ミーティングの後、練習に入りました。冬季練習のスタートです。
これも考え方があると思います。かなり追い込んできたので「リフレッシュ期間」としてしばらく練習しないというチームもあるのでは。大学などでは「移行期」として1か月くらい完全にフリーにするチームも。オーバーホールするという考え方かもしれません。張りつめた糸をいったん緩めてもう一度一から作り直すという感覚だと思います。
私はできるだけ休まずに取り組みたいと思っています。せっかく作ってきたスピードや身体をまた0に戻してしまったらまたそこからやり直すことになる。筋力は低下します。感覚もなくなります。休むメリットと続けるメリットどちらが大きいかと天秤にかけて後者を選びました。これはこれまでもずっと同じです。ミーティングなどを中心にして「心」を作る時期もありましたが今は練習を継続して次に向けて準備をしていきたいと思っています。
とはいえ、これまで通りの練習をしていたら飽きてくるので。少し目先を変えて練習内容の確認のような形にしました。追い込むというよりはあちこちに負荷をかける部分でしょうか。必要である股関節周辺の強化がどれだけできるか。さらにはストライドを1センチでも伸ばしていこうという試みです。12秒15で走ったNが100mを走るのに50歩かかるとする。1歩で2センチストライドが伸びればトータルで1m変わってきます。それだけで11秒台に限りなく近づくことができる。股関節が硬くて上手く使えていない部分をこの冬で克服したいと思っています。全体的にいえることです。
ダブルダッチから。長距離も一緒にやりました。見ていると面白いですね。性格が出る。タイミングが取れない選手は縄に入れません。短距離であろうが長距離であろうがこの部分は変わらない気がします。怖くて一歩が踏み出せない選手はやはりここでも怖がる。自分の身体がうまくコントロールできない選手はうまく跳べない。ダブルダッチをやったから速く走れるようになるとは思っていません。「要素」の一つとして考えています。しばらくやりました。
終了後、バランス系の練習をしてからBDを使った練習へ。これも前任校ではかなりやっていました。不安定な状況下で自分の体を動かす。BDスクワット、BD開脚スクワット、BD前後開脚スクワット、BDサイドランジ。全ての種目でBを持って実施。前後開脚の時などはBを利用しながら乗ります。前任校ではシャフトを背負ってやっていました。今は「軸を保つ」という部分を重視したいのでBを持って行うことに。不安定ですから自分でもどこを使っているか明確にならない部分があります。それにより細かい筋肉とコーディネーション能力が身につくと思っています。この冬は導入していこうと考えています。
そこからは補強サーキット。通常行う種目に加えて久々に「パワーロープ」を。「ジムロープ」とは違います。「重い縄跳び」です。この練習と普通の二重跳びを組み合わせる。さらには開脚ジャンプを組み合わせる。股関節でしっかりと衝撃を受け止めるための開脚ジャンプです。これもこの冬はしっかりとやりたい。時間との勝負です。
走る練習ができないのでそのまま「マークラン」を。これも「マーク走」とは異なります。フロント走とバック走の繰り返し。10m走ってバック走で戻る。そのまま20m走ってバック走で戻る。これを40mまでやって交代。本当に遊んでいるようなものです。単純に走るだけではなくいろいろな刺激を入れていきたいなと。有酸素系が苦手な部分もあるのでこうやって「強制的に動き続ける」という感覚は必要だと思うので。3セット実施。ワイワイ言いながらやっていました。それでいいと思います。
最後にランジ系。パワーランジとBランジを。パワーランジというのは私が勝手に名付けただけなので正確な名前はわかりません。というか名前があるのか。軸を作った状態でランジをするだけなので(笑)。これまでランジ系はあまりやっていませんでした。特別意味はないのですが。しかし、股関節の伸展が十分でない選手が多いなと感じていました。動きの中で股関節が開くという部分がない。そうであれば走り以外でそういう感覚を身に着けていく必要があるのではないか。ということで単純にランジ。リズムなどを入れてしまうとやりたい動きが出来なくなるのでゆっくり正確にを意識。
これで終わりの予定でしたが最後にもう一種目やるように伝えると「カウントダウン」をやると。自ら股関節に負荷がかかる種目を選んでいました。実施するにあたってなかなか行動が出来ない選手も。受け身になりすぎですね。こういう部分は間違いなく競技に影響してくると思います。そこをどのように変えていくか。これも冬季練習の大きな課題かもしれません。
この日から社会人選手も一緒に(?)練習をすることに。近所で働いているので可能な限りの練習環境の提供。お互いに刺激になります。多くのことを学ばせてもらえたらいいなと考えています。一緒のグランドでやるだけでずいぶん違ってくると思うので。高めあえる関係が作れればと思いますね。
少しずつ進んでいきます。大きな結果につなげていくために。
これも考え方があると思います。かなり追い込んできたので「リフレッシュ期間」としてしばらく練習しないというチームもあるのでは。大学などでは「移行期」として1か月くらい完全にフリーにするチームも。オーバーホールするという考え方かもしれません。張りつめた糸をいったん緩めてもう一度一から作り直すという感覚だと思います。
私はできるだけ休まずに取り組みたいと思っています。せっかく作ってきたスピードや身体をまた0に戻してしまったらまたそこからやり直すことになる。筋力は低下します。感覚もなくなります。休むメリットと続けるメリットどちらが大きいかと天秤にかけて後者を選びました。これはこれまでもずっと同じです。ミーティングなどを中心にして「心」を作る時期もありましたが今は練習を継続して次に向けて準備をしていきたいと思っています。
とはいえ、これまで通りの練習をしていたら飽きてくるので。少し目先を変えて練習内容の確認のような形にしました。追い込むというよりはあちこちに負荷をかける部分でしょうか。必要である股関節周辺の強化がどれだけできるか。さらにはストライドを1センチでも伸ばしていこうという試みです。12秒15で走ったNが100mを走るのに50歩かかるとする。1歩で2センチストライドが伸びればトータルで1m変わってきます。それだけで11秒台に限りなく近づくことができる。股関節が硬くて上手く使えていない部分をこの冬で克服したいと思っています。全体的にいえることです。
ダブルダッチから。長距離も一緒にやりました。見ていると面白いですね。性格が出る。タイミングが取れない選手は縄に入れません。短距離であろうが長距離であろうがこの部分は変わらない気がします。怖くて一歩が踏み出せない選手はやはりここでも怖がる。自分の身体がうまくコントロールできない選手はうまく跳べない。ダブルダッチをやったから速く走れるようになるとは思っていません。「要素」の一つとして考えています。しばらくやりました。
終了後、バランス系の練習をしてからBDを使った練習へ。これも前任校ではかなりやっていました。不安定な状況下で自分の体を動かす。BDスクワット、BD開脚スクワット、BD前後開脚スクワット、BDサイドランジ。全ての種目でBを持って実施。前後開脚の時などはBを利用しながら乗ります。前任校ではシャフトを背負ってやっていました。今は「軸を保つ」という部分を重視したいのでBを持って行うことに。不安定ですから自分でもどこを使っているか明確にならない部分があります。それにより細かい筋肉とコーディネーション能力が身につくと思っています。この冬は導入していこうと考えています。
そこからは補強サーキット。通常行う種目に加えて久々に「パワーロープ」を。「ジムロープ」とは違います。「重い縄跳び」です。この練習と普通の二重跳びを組み合わせる。さらには開脚ジャンプを組み合わせる。股関節でしっかりと衝撃を受け止めるための開脚ジャンプです。これもこの冬はしっかりとやりたい。時間との勝負です。
走る練習ができないのでそのまま「マークラン」を。これも「マーク走」とは異なります。フロント走とバック走の繰り返し。10m走ってバック走で戻る。そのまま20m走ってバック走で戻る。これを40mまでやって交代。本当に遊んでいるようなものです。単純に走るだけではなくいろいろな刺激を入れていきたいなと。有酸素系が苦手な部分もあるのでこうやって「強制的に動き続ける」という感覚は必要だと思うので。3セット実施。ワイワイ言いながらやっていました。それでいいと思います。
最後にランジ系。パワーランジとBランジを。パワーランジというのは私が勝手に名付けただけなので正確な名前はわかりません。というか名前があるのか。軸を作った状態でランジをするだけなので(笑)。これまでランジ系はあまりやっていませんでした。特別意味はないのですが。しかし、股関節の伸展が十分でない選手が多いなと感じていました。動きの中で股関節が開くという部分がない。そうであれば走り以外でそういう感覚を身に着けていく必要があるのではないか。ということで単純にランジ。リズムなどを入れてしまうとやりたい動きが出来なくなるのでゆっくり正確にを意識。
これで終わりの予定でしたが最後にもう一種目やるように伝えると「カウントダウン」をやると。自ら股関節に負荷がかかる種目を選んでいました。実施するにあたってなかなか行動が出来ない選手も。受け身になりすぎですね。こういう部分は間違いなく競技に影響してくると思います。そこをどのように変えていくか。これも冬季練習の大きな課題かもしれません。
この日から社会人選手も一緒に(?)練習をすることに。近所で働いているので可能な限りの練習環境の提供。お互いに刺激になります。多くのことを学ばせてもらえたらいいなと考えています。一緒のグランドでやるだけでずいぶん違ってくると思うので。高めあえる関係が作れればと思いますね。
少しずつ進んでいきます。大きな結果につなげていくために。