kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県合宿2

2017-12-18 | 陸上競技
久々に県内で他校の選手を指導しますした。ある意味楽しみでした。実際関わることが少ないので。実力的に分からない部分があります。走りも分からない。関わる中でやるしかないかなと。

多分、他校の選手は私がどんな人間かも知らないと思います。私なんて空気のような存在ですからどこにいるかさえわからないと思っています。そんな人間からいきなり指導を受けるというのはかなりのストレスだと思います。そういえば10年くらい前はかなり厳しく接していました。「やる気のない者は帰れ」と激怒していました(笑)強くなりたいから合宿に参加しているはず。それなのに意欲がない態度を見せられて激怒することも多々ありました。まーそこまで必死にさせる必要は県合宿の指導ではないですね。やる気のあるところに力を注げば良いだけですから。若かったら。

最近の合宿や練習では必ずサイキングアップを練習の最初に入れるようにしています。テンションを上げるためです。ひたすら厳しい練習をするにはなかなか難しい時代です。指導する側が気使わないといけないって話ではないとは思うのですが(笑)。少しでも導入を上手くやっていきたいなと思いますね。フリスビーをやったりバランスディスクを使っての練習をする。今回参加していた選手たちは純粋に楽しみながらやっていました。素直です。その流れの中でしっかりとやってくれているのかなと。

今回は参加パートの中で最大人数。途中からもう一人増えて13人になりました。こういう場面で2年生がリーダーになってくれるとずいぶん雰囲気が違います。今回はかなり2年生が引っ張ってくれました。多分周りからは「うるさい」と思われていたと思いますが。無駄に大きな声をかけて出している者もいました(笑)。私個人としてはこういう雰囲気はアリだと思っています。静かに淡々と練習するというのもアリだと思いますが元気よくやる方が楽しい。きつい練習でも雰囲気が明るくなります。私自身がこういう性格ですから。周りは迷惑だったかもしれません。

お陰で男女がかなり仲良くなっていました。男子に引っ張られて女子も声を出すようになる。相乗効果があると思います。笑顔が絶えない環境で練習する。もちろんメリハリが付けばですが。多少ハメを外し過ぎる部分はあったかもしれませんが練習に対する部分はきちんとできていたと思います。「こなす」だけの練習にはしたくないと思っていました。日常の練習とは異なる環境だからできることがある。一つずつ自分のためになる練習をさせたいなと。

「走るの嫌だ」「補強は嫌だ」と言いたいこと言っていました。厳しいコーチならブチ切れてます(笑)まー結局は何だかんだ言いながらきちんとやるのですが。競技に対して純粋な子が多かったなという印象です。周りから感じられる部分とは違うモノを感じていました。私のスタイルとしてもこういう方が合う。まー批判される可能性はある状況ではありますが。やるときにきちんと集中してなかったらキレますが。周りには迷惑だったかなという気はしています(笑)。集団でやっていますから。

感覚だと思います。こういうのが好きだという指導者もいればやはり嫌だという指導者もいる。集団でやるときの難しさはあるかなと。

基礎的なことを中心に話をするときにはきちんと聞いていました。ある意味「飢えている」部分はあるのだと思います。普段から技術指導を細かく言われている者からすれば「当たり前」だと思うかもしれませんが。メリハリ。ここはすごく大切だと思います。うちの選手、ここの部分が足りないなという気はします。もっともっと貪欲になるべきだなと。

そして雰囲気づくりの部分も学ぶ必要がある。やはりうちの課題はここだと思いますね。2年生女子はそういうキャラではありません。それでもやらないといけない。私がその環境にいて雰囲気を作るというのは本当は良くないんだと思います。私に頼って練習することになるから。もっともっとやれることをやってもらいたい。それを理解するチャンスだったのかなと。

うちの選手には先頭に立って集団を引っ張るように話しておきました。が、実際にそれができたか?女子は先頭に立っていました。勢力図としてある意味当然かもしれません。男子は何番目かに入っていました。もっと前に出て欲しい。女子は先頭に立っていたが集団を引っ張っていたか?声を出していたか?その部分に関しては私的にはかなり不満が残ります。こういう部分をキッカケになにかを変えて欲しいなと常に思っています。まだまだ。

何を書こうとしていたのかよく分からなくなりましたが。とりあえず記録しておきます。
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県合宿

2017-12-18 | 陸上競技
土曜日、日曜日と2日間県合宿が実施されました。この2年間は中四国合宿の引き受けもあり県合宿自体は開催されていませんでした。久しぶりの県合宿。以前は夏もやっていたのですがここ数年は夏開催もしていませんでした。IH直前にやるというのはなかな難しい部分もあります。前任校でIHに出場した時には学校に来てもらって練習をしました。そこにヒントがあるんじゃないかと。まーその前後ではblogで批判コメントももらいましたが。

今回はハードル担当。一応そういうポジションのようです。ハードル指導をする機会も少なくなってきているのでこういうい機会は貴重だと思うのですが。完全にノープランで指導に当たりました。酷い話かもしれませんが。実際問題、その競技レベルがどれくらいなのかさえ分かりません。その場に応じて「必要なこと」をやればいいかなと思っています。選手を見て「こういう動きしたらいいかな」と思う部分をやる。それで十分じゃないかと。無責任かもしれませんが。中四国合宿であればある程度の競技力の選手が来ます。大きな差はない。が、県合宿は違う。そう考えています。

特に今回は「ハードル」という大きなくくりの中でやりました。110mH、100mH、さらには男女の400mH。これって「高さ」も「インターバル」もすべて違うのです。ひとくくりに「ハードル」という枠で考えるのですが実際に求められる技術は違うと思います。こうなると「一般的な練習」になるかなと。400mHではインターバルの走り方やハードリングの部分がポイントになると思いますが、ショートハードルでは高さへの対応も必要になります。特に最近の高校生(普通のレベル)ではハードルインターバルが届かないという選手もいます。「刻む」みたいな話がありますがそれは「一定水準以上」の選手でしかない。「中国大会を目指す」というレベルであればやはり「走る」ことを優先しないといけないと思います。後半バウンディングになるのは避けたいですから。そういう視点をもって指導はしないといけないかなと。

一応責任をもって指導をしようと思っていました。パート的には最大規模。13人でした。普段からアップは適度にやるのでそういう感覚の中で実施。ジョグとか体操をしないので戸惑う子もいたかもしれません。せっかくのなのでドッチビーをもっていってフリスビーで遊びながらアップ。身体を動かすという最大目標は果たせたかなと。

そこからはほぼ思い付きなので詳細は覚えていません。基本的なことをやりました。一応ハードルの基礎として位置付けているハードルドリルを簡単にやりました。その中にかなり多くの要素が含まれているのでそれをやるだけである程度対応できるのではないかと思っています。スプリント系の種目では「走る」時間を確保しなければいけないと思います。ハードルも本当は走りたいのですが基礎的な部分をしっかりとやらないといけないなと感じていました。抜き足の部分であったり踏切であったり。リード足であったり。腕の使い方であったり。多くの要素を一つずつ伝えていく中で変化する。それしかないかなと。

女子のハードル選手の特徴は顕著だと思います抜き足が前まで持ってこれない。ここにつきます。さらにはリード足が締めれない。こういう部分をどうやって克服するか。限られた時間の中での練習になりますからなかなか大変です。本当に時間をかけてやれば1週間くらい連続でやるほうが良いんだと思いますが選手も私も体力が続きません(笑)。普段であれば選手に「これやって」と手本を見せてもらうのですが自分でやらなければいけなくなります。そうなるとやはりきつい。やるしかないのですが。

抜き足の感覚を修正するのにはかなりの時間を要します。そしてそういう視点で見なければいけない。まー「やっておけ」で通用するレベルの選手であればそれでもいいと思います。まーこういう部分を書くと自分自身が嫌な気分になるので書きませんが。「分かって指導する」ことの必要性は本当に考えないといけないと思います。なぜその動きを必要とするのか。なぜ、その動きをやるのか。こういう部分の理解もなく「跳んでおけ」で改善されるほど簡単ではないと思いますが。

色々まとまりがなくなってきました。記事を変えてまた書いておきます。
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