kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

もうひと頑張り〜新しい試みも加えて〜

2017-12-28 | 陸上競技
前の記事の続き。ミーティングを行ってから練習開始にしましたが風が強くて話をしている間にかなり身体が冷えていました。最初からウエイトサーキットをやろうと思っていたのですが身体が冷えてそれどころではなかったのでDM投げから開始。ある程度やってからウエイトサーキットへ。

この日からウエイトサーキットをマイナーチェンジ。先日ond高校に行った時に「面白いな」と感じたものがあったのですぐに購入。練習に導入することにしました。ミーハーと言われたらそこまでかもしれませんが実際に見てみないと購入するには至りません。ジムロープを練習に取り入れることにしました。腕振りが上手くできない選手のために(笑)。合同練習の時に「意図的にあの腕振りをさせているんですか?」と聞かれました。いや、全く違います(笑)。「kanekoは腕振りに対して何も言わない」という噂も流れているようですがそれなりに指導はしています。本当は基礎的な腕振りをさせたいのですが修正できずにここまできました。確かに女子の腕振りは独特ですね。オーソドックスな腕振りに近づけたいのはあります。そのために役立ちそうなものがあれば導入したい。

更には出来なかった懸垂も入れました。ここ最近やらなくなっていましたが再び導入。基礎的な練習ですね。それでもなかなか出来ないので少しずつやらせたいなと。上半身をバランスよく鍛えたいなと思うので腕立て伏せを割愛して種目変更することに。

更には教えてもらった軸系の練習も取り入れることに。これまでも軸系の意識はかなりさせていたつもりですがまだまだ。足りない部分はきちんと教えてもらったものをやっていかなければいけないと思います。良いと思うものはすぐにパクる(笑)ここは大切。種目が少し増えますがそれでもやる価値はあると思いますね。

終わってからすぐにチューブ腿上げ。ハードルドリルなど動きの確認をしました。選手には「初心に帰る」という話をしておきました。うちにとっては「当たり前」であっても他校の選手にとっては「特別な練習」です。慣れてしまっているから「当たり前」にやりますが本当はもっともっと大切な練習なのです。一つ一つの意味を考えながらやることで効果は高まると思います。慣れているからこそ新鮮な気持ちがなくなります。確認をさせながら実施させました。私はその間に少し買い物へ。練習道具作成のための準備。

練習はスイッチングからスイッチングラン、チューブ走を行なってから前半マーク、各自での60mまで。この辺りは不在のために見ることが出来ていませんでしたが。

スプリント系の種目が終わってから補強サーキット。普段通りの練習スタイルに戻しています。合同練習では出来ないことをチーム練習の時には出来る。やはりベースになるのはトレーニングだと思います。他校と比べてここにうちの強みがあると思っています。計画的にやっていくことで着実に進んでいきたいなと。

30分程度やってからまたスプリント練習へ。B走とDM走とスプリントを組み合わせたものを30mから50m実施。これは好きな練習です。足の痛みを訴える者もいるのであえてジャンプ系の練習ではなくスプリントに近い動きの中で走りを作りたいなと。更に間髪入れずタイヤ走。普段はB走と組み合わせる部分があるのですが前段階でやっているので少し減らして3本を1セットとして2セット。動き的には少しずつ改善されて来ているかなと思いますね。

終わってからセラバンド作成。少しずつ作らせましたが時間がかかるので家で宿題にしました。

やることは山のようにあります。ケアもしなければいけない。補強もしなければいけない。勉強も家の手伝いも。数えきれないくらいある。その中でどれだけ時間を使って真剣にできるか。嫌々やっていても身につきません。自分のために。自分自身を磨くためにやる。そこの感覚です。未熟なチームですがやれることをやりたいと思います。

まずまずかなという感じ。成長を促しながらやっていきます。
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もうひと頑張り

2017-12-28 | 陸上競技
水曜日、練習再開。火曜日は休みにしましたが何人かはきちんと治療に行ったようです。ここ最近かなりお世話になっているmto先生の所へ行きたいのだけど、という連絡をもらったりもしました。少しずつですが成長が見られます。まーこの辺りは当然なのですが。

練習の最初の段階で簡単なミーティング。1人1分で今回の合同練習を振り返りました。技術系以外で。動きの話をどれだけこの場でしても意味はないと思います。他校と一緒に練習をして何を感じたのかという部分が大切。取り組みの部分をどうするかだと思います。

ond高校の選手は「一生懸命」です。そこから学ぶことは多い。単純に走力だけで考えたらうちの選手の方が速いかもしれません。しかし、それだけではない。動きなどに関して分からないことがあれば積極的に質問したり、待ち時間に動きの確認をする。何とかして強くなろうという姿勢があります。うちの女子は私が指導していたというのもありそれが「当たり前」になっている。普通に練習をしていたら指導を受けられるからです。感覚的な「当たり前」になっている部分がある。もっと貪欲になる必要がある。毎回毎回の練習でその練習の意味を考える。その感覚はずっと持ち続けておかなければいけません。

また、雰囲気づくり。ある選手が「人数も違うから他の学校と全く同じ事をするのは難しい。それでもhoshoのスタイルで雰囲気づくりをしていきたい」と話していました。ここはすごく大切なことだと思いますね。全ての場面でリーダーになることはできない。だからこそ自分達のスタイルを作る必要があると思います。

練習を見ていて私的には「力が付いている」というのは感じました。走力的には間違いなくレベルアップしています。練習の方向は間違っていないなと。この勢いで練習を継続していきたいと感じています。その反面、身体のケアについての意識不足はあります。hkt高校、練習2時間に対して身体のケア1時間という流れで練習をしていました。うちの選手はその部分が明らかに足りない。私の意識付けが甘いというのもあるとは思います。しかし、本当に自分ためと思えば何をするべきかは見えてくるははずです。

ond高校の選手が空き時間にストレッチやマッサージをしている。ここから学ぶべきことはあると思います。自分達が何をするべきかは自分自身が理解しなければいけません。理解して初めて行動が変わる。makinoがこれまで怪我をしたことなくてケアをする必要性を感じたことがなかったという話をしていました。怪我をして初めて気づく。そこから3ヶ月間全く練習できない。涙を流しながら我慢し続けたという話をしていました。それによりシーズンをほぼ棒に振る。悔やんでも悔やみきれなかったと思います。そんな思いを二度としたくないと感じたら人は変わる。うちの選手が3ヶ月練習できなかったら来シーズン終わってしまいます。そんなことにならないようにどうするか。こちらもできる限りの情報を与えます。それをやるかどうか。

最終日の練習に関しても話をしました。かなり追い込もうと思っています。うちの練習は本当にスマートになっています。どこかでがむしゃらに動くという経験も必要になります。最終日はかなり走る。今のうちの人数では明らかに心が折れて惰性でやってしまう雰囲気になります。それでは意味がなくなるのでサポートとして3年生を呼ぶことにしました。日程調整が必要になりますがほぼ全員が練習に顔を出してくれるとのこと。助かります。こうやって最大限の練習をしたいと思います。

可能であれば保護者にも練習を見てもらいたい。遠くからでもいいのでどんな表情でどんな気持ちで走っているのかを客観的に見てもらいたいと思います。普段そういう機会はないと思いますが是非ともと思っています。本人達には伝えましたが保護者に伝わるかどうかは怪しい(笑)10分だけでも良いので見てもらえたらなと。

こちらも本気でやりたいと思います。この人数で上の大会を目指すというのは簡単なことではありません。周りからすれば無理だと言われるでしょう。選手が集まってくる学校であれば「行くのが当たり前」です。うちは違います。だからこそ結果を出させてあげたい。その手応えはあります。多くの人の力を借りながら進む必要があると思います。

練習について書くまでにダラダラ書いてしまいました。gt先生に長くて読む気にならんから書くなと怒られるのでとりあえず適度な量にしておきますね。また書きます。
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