kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

終業式&セミナーパークへ

2017-12-23 | 陸上競技
金曜日。この日で2学期終了。怒涛の2学期でした。私自身精神的にかなりしんどい学期でした。いや、ここ数年ずっとこんな感じですがやはりきつかった。それでもやるしかないなと思っているので諦めずに進んできましたが・・・。

大掃除と避難訓練。そこから終業式です。最後にLHR。毎回の恒例行事になっていますが学期末のLHRだけは真面目に話をするようにしています。この日は「一生懸命にやる」という話を少し。前日までスポーツフェスタがありました。できれば全ての種目で優勝したいと思いますがそうはいかない。全員が大活躍すればもっと盛り上がると思うのですがそれはできない。私はいつも「負けても良いから楽しむように」という話をします。自分たちが「楽しい」と思えばそこに価値が出てくる。

負けそうだからといって「中途半端にやる」のだけは避けてもらいたい。相手が強いから手を抜いてやる。一生懸命にやって負けたら恥ずかしい。ふざけてやるから負けても良いんだとみたいな風潮が今の時代にはあります。一生懸命やって勝てなかったら自分が「劣っている」と感じてしまうのかもしれません。それがかっこいいと思うのか?私は違うと思います。誰も面白くない。勝った方もいい気分にはなりません。

負けても良いから盛り上がってやればいいともっています。できそうにないからチャレンジしないという風潮がある。いや、やっていかなければ何も生み出さないのです。そうであればどうするのか。ここの部分は考えるべきだと思います。やってみて負ける。そこから見つかることは多いと思っています。なのに「一生懸命やらないことがかっこいい」みたいな状況では成長はない。そう思っています。

あとはメリハリをつける。盛り上がるのは必要。が、それはその場面だけであってそれをひたすら引きずっていたらダメだと思います。その場面を過ぎて盛り上がっていて楽しいのは自分たちだけです。実際その場を離れたらその事柄は終わっている。その部分。自分達では気づかないかもしれません。私自身生徒に対して厳しく叱責することもあります。が、それはその場面だけ。そこを過ぎると通常通り関わるようにしています。それがないといつまでたっても空気は変わりません。ピリピリし続けている状況では物事は進まない。当然の話です。

自分たちが楽しければいい。そういう風潮が強くなると世の中は回りません。終わったことに対してひたすら余韻に浸っていたら先には進まないのです。次に何をするのか。ここはしっかりと考えてもらいたないなと思っています。

普段はこんな話はしません。「適当」ですから。「適当」は「丁度いいくらい」という意味で使っています。毎回シビアにやっていたら身が持ちません。だからといって許し過ぎるのも違う。そういう感覚の中で生きていきたいと思っています。

練習に関しては選手に任せました。就職模試などがあるので全員がそろうことはありません。そうなると待ち時間がもったいないので各自でやるほうが良い。そういう判断で。私はあれこれやってからセミナーパークへ。愛媛からsri先生がいらっしゃるのでお迎え。接待です(笑)。gt先生も学校の合宿で宿泊しているのでその様子をみたりしていました。うちの選手は宿泊しませんが私のみ3泊(笑)。

バタバタで冬休みに突入。強くなるためのきっかけをつかんでもらいたいと思いますね。
コメント
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