かなり思うことがあったのでそのことについて少し。
水曜日の練習。ここ最近は動き的に良くなってきている感じていました。が、私は練習での走りを見ていません。私自身が「客観的」に見ている部分が本人たちの「主観的」な部分に頼る必要があります。スピード練習をしたときに「身体が動かなかった」という意見もちらほら。私が前日見ていた部分とは大きく違うなというのが気になりました。
気になることがあったらそのまま放置できません。すぐに大阪のM先生に連絡を取ってみました。いきなり連絡をすると迷惑だなとは思っていますが、「頼れるところに頼る」ようにしたいなと思っています。自分でも図々しいなという気はしていますが。その勢いで「練習の組み立て」や「シーズン中の練習」について聞きました。
大阪から戻ってきて「総合体力の必要性」を強く感じるようになりました。短い距離中心だから「心肺機能は低くて見大丈夫では」という感覚がずっとありました。実際にその流れの中で12秒1台で走る選手が2人出てきた。しかし、大阪で練習を見る中で「その感覚が全てではない」と思うようになりました。もっと別の方法もあるのではないか、と。
走る前に大きな負荷をかけていました。この理由が実は明確ではなかった。「流れ」の中で大きな波を2つ以上作る。そのために「前半」と「後半」に分けているのだろうという安易な感じでした。しかし、競技場で練習をする中で「ハイアップ」をする。その後、ダメージがあるので「身体が動かない」と感じる選手が出てくる。これはどうするべきか?
スピード練習をするのであれば「最大スピード」が出せるようにした方がいい。ずっとそう思っていました。疲れていると最大スピードが出ない。そういう部分はあると思います。競技場練習で「身体が動かない」と感じたのは直前の「ハイアップ」の影響が大きいと思っています。本当に体力的に「限界だった」とは思いません。直前の負荷のために「疲れている」という状況が生まれていた。だから「動かない」のは仕方ないと思っていたのではないかと。
その部分の質問に関して。かなり明確な答えをもらいました。「実際のレースのことを考えたらフレッシュな状態で走ることはないですよね?」という回答。まさに。その部分です。これはなかなか理解してもらえないかもしれませんが。私は「なるほど」という感じでしたね。
スピード練習であれば出来るだけ疲れていない状態で行いたい。当然の話だと思います。社会人選手であればこれは間違いないパターン。大学生や社会人は「1日1本」というようなレースが多い。最大でも2本ではないでしょうか。予選を行なってかなり時間があって決勝。そうであれば「極力疲れていない中で走る」ことで力が出せると思います。普段のレースがそのパターンなのだから。
しかし、高校生は違います。複数種目を兼ねている。個人レースも予選、準決勝、決勝と1時間おきにレースをする。実際は一定以上の疲労感の中でレースをします。1本強い選手は県レベルでは予選、準決勝流して走れるかもしれません。決勝で記録を出せば上に進める。それはよほど力がある選手です。
上の大会に行けば行くほど予選から高いレベルでの走りを求められます。最初から全力でいって準決勝も全力。もちろん決勝も全力で上位入賞しなければいけない。だとすれば「1本走って速い」という以外の能力が必要になるのではないか。まさにこの部分です。
前に負荷をかけて疲れているから良い動きができない。確かにそれはあると思います。しかし、実際のレースでは疲れが全くなく万全の状態で動けることはほぼない。そうであれば「疲れている」中で最高のパフォーマンスを発揮する練習を積んでいく必要がある。そういうことをやっていくことで実際のレースで力が出せるようになるのではないかと感じました。
そう考えるともっともっと練習に工夫が必要だと思いますし、やるべき方向を考えていがなければいけなくなります。走練習だけが追い込む手段ではありません。事前に疲労した中で高いレベルの走りをする。トレーニングと動きを組み合わせながら更に高いスピードを求める。「疲れているから仕方ない」という部分を捨て去らなければいけないな、と。
そんなことは当たり前じゃないか?!と言われるかもしれません。しかし、実際にそこまで考えて練習をしているか。単純に量を増やしていけばいいというものではないと思います。こうやってもらったヒントを自分なりに解釈して練習に取り入れていけるかどうかは本当に大きな「差」になります。
かなりスッキリしました。これからの練習の組み立てや流れが見えてきた気がします。これまでの練習が悪かったとは思いません。それなりの実績あげたという自負もあります。しかし、そこだけにこだわりすぎてしまったら先には進まないのです。より良い練習や流れを見つけていくことがきっと大きなプラスになる。
M先生に感謝。しっかりと選手に還元していけたらなと思います。
水曜日の練習。ここ最近は動き的に良くなってきている感じていました。が、私は練習での走りを見ていません。私自身が「客観的」に見ている部分が本人たちの「主観的」な部分に頼る必要があります。スピード練習をしたときに「身体が動かなかった」という意見もちらほら。私が前日見ていた部分とは大きく違うなというのが気になりました。
気になることがあったらそのまま放置できません。すぐに大阪のM先生に連絡を取ってみました。いきなり連絡をすると迷惑だなとは思っていますが、「頼れるところに頼る」ようにしたいなと思っています。自分でも図々しいなという気はしていますが。その勢いで「練習の組み立て」や「シーズン中の練習」について聞きました。
大阪から戻ってきて「総合体力の必要性」を強く感じるようになりました。短い距離中心だから「心肺機能は低くて見大丈夫では」という感覚がずっとありました。実際にその流れの中で12秒1台で走る選手が2人出てきた。しかし、大阪で練習を見る中で「その感覚が全てではない」と思うようになりました。もっと別の方法もあるのではないか、と。
走る前に大きな負荷をかけていました。この理由が実は明確ではなかった。「流れ」の中で大きな波を2つ以上作る。そのために「前半」と「後半」に分けているのだろうという安易な感じでした。しかし、競技場で練習をする中で「ハイアップ」をする。その後、ダメージがあるので「身体が動かない」と感じる選手が出てくる。これはどうするべきか?
スピード練習をするのであれば「最大スピード」が出せるようにした方がいい。ずっとそう思っていました。疲れていると最大スピードが出ない。そういう部分はあると思います。競技場練習で「身体が動かない」と感じたのは直前の「ハイアップ」の影響が大きいと思っています。本当に体力的に「限界だった」とは思いません。直前の負荷のために「疲れている」という状況が生まれていた。だから「動かない」のは仕方ないと思っていたのではないかと。
その部分の質問に関して。かなり明確な答えをもらいました。「実際のレースのことを考えたらフレッシュな状態で走ることはないですよね?」という回答。まさに。その部分です。これはなかなか理解してもらえないかもしれませんが。私は「なるほど」という感じでしたね。
スピード練習であれば出来るだけ疲れていない状態で行いたい。当然の話だと思います。社会人選手であればこれは間違いないパターン。大学生や社会人は「1日1本」というようなレースが多い。最大でも2本ではないでしょうか。予選を行なってかなり時間があって決勝。そうであれば「極力疲れていない中で走る」ことで力が出せると思います。普段のレースがそのパターンなのだから。
しかし、高校生は違います。複数種目を兼ねている。個人レースも予選、準決勝、決勝と1時間おきにレースをする。実際は一定以上の疲労感の中でレースをします。1本強い選手は県レベルでは予選、準決勝流して走れるかもしれません。決勝で記録を出せば上に進める。それはよほど力がある選手です。
上の大会に行けば行くほど予選から高いレベルでの走りを求められます。最初から全力でいって準決勝も全力。もちろん決勝も全力で上位入賞しなければいけない。だとすれば「1本走って速い」という以外の能力が必要になるのではないか。まさにこの部分です。
前に負荷をかけて疲れているから良い動きができない。確かにそれはあると思います。しかし、実際のレースでは疲れが全くなく万全の状態で動けることはほぼない。そうであれば「疲れている」中で最高のパフォーマンスを発揮する練習を積んでいく必要がある。そういうことをやっていくことで実際のレースで力が出せるようになるのではないかと感じました。
そう考えるともっともっと練習に工夫が必要だと思いますし、やるべき方向を考えていがなければいけなくなります。走練習だけが追い込む手段ではありません。事前に疲労した中で高いレベルの走りをする。トレーニングと動きを組み合わせながら更に高いスピードを求める。「疲れているから仕方ない」という部分を捨て去らなければいけないな、と。
そんなことは当たり前じゃないか?!と言われるかもしれません。しかし、実際にそこまで考えて練習をしているか。単純に量を増やしていけばいいというものではないと思います。こうやってもらったヒントを自分なりに解釈して練習に取り入れていけるかどうかは本当に大きな「差」になります。
かなりスッキリしました。これからの練習の組み立てや流れが見えてきた気がします。これまでの練習が悪かったとは思いません。それなりの実績あげたという自負もあります。しかし、そこだけにこだわりすぎてしまったら先には進まないのです。より良い練習や流れを見つけていくことがきっと大きなプラスになる。
M先生に感謝。しっかりと選手に還元していけたらなと思います。