許す」という関係は作らない。ある一定の距離を保ちながらコミュニケーションをとる。

前任校でリレーでインターハイに進んだ年。この時期の関係は最悪だった(笑)。キャプテンのイライラは絶頂。「本気でインターハイを狙う気があるのか?」という部分。キャプテンのkanaは「絶対に行く」という強い思いがある。しかし、それ以外の者は・・・。こちらも「インターハイには行けない」と突き放す。それにより「先生のやりたいことは分からない」という話になる。行動の一つ一つがこちらが求めるものとは違う。

ある日、防府の競技場に練習に行くことになった。前の日に「4人しかいないメンバー、一人でも怪我をしたら終わり」と話した。それなのに競技場に行くときにあろうことか「ランニングシューズ」を忘れる。普通のスニーカーで練習をするのか?怪我をしたら終わりと言っているのに・・・。

こちらも精一杯コミュニケーションをとろうとした。それでも「伝わらない」という現実があった。上述のように「本気で行く」という気持ちが感じられないという状況の一番の顕著な例だった。

その中で宮崎に行った。tks先生の指導を受けた。他校の選手だが積極的に話しかけてくださった。「本当にインターハイに行きたいのか?」「インターハイに行くためにはどれくらいの記録が必要なのか?」「そのためには各自がどれくらいのタイムで走らなければいけないのか?」という投げかけ。選手は考えることができた。

更には「目標達成のためには自分たちの力だけでは無理。顧問の先生としっかりとコミュニケーションをとって目標に進む」というところまで。私が選手とコミュニケーションが取れていないというのを感じとってもらえたのかもしれません。もっというと「目標を達成するためにはきちんと選手と向き合え」という意味だったのかもしれません。個人的にはこれは大きな転換期だったと思います。

結果的に選手もこちらが伝えようとしていることをきちんと感じとってくれるようになりました。こうなるとやはり流れが変わってきます。選手がその気になったというのもありました。様々な事に関してきちんと話をするようになりました。もちろん、それまでも話はしていました。コップが下を向いている状態でどれだけ話をしても水は入らない。コップを上に向けるだけで同じことをしていても全く伝わり方が違う。

本当に目指すところがあるならきちんと選手とコミュニケーションを取りながらやる必要があると思います。細かいことまで把握しながらやっていかなければいけないなと。その方法は人それぞれ。最近もずっと同じような感じではありました。コミュニケーションは比較的とっていたと思うのですがなかなか伝わらない。それがずっと続いていた。

そういう感覚の中でこちらが何を伝えても「また怒っている」くらいにしかならない。コップが下を向いているからです。コミュニケーションを取らないと先には進まないのにそれが上手くできない。これまでの「殻」を破るという部分ができない限り何を伝えても上を向くことはない。

ここ最近は随分変わったかなと思います。こちらも歩み寄りを見せている所があります。しっかりと個別に話をするようにもなりました。わざわざ呼び寄せて話をするのではなくちょっとずつ話をしていけばいい。こちらが思う事を素直に伝える。それだけで随分違ってくるかなと。

コミュニケーションの取り方。これは以前と比べて本当に変わってきていると思います。全然違う。環境も違えばモチベーションも違う。その中で何をするか。こちらも考えていかなければいけないと思います。簡単なことではないですがここが出来ないとチームは変わらない。こちらの持って行きかたによってまったく違ってくると思います。

毎日が勉強だなと思います。人見知りの私には結構大変な事です。それでも向き合ってやっていきたいなと思います。人見知りなので。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする