kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合同練習 in tabe

2017-02-20 | 陸上競技
土曜日、私は北海道にいましたが学校に残っている1年生はtabe高校で合同練習に参加させてもらうことにしていました。我が師匠と先輩がいる学校です。一緒に練習をさせてもらうことはうちの選手にとって大きな刺激となります。技術的なことや取り組みの姿勢についても多くの事を学ばせてもらえる環境です。

更にこのタイミングで兵庫からso学園が合宿でtabeへ。fu先生が色々な場面で指導してくださるという事でした。教え子のmakiも参加していました。前日に「先生も来ますか?」という連絡を受けていましたがどう考えても無理(笑)。

うちは私が不在のため保護者にお願いをして連れて行ってもらうことにしていました。1日練習になりますから拘束時間も長くなります。それでも快く引き受けてくださいました。

師匠と先輩、さらにはfu先生、保護者。今回の合同練習をするために本当に多くの方々の支えや協力がありました。感謝の言葉しかありません。顧問不在で引き受けて頂けるというのはそれほど多くはありません。

選手には「自分達で多くの事を学ぶ」事を課題としました。私が付いていたらこちらから指示を出します。もっと積極的に動けと言ってしまう。これが自主性を阻害してしまう可能性がある。あえて信頼できる指導者にお預けして見てもらう。これができる環境にあることに感謝しなければいけないと思います。

実際にどのような練習をしたのかは詳しく把握できていません。1年生だけですがしっかりと頑張っていたようです。初めてやる練習を普段と異なる環境で行なう。それだけで大きな刺激となります。また、so学園の選手たちは本当に楽しそうに練習をします。それを経験してもらいたい。やらされている練習ではなく「自分が強くなるための練習」をするのです。

1年生女子には修学旅行に出発する前にかなり話をしていました。昨年の12月の大阪、中四国合宿。1月に新春合宿に合同練習、2月に岡山へ行き今回のtabeでの練習会。これだけの刺激を与える。それぞれの場所で多くの声をかけて頂き、成長するための刺激をもらっています。それをどう生かすか。この子たちが成長するために本当に多くの方の力をお借りしています。

男子も同様。本当は多くの場所に連れて行きたいのですが。連れていけない代わりに社会人選手に来てもらったり自分達よりも力が上の選手と一緒に練習する機会がある。それをどう活かしてくれるか。ここだと思っています。今回の合同練習は女子が多いですが男子も力が上の選手が複数います。そこに食らいつく事で自分の力を上げる事ができる。

さらには今回は保護者が選手を厳しく(?!)指導してくださったとのこと。師匠から報告が(笑)。保護者が今の指導スタイルを理解してくださるというのは本当にありがたい。「そこまでやらなくていいよ」と言われてしまうと身もふたもない話になります。選手の成長を一人でも多くの人に関わってもらいながらやっていけたらと思います。

持っている力を最大限に引き出していく。そのためにできることをしていきたい。

選手には会っていません。それでも何かしら感じ取りながらやってくれていると信じたい。大学生から他校から学ぶことは多い。特に大学生の雰囲気。好きでやっているという感覚。自分達よりも強くて意識が高い選手との練習の中で「足りない」と感じる部分がある。そこを補うための練習をしっかりとやっていきたい。

多くのことに感謝したいも思います。今の私がいるのは師匠や先輩のおかげ。更には県内外の素晴らしい指導者と関わる事が出来ている部分。本当に一生懸命に選手との向き合っている指導者と関わる事で自分自身も成長できます。

少しずつ少しずつ。そして確実に。後ろに下がることもあるかもしれませんが進んでいきたいと思っています。長い目で見たときに「こんなに成長したんだ」と言い切れる所まで進んでおきたい。心からそう思います。
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自分達でやる

2017-02-20 | 陸上競技
修学旅行中、1年生は全て自分達で練習するをさせました。色々とあって大変でしたが。

火曜日、かなり激怒したまま修学旅行に行きました。何人かは個別に話をしています。ここの中でどう感じてくれるか。感じ取れないようならそれ以上の事は求められないかなという気持ちもありました。

これまでは「練習する環境を与えられる」のが当たり前という感覚があったのではないかと思っています。待っていれば自然に練習メニューが出てくる。それなりに誰かがやってくれる。そこの部分を抜け出さなければいけない。そう思っていました。

一応メニュー表は作っていました。すぐにできるものではありませんから出発までにかなりの時間をかけて検討。不在時は目の前に選手がいるわけではありませんから変更が難しくなります。状況に応じて変更できるのが理想なのですが。

不在2日目は走る練習を中心。報告によると「良く声が出ていた」「集中して出来た」という内容でした。「前半は声が出ていたが疲れて来てから少し声が小さくなった」という者も。ここですね。厳しい事を言うようですが「自分達で雰囲気をつくる」というのができるかどうか。元気な時に声が出るのは当然。疲れて来た時にどうするのかが重要だと思っています。バタバタしていましたが個別に返信をしておきました。かなりの労力ですが「成長していく」ためには今できる事をやらなければいけない。その後サポートができるかどうかです。

同じく不在3日目も走るメニューを多めに。テスト週間にはいる前ですから最後の追い込みとなります。人数が少ない中で更に一人インフルエンザで出席停止の者もいる。なかなか全員が練習できない中でどうしていくのか。6人しかいない中での練習。かなり難しいと思います。

それでも意識して良い練習が出来たという事でした。客観的な視点で自分達の行動を見る事が出来ているかどうかは分かりません。それでも「良い練習をしよう」と心掛けられるようになって来たのかなと。

声を出せば良いというわけではない。最大限の練習をするために必要だからやるのです。1年生がこの感覚を持ってくれれば大きく変わると思います。そのために多くの刺激を与えて来ました。それが実際の行動に繋がってくるまでには時間がかかります。だからこちらも「待つ」事が必要。まーこれまでもかなり待っていました。幼さが残る部分ですがそこを乗り越えていかなければいけない。

普通なら今くらいの取り組みで注意を受けることはないかもしれません。「普通のレベル」を目指すのであれば十分。指導する事もありません。しかし、目指すのは「持っている力を全て出し切る」というレベルです。そうであればやはり「普通」で満足する話にはなりません。厳しい?そう言われるかもしれませんがこちらも妥協することはできません。勿体無いですから。

かなり肉体的には追い込んだ状態で翌日は合同練習をさせてもらうことにしていました。疲労感があっても他校と一緒に練習させてもらうことで乗り切れる部分もある。特に私がいない中で自分達だけで他校と一緒にやる。さらに今回は大学生も一緒にやることになっていますから普段とは異なる刺激を受ける事が出来ると思います。

このことに関してはまた別に。ひとまず不在時の練習について触れておきます。中身はほぼないですが、
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