kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

様々なバリエーションの中でやる

2017-12-02 | 陸上競技
金曜日、少し話をしてから練習開始。久々にダブルダッチから始めました。11月は慣らし運転だった事もあり比較的軽めに行なっていました。前も書いたかもしれませんが「遊び」の部分がなくなっていた気がします。

ある程度の意識レベルになればそういう部分は必要ないのかもしれません。が、私自身がしんどいなと思う部分があります。「遊び」や「サイキングアップ」の部分は練習に取り入れていきたい。これまでやっていたアップメニューは省略することに。他の部分でかなり補強をやるので大丈夫かなと。エッセンスは残しながらやっていたいなと。また、音楽をかけながらやりました。これも久々。少しでもテンションを上げながらやれたらなと。時間を決めてやりました。ダラダラ引っ張るのは嫌なので。終わってすぐに軸各種。数分で終わります。

そのままシャフトトレーニングを2サイクル。これは重心移動がほとんどありません。先日から重さを変えながら2サイクルやるようにしています。それぞれ狙いがあります。前な記事にも書きましたが重さを変える事で感覚に変化が生まれます。そこを狙いにしています。休まず実施。練習の流れを止めないように練習計画を作っていきたいと考えています。少しだけホッピング基礎をやってそのままハードルドリル。ここは時折ポイントについて触れながらですね。説明を加えると流れが止まり気味になります。必要に応じてやらないとはいけないとは思うのですが。そこがメインになりすぎると練習にならなくなる。

この段階でメニューをひとつ飛ばしていました。チューブもも上げ。流れの中では結構大切なポイントだったのですが。ハードルドリルの前に入れようと考えていたのに忘れて指示を出したようです。メニュー表を大きく印刷して目に届くところに置きました。そのため本人たちが確認出来ていると油断していました。私自身もその部分はチェックしながらやらないといけないですね。反省。

スパイクを履いてウインドスプリント。そこからスイッチングとスイッチングラン。やりたい要素を少しずつ詰め込みながら。今意識しているのはセットを極力組まないようにする事。同じ動きを繰り返して定着を図るという考え方もあるのですがそれよりは色々な事をひたすらやる方が良いのかなと。正解かどうか分かりませんがひたすらやります。さらには前半マーク。そこからショートスプリント。

前半の最後にタイヤ走を。これも今の練習のメインに近い部分があります。様々な負荷のかけ方で「感覚の変化」を生み出したいなと思っています。同じ練習を繰り返すのではなく組み合わせを変えながらやる事で「違い」を少しだけでも感じられるようになります。その「違い」を自分の中に落とし込む。結局は私があれこれ言っても本人たちが「これだ!」と感じない限りは先には進まないと思います。その「きっかけ」を与えるためのメニューの組み合わせが必要なのかなと。見ていると確実に動きの変化があります。本人達がそこに気づいているかどうかは別にして(笑)

休まずにシャフト補強へ。これも重さを変えて2パターンで。ここまでにかなりの負荷をかけていますが集中力を保ちながら実施。終わってからそのままスキップ走。トレーニングと走りの繋がりを毎回作っていこうと考えています。バー持ちとDM持ちです。前も書きましたが両脚スキップ走を取りやめました。両脚の方が実際の走りに近いのかもしれませんがイメージしにくくなるので。これも感覚の問題なので。

そのままスプリント。合流走を。テスト週間に入る前の最後の練習の時にやろうと思ってたのですが時間が厳しくて省略したメニューです。これまでやっていた3060のような内容なのですがより競争させたいはと思って実施。リレーの出のイメージも作れるかなと。これを4本やって走練習終了。案外しっかりとできました。そのままパワーランジをやって完全終了です。

同じメニューを繰り返さないので次を見越して動かなければいけません。マンネリ化することだけはありません。見ている方としても飽きずに見れます。3時間超やりましたが退屈はしないですね。選手がどうなのかはわかりませんが。この冬はこういう形で様々なパターンの練習をやろうと考えています。休む時間もほとんどありませんからかなりの負荷になるとは思います。やっているうちに動きが身につくという理想を目指してやっていくつもりです。

2年生には修学旅行を楽しんでくるように伝えました。外で走ったりとかは必要ないよ、と。寝る前に多少なりと補強をやっておけば良いかなと。気持ちの切り替えもすごく大切なことだと思います。予選で上手く走れなくてそれを引きずるのは次のラウンドに進まない。遊ぶときは遊んでくれば良い。帰って来た時に気持ちの切り替えができなければ許しませんが細かいことを気にしながら修学旅行に行ったら楽しめないかなと。今回は東京ですから歩いたりはすると思います。それなりに運動にはなるでしょう。

本格的に冬季について考える時期になります。これからです。

まとまりのない文章になりました(笑)。やったことを記録しておきたいと思います。あれこれやりすぎて私自身忘れてしまうので。メニュー見ながら書きました(笑)
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期末考査終了&この冬のテーマ

2017-12-02 | 陸上競技
金曜日。寒かった。例年通りの気温になっただけだと思うのですが数日間の暖かさの差のおかげでかなり肌寒く感じました。この日は2時間考査。これにて終了です。今回は日程的にかなり楽だったと思います。2年生は翌日から修学旅行。考査後に事前説明がありました。そのため練習は食事を取ってから開始。

普段テスト後はある程度やって終わる感じにしています。今回は翌日からの事も考えてしっかりとやることに。練習開始前に少し話をすることにしました。この冬季練習についての話です。練習に対する方針を示しました。今更ですが。これまでと何かを変える訳ではないですが。再確認という感じでしょうか。

「前に進む」ことだけを考える
これは以前から話をしています。走る事も含めてどうすれば前進できるかを考えながら練習をする。マイナス発言をしないというもっともベーシックな部分も含めてですね。「○○が悪いからできない」というようなコトが頻繁に聞かれた時期があります。そういう間は絶対に強くならないだろうなと感じていました。動きが云々というのも大切ですが基本は前に進むコト。ここにどれだけ意識が置けるかですね。

「Good Looser」となる
これも言い続けています。全ての選手はいつか負ける。日本一になる選手以外はいつの日にか「敗者」になる。その時に「やるだけのことは全てやった」と言い切れるか。もっとやっておけばよかった、あの時こうしておけば良かったと後悔したりするのは良くない。常に「やり残さない」という感覚で練習する。

「自分のため」の練習をする
ここはすごく大切だと思っています。自分が目標に向かって進む。指導者が云々ではないのです。練習の中で取り組みを決めるのは選手自身。他の人と比べて頑張っているとかは関係ない。まずは自分がどうするか。練習負荷に関してもやるかやらないかは自分次第だと思っています。この感覚を持てるかどうか。ごく基本的な話だと思いますね。

「1秒を削り出す」感覚での練習
貴重な練習時間をどうやって作り出すか。人数がそれほど多いわけではありません。練習の準備などに関して全員で素早く気を配りながらやらなければいけない。特定の者だけがやればいいという話にはならない。試合では0.01秒や1センチにこだわってやる。それなのに練習はそこにこだわらない。その感覚では強くなるはずがない。削り出した1秒で腹筋1回多くできるかもしれない。こういう感覚で練習をさせたい。漠然とやる練習とは意味が違ってくると思います。

「練習の流れ」を理解し感覚の変化を感じ取る
ここはこの冬の最大テーマだといえます。重さの変化や動きの変化を毎日の練習の中でやりたいと思っています。全ての練習は競技力を上げるために存在する。教えてやらせるのではなく自分で「違い」や「変化」を感じながらできるかどうかだと考えています。与えられた事をやるのではなく「自分で感じながらやる」部分に重きを置きたい。

今年はこの部分に課題を置きます。ぶれないようにしたい。自分自身がきちんと分かっていないといけないですね。

長くなりました。練習に関してはまた別に書きます。多分。
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