バタバタしていますが、この冬は本気で陸上競技と向き合ってみようと思っています。これまではどうだったのか?と言われるかもしれませんが(笑)。これまでも真面目に取り組んできました。ここ数年間の集大成と思ってやってきました。が、取り組みを振り返ってみるとまだまだできることがある。もっと違う方向性でやることができる。そう感じる部分がありました。
夜、目が覚めてTVをつけると野球の野村監督の特集?をやっていました。ID野球といわれてデータを利用した指導をされていた。過去のデータを科学的に利用してそれを試合に生かしていくという考え。が、実践で生かしていた「マル秘ノート」の中身の7割くらいはデータというよりも「人間性を育てていく」という内容が中心であったとか。これも面白い話だと思います。「データ重視」という考え方とは真逆に存在する気がします。が、やはり「取り組みの姿勢」というのが全ての原点だというのはある。様々なデータを利用するとしてもそれはあくまで「方法論」の一つでしかない。根本的な部分は「心」だと思います。
このTVを見る前の段階で「自己目標シート」を作成するようにしていました。選手に配布。これは「長期目標」「中期目標」「短期目標」を掲げる。さらには「どのような選手になりたいか」「どのような社会人になりたいか」まで考えさせる。そのプロセスの中に陸上競技が存在するという考え方です。すぐに書けるものではないと思うのでそこは少し時間をかけたいと思います。選手によっては「書くだけ」になってしまう者も出るでしょう。細かく具体的に考えていくことができない。そうであれば目標に到達するのは難しくなります。
更には別に「週目標」を立てることにしました。同じ紙を2枚書く。その1枚は自分のノートに貼る。もう一枚は部室に貼る。そうやってその週にやるべきことを自分の中で明確にし、さらにチームメイトに宣言することで行動をコントロールすることができるようになる。ここには「今週の課題」「今週の『やればできること』」「今週の『自分の責任』」「今週家でやること」を書かせることに。それぞれが自分の役割や責任を感じ取って行動することで練習の内容も変わってくると思います。宣言したけどやっていないというのであれば信頼関係も作れません。自分で宣言した内容ですからそれを実行しなければいけない。
更には「自主練習メニュー」を考えさせることに。1週間に数回「自主練習メニュー」を実施させようと思います。完全にフリーというのはできないので「20分程度」の時間を確保する。その時間の中で「自分の武器を磨くための練習」と「自分の不足を補う練習」をさせようと思っています。走ったりする練習というよりはアジリティの強化であったり、普段の共通メニューではできない練習を「自分のために」取り入れていければいいかなと。専門練習という部分もここでできるのではないかと思います。1時間もやる必要はないと思います。「考えてやりなさい」は基本責任の放棄だと思っています。基本はこちらで指示を出しますが、自分の「武器を磨く」「不足を補う」ことに関してはそれぞれが分からなければいけないと思っています。
単純に「技術指導をする」というだけではやはり面白くない。「練習計画を立ててそれを行わせる」というのもちょっと退屈。そうなればやはり「自分のために練習をする」という感覚を持たせたい。
面白いもので「週目標」に関しては女子選手は全員きちんと記入してノートに貼っていました。男子は・・・。こういう部分だと思います。「きちんとやるほうがいい」と指摘したことに対してどれだけのことができるか。これは「指導」云々ではない。こういう状況も客観的に見ることができます。グランドで練習ができるから強くなる選手ではない。物事に取り組む姿勢は様々な角度から判断していく必要があると思います。
そういう部分も含めてこの冬はやっていきたい。目に見える部分とそこを支える部分。どちらもしっかりとできればいいなと。「組織」として「チーム」としてどの水準に達するか。そこを見極めながらやりたい。単純に「練習だけできる選手」ではないと思います。必要なことをどれだけできるか。しっかりと取り組めるようにしていきたいと思います。
夜、目が覚めてTVをつけると野球の野村監督の特集?をやっていました。ID野球といわれてデータを利用した指導をされていた。過去のデータを科学的に利用してそれを試合に生かしていくという考え。が、実践で生かしていた「マル秘ノート」の中身の7割くらいはデータというよりも「人間性を育てていく」という内容が中心であったとか。これも面白い話だと思います。「データ重視」という考え方とは真逆に存在する気がします。が、やはり「取り組みの姿勢」というのが全ての原点だというのはある。様々なデータを利用するとしてもそれはあくまで「方法論」の一つでしかない。根本的な部分は「心」だと思います。
このTVを見る前の段階で「自己目標シート」を作成するようにしていました。選手に配布。これは「長期目標」「中期目標」「短期目標」を掲げる。さらには「どのような選手になりたいか」「どのような社会人になりたいか」まで考えさせる。そのプロセスの中に陸上競技が存在するという考え方です。すぐに書けるものではないと思うのでそこは少し時間をかけたいと思います。選手によっては「書くだけ」になってしまう者も出るでしょう。細かく具体的に考えていくことができない。そうであれば目標に到達するのは難しくなります。
更には別に「週目標」を立てることにしました。同じ紙を2枚書く。その1枚は自分のノートに貼る。もう一枚は部室に貼る。そうやってその週にやるべきことを自分の中で明確にし、さらにチームメイトに宣言することで行動をコントロールすることができるようになる。ここには「今週の課題」「今週の『やればできること』」「今週の『自分の責任』」「今週家でやること」を書かせることに。それぞれが自分の役割や責任を感じ取って行動することで練習の内容も変わってくると思います。宣言したけどやっていないというのであれば信頼関係も作れません。自分で宣言した内容ですからそれを実行しなければいけない。
更には「自主練習メニュー」を考えさせることに。1週間に数回「自主練習メニュー」を実施させようと思います。完全にフリーというのはできないので「20分程度」の時間を確保する。その時間の中で「自分の武器を磨くための練習」と「自分の不足を補う練習」をさせようと思っています。走ったりする練習というよりはアジリティの強化であったり、普段の共通メニューではできない練習を「自分のために」取り入れていければいいかなと。専門練習という部分もここでできるのではないかと思います。1時間もやる必要はないと思います。「考えてやりなさい」は基本責任の放棄だと思っています。基本はこちらで指示を出しますが、自分の「武器を磨く」「不足を補う」ことに関してはそれぞれが分からなければいけないと思っています。
単純に「技術指導をする」というだけではやはり面白くない。「練習計画を立ててそれを行わせる」というのもちょっと退屈。そうなればやはり「自分のために練習をする」という感覚を持たせたい。
面白いもので「週目標」に関しては女子選手は全員きちんと記入してノートに貼っていました。男子は・・・。こういう部分だと思います。「きちんとやるほうがいい」と指摘したことに対してどれだけのことができるか。これは「指導」云々ではない。こういう状況も客観的に見ることができます。グランドで練習ができるから強くなる選手ではない。物事に取り組む姿勢は様々な角度から判断していく必要があると思います。
そういう部分も含めてこの冬はやっていきたい。目に見える部分とそこを支える部分。どちらもしっかりとできればいいなと。「組織」として「チーム」としてどの水準に達するか。そこを見極めながらやりたい。単純に「練習だけできる選手」ではないと思います。必要なことをどれだけできるか。しっかりと取り組めるようにしていきたいと思います。