kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

昨日より今日、今日より明日

2017-02-16 | 陸上競技
練習について。

私は不在のため1年生のみの練習としていました。前日に激怒していました。本来であれば怒る必要はないのかもしれません。それでも余りにも不甲斐ない部分があったので。

めちゃめちゃ頭に来ていたので本当に放置しようかと考えていました。一生懸命にやろうとする選手もいます。総じて改善はされて来ている。それでも「前日より悪い」というのはありえないかなと。全ての予定をキャンセルして相手をするのはこれっきりにしたいという思いもありました。あまりにもストレスすぎて。

自分の時間を使ってグランドに行くのにストレスが溜まる。自分で自分の人生を面白くなくする。それってどうなのか??そう考える部分もありました。1月初めに車からポールが落ちてしまいその後も許せないと思うことが繰り返される。こんなバカみたいなことに時間を費やすのはどうなのか。感覚的に分かってもらえないとは思いますが。

火曜日の練習が終わって何人かとは話しました。涙を浮かべながら話す者もいました。いや、前もこのパターンだったのでどうなのか?!という気待ちは強くありました。それでも「信じる」という部分があります。何度裏切られても信じるしかない。自分で自分を苦しめている感じですが(笑)

「強くなりたい」という言葉。嘘ではないと思います。しかし、どのレベルで強くなろうと言っているのか。今よりもほんの少し強くなれば良いのか。高いレベルで戦うために強くなるのか。ここの部分です。泣く。こちらの言っている事に反発して泣くのか。それとも「変わろう」として変わりきれないで泣くのか。分かりません。

周りは「上手くいっているね」とか「良い選手が来てるのだから」と表面的な一部分を切り取って話をします。これまでの指導に関しても決して「勝手に選手が強くなった」とは思えません。かなりの事をやって来ています。普通なら既に諦めているかもしれない。その前にそこまで真剣に「なんとかしよう」と思わないかもしれない。それでもやる。まー陸上競技というツールを使って選手を成長させなければいけない。ある意味使命感でしょうか。←カッコつけすぎですかね。

一応練習が終わってから数人から報告がありました。これは「礼儀」として当然の事だと思っていますが。自主的に報告をして来たのかそれとも誰かから指示を受けたのかは分かりません。それでも「最低限のこと」が出来たというのは評価しないといけない。少し前なら絶対にそんなことはなかったでしょうから。

「昨日より良い練習が出来た」とのこと。私は不在ですが。実はこんなことは特別blogに書くことではなく「当たり前」なのです。これを「すごい」と評価している間は決して前には進まない。

が、「まだ101%の練習だったとは言えない」と送って来た者もいました。そうであればそこはアウトです。その時に出来ると最大限の練習にプラス1%。ほんの少しでも良い練習をしていかなければいけない。昨日よりも今日の方が少しだけ良い練習になる。今日よりも明日の方が少しだけ良い練習になる。そういうプラスの練習をしていかなければいけない。

ある者は「最初から最後まで良い雰囲気でできた」と。きちんと声が出て練習できた。これは最低限の話です。練習の目的は「声を出す」ことではない。きちんとした動きを身につける。トレーニングをして身体づくりをする。「声を出す」「全員で準備をする」というのは「良い練習をする」ための条件なのです。声を出して良い雰囲気でやるからこそしんどくても前向きな練習ができる。そこの部分だと思います。

そうなれば選手は勝手に強くなります。意識が変わるから。私は足りない部分をきちんと話をして改善するようにしていくだけ。取り組みの姿勢も技術的な事も全ては「自分では気づかない」事が出てくる。出来ていると思ってやっていても実はできていない。客観的に見る事で足りない部分を変えていける。変わるためにやるのです。それが「昨日より今日、今日より明日」の考え方の基礎です。

幼い。止まる事もある。それを理解しつつも進めていかなければいかない。だからといって「まあまあで良いや」という気持ちにはならない、やるべき事をきちんと伝えた続けることは大きな意味を持つから。

2年生が不在。これは本当に大きな意味を持つ。2年生に頼らない。その中でどこまで出来るか。出来ないのならこれから先はない。まー2年生が戻ったからといって練習に参加するかどうかは分かりませんが。きちんと話をしなければ参加しなくても良いと思っています。私のやり方でやってきてその中でまだ伝わらないのであればそれも1つの選択肢だと思っています。

blogにあれこれ書く。長いので読む気にはならないと思います。それでも私が何を考え何を感じてやっているのかは示していきたい。

色々と考えながらもやっていきたいと思います。私はいませんからやるかどうかは選手次第ですが。
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相変わらず

2017-02-16 | 陸上競技
面白くない話ばかりなので少し違う話を。

修学旅行で北海道に。で、色々あって夜に病院に行くことに。本当に大した事はないのですが地元を離れていますから万が一のことを考えて。

ホテルに相談して対応してくれる病院を探してもらう。養護教員が夜間救急の電話番号を調べてくれたのですが全く違う病院を勧められる。一応電話して「大丈夫」と言われたらしくタクシーで移動。

病院の入り口がクルクル回る自動ドアでした。ちょっと盛り上がる(笑)

受付で「先程連絡した者ですが」と伝えると「え?」という反応。ホテルから電話してもらったのですが、と伝えると「いや、聞いてないですね」という事。受診できるか確認してみますと言われしばらく待つ。

「あー、うちでは無理ですね。電話して受け入れ先を探してください」とのこと。まー仕方ない。電話番号を教えてもらい連絡。受診できる病院を紹介してもらう。病院内で電話はできませんから一人寒空の中、屋外で電話。

紹介してもらった病院に電話。受診できるとのこと。良かった。「今どこにいるんですか??」と尋ねられたので「○○病院です」と伝えると「あーすぐ側ですねー」と言われる。「どれくらいですか??」と聞くと「400mくらいですね」との返答。めちゃめちゃ近い(笑)「分からないだろうからタクシーで来た方が早いですよ」と言われるがその距離をタクシーで行くのは気が引けます。「いや、歩いて行きますよ!」ということで電話終了。

早速スマホのナビで調べてみると「目的地まで800m」と出る(笑)。おいおい、倍かよ(笑)。だからといって今さらタクシー呼ぶ気にもならず。生徒と私と添乗員さんの3人で雪道を歩く。これはこれでめちゃめちゃ盛り上がる(笑)

ナビ通り進んで行ったのですが「残り40m」の所で周りを見渡すも全く病院らしき建物が存在しない。看板もありません。おいおい、このナビどうなってるんだ?!と数分間ウロウロ。諦めコンビニで聞いてみる。が、はっきりとわからない。え?この近くにあると思うんですが。

「ひょっとしたら保健センターの中ですかね?」と言われのでとりあえず歩いて行ってみる。すると入口の所に小さな看板が。夜間救急センターと書いてある。さっき残り40mと出た時はその建物の道路向かいでした。病院と思って探すから見つからず。なんなんだ(笑)

夜間ですがかなりしっかりと見てもらうことができました。良かった。安心です。お礼を言って立ち去ろうとした時に「どこから来たの?」とドクターに聞かれたので「山口県です」と答える。するとめちゃめちゃ喜ばれる。ドクター、山口県が大好きらしく年に3回は来るとのこと。知り合いを訪ねてという部分もあるようですが山口を大絶賛されていました。

更には明治維新の話になり、「今の日本があるのは山口のおかげだ!」と段々と話が大きくなる。看護師さんに「山口は道路が良い。歴代総理大臣が・・・」と詳しく説明し始める。「あなたも一回山口に行くべきだ。住むなら山口が良い。私は生まれ変わったら山口に住みたい。」と(笑)。何の話なんだ?!(笑)まーすごく良い方でした。

そこからタクシーで帰る。添乗員さんがホテルの名前を伝えてくれたのでそのまま移動。ホテルに着いて玄関先で「さっきと雰囲気違うなー」と感じながらも中に入ってみる。さっき入った入口は裏口だったのかな??と。かなり雰囲気が違うのですがまータクシーが連れていってくれた場所なので一切疑わず。

ロビーの雰囲気も違う。うーん。エレベーターに乗って部屋の所に行けば問題ないかなと思ってエレベーター前へ。生徒が「さっき25階まであったのにここ10階までしかないですよ?!(汗)」と。なんと全然違うホテルで降ろされたのです。おいおい、ここまで来てこのパターンか?!(笑)

ホテルの前に止まっていたタクシーに乗って「行き先を間違えられたんです。○○というホテルにお願いします(涙)」と伝えると「え?そのホテル交差点の向こう側ですよ(笑)」との返答。何だそれは(笑)。不幸中の幸いとはこのことか?!間違えられたホテル、偶然宿泊していたホテルのすぐ側でした。確かに外を見てみるとさっき見かけたビールの看板がある。

歩いて移動することに。添乗員さんのナビに従いながら歩く。「あーあのホテルです。あそこでバス降りましたよね!」と言われてる。ん?今回の行程表とは異なるホテルの名前が書いてある気がするんだが。ひょっとして行程表ができた直後に名前が変わったのか?!建物の上を見てみるとこれも10階くらいしかない。いやいや、このホテルも違うぞ(笑)

ふと振り返ると後ろ側に高い建物が。おーここじゃん(笑)暗いのもありますが単純に「言われたことを信じる」所があるので(笑)。すぐに信じてしまうというのは大きな危険性があります。これは全てに通じますね。練習でも信じすぎてしまう(笑)

まー、修学旅行なんですがどこにいっても「相変わらず」の出来事しかありません。我ながら天才的です。一種の才能だと思いますね。

そんなこんなで北海道で生きてます。少しはblog楽しんでもらえるかな(笑)
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