kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

やりたい事を明確にしてやる

2018-11-17 | 陸上競技
金曜日。お陰様で朝から絶絶不調(笑)。前日の夜は具合が悪くてなかなか眠れませんでした。正確にいうと寝ていたと思うのですが眠りがかなり浅く寝た感はありません。可能であれば休みたいというのもあったのですが授業と面談、更に実施すると予告していた実習テストを行うことになっていました。いや、これはなかなか。休むわけにはいかない。命がけとは言いませんが。相変わらず身体が弱い。情けない話です。

必死にあれこれやっていく。何とか全てを乗り切りました。いや、我ながら良くやった気はします(笑)。久々に一日中マスクをして過ごす。単なる風邪ですが他者に移すわけにはいきません。まーそれなら休めよと言われるのかもしれませんが。何とかかんとかやりきった感じです。

この日の練習は私的にはかなり課題を持っていました。練習の流れとしてです。トータル的な練習はしたいと思いますがこの日は「加速段階」に特化した練習にしたいなと思っていました。前任校の指導の際から金曜日はスタート練習として位置付けていました。土曜日の練習のことも考えて金曜日に大きな負荷をかけるのは得策ではないかなと。金曜日の夕方練習をして土曜日は朝から練習となる。疲労度のこともあると思うのでやはり調整は必要なのかなと。

バランス系の練習をしてからBCT。ここは最重視したいと考えています。単純にやればいいというのではなく「狙い」を持ってやりたい。BCTは最たるものではないかと。意識してやるかどうかによって効果は全く異なってくる。同じような動きをしていたとしてもその「狙い」が明確であって更に「内側」の部分がどうなのかによって違う。最初の段階はここにしっかりと付きっ切りでやりたいなと考えています。ある程度できるようになれば任せることはできる。しかし、基礎となる部分の意識や身体の使い方は最初の段階できちんとやっていかなければいけない。慣れてくるとやるだけになってきまう危険性も出てくる。徹底したいですね。

前回のかなり時間を要した体幹強化サーキットを。この日は練習開始が10分近く遅くなっていました。BCTが終わったのが16時20分くらい、体幹強化サーキットが終わったのが45分くらいだったでしょうか。前回はここから車系をやったりしたのもあります。それでもこの日は比較的スムーズに進みました。原因を探ってみようと思っていましたが結局良く分からず。やろうと思えば早くできるのだろうなと思います(笑)

加速段階を意識した練習をする。そのために両足での倒立とDM投げ。中間につなげていくためのランジを。選手には一つ一つ意味と次への繋がりを説明。単純に練習をするよりは「今やっている練習が何の意味があるのか」を考えながらやる方が楽しくなるのではないかなと思います。加速段階を作る、スタブロからの出を作るために何をして準備するのか。この冬でここもしっかりと作っておきたいですね。

その流れの中で「加速段階練習」へ。本数は多くありませんが複数の種目を組み合わせてスタブロへ繋げていきます。加速段階でやりたい動きをいくつかの段階に分けて組み込んでいるものです。単純にスタブロから出るだけが「スタート練習」ではないと思っています。技術的に何を身につけさせるか。ここは大きいかなと。前段階で地面に力を加えてやる動きをしています。そこから足運び、膝と腰の移動をやっていってリズム作り。やっとスタブロです。本数を多くすることで考える時間は作れるとは思います。しかし、それだけをやっていくわけにはいかない。バランスを考えながらも取り入れていく必要がある。これまでやっていた種目に色々と工夫を加えてみました。選手に感覚を聞きながら進めていきたいですね。

加速段階の練習をしたので今度は少し走る。ひさびさに合流走を。今はリレーメンバーが固定できません。4人きちんと走れる状況でもないですし。そうであってもバトン練習の基礎くらいはやっておきたい。更に競争もしたい。そこで合流走を。ばとんの「出」の感覚と同じようにして合流走する。さらにそこから決められた距離まで必死に競争をする。勝ち負けも意識させたい。加速段階を作るのと中間の動きの感覚を作りたい。これは前任校の3060の流れから出てきた練習です。あれこれやりたい私にはぴったりの練習なのかもしれないですね。

DM往復走をやって休憩の代わりにハードルを使った股関節の柔軟性を上げるような練習。走りだけではなく合間にこうやって使い方を意識することで色々な変化はあると考えています。リズムスキップもやっておきました。競争しながらあれこれやるという感覚も持ち続けたい。

休まずにT走とDM走。これを2セット。本数的にはほとんどやっていません。加速段階の動きを中心にしていますがだからといってそこだけの練習をするのは良くない。重きを置く部分とは別にきちんと走っておく必要はあるかなと。中間の動きを少し意識して追っかけ40↑30→を。前回私が不在時にやらせましたが残念ながらコンセプトがずれてしまっていたようです。仕方ない。今回はきちんと説明してマークを置きました。どのような状態でもきちんと自分の走りをする。段差でスタートさせますがやるべきことは自分の動き。スタートで出遅れたからといって動きを見失わないようにしなければいけません。そこも意識して追っかけ。遊んでいるようなものですね。

最後に60バトンを2本やって終わり。ここも競争。文字として残しておきたいと思ってこうやって打っていますがあれこれやりすぎ(笑)。狙いは明確にしていますが「◯◯を3セット」というような形ではないので文字にするのが大変。飽きさせないというのもテーマの一つです。悲壮感のある練習は楽しくないので出来るだけこちらも工夫はしたい。前も書きましたがやりたい動きや内容は同じであってもそこにたどり着くまでの方法論は違う。だからあれこれやってもいいんじゃないか。そう考えています。

意図がある練習を丁寧に。今の課題です。しっかりと取り組みたいと思います。長々と書きました(笑)読む方が大変なのでは??という気もします。長すぎる(笑)申し訳ないです(笑)自己満足なので。
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走らずに

2018-11-17 | 陸上競技
木曜日、戻ってから練習。この日は学校保健委員会なるものがあったため授業終わりが16時半になっていました。練習自体は走る量を減らしておこうと思っていたのでトレーニング中心としました。それなりに身体へ負荷はかかっていますから。朝の段階でメニューを渡していました。

今回は水曜日、木曜日と出張でした。火曜日の段階で練習計画を全て立てておかなければいけません。ここがなかなか難しいところです。私は前日の練習の流れを踏まえて当日の練習を組み立てます。色々な部分に課題を置いてやりたい。二日後のメニューを考えるというのは(笑)。それでも組み立てておかなければ学校に戻って立てるのは難しい。そういう流れの中で走るのをやめてトレーニングを中心としました。

バランス系をやってからマークアップ。私が戻ってきた時には「補強+動き」です。ここも色々な意味を込めて。何のために補強をするのか。ここにこだわって取り組みたいと思っています。単純に鍛えるのではなくそれを走りにつなげたい。更には柔軟性の向上につなげたい。そう考えた時にやはりあれこれメニューを組み合わせていきたい。例えばセラバンドウォークをする。ここで下半身に負荷をかけているので今度はそこの柔軟性を向上させるためにBDを使ったキックを行う。その流れの中でもも上げをして少し走りの感覚を作る。鍛える→柔軟性を上げる→走りに結びつける。

そのメニューを終えてからチューブもも上げ。進まない動きと進む動きを。足運びのための練習です。走らないがやはり動きの感覚は作りたい。

アジリティトレーニングを入れました。前回はタイヤを使って行ったのですが、タイヤが小さすぎてやりにくい。そのためスティックを使って代用。これにより前回の問題点は改善。足の裏が痛くなるといっていましたがこれにより解決。引っかかって転ける危険性も無くなりました。やっていく中で少しずつその場にあった練習に変更する。回数を数えながら素早い動きをやって最後にタイヤ押し。これまで何度もやっていたのですがこの日はキツかったようですね。あれこれやりながら身体を鍛えていきたいなと思ってはいます。

有酸素系の練習のとしてマークラン。追い込むというよりはしっかりと身体を動かすという部分でしょうか。走らないといっているわりには走っているのかもしれません。スパイクを履いて最大スピードで走っていないので私的には走ってはいないという感覚ですが(笑)。

DMの移動バージョンへ。ここももう一度動きの確認をしました。やはりやっていく中で動きが雑になります。これまでもやってはいましたが「狙い」がボヤけてきているなという感じがありました。この練習はあちこちで見かけますが本来的な動きをしているところはほぼない。うちは徹底して言い続けていましたが細かく見るとやはりアヤフヤな部分が出てきます。これでは良くない。時間をかけて1種目ずつ意識する部分を明確にしていきました。正確にやるとかなりきつい。どうしても「メニューを消化する」という方向に向かってしまうのでそれは絶対に避けたい。これから大きく伸ばしていくためにはそこの徹底は必須だと思います。「これが当たり前」になるように練習を進めていかなければいけないのですが。まだまだ。

最後にスーパー体幹補強。体幹部分のみを抜き出して実施。腹筋と背筋を中心にして6種目。これを2サイクルです。休まずにひたすら。ここも使っている部分をしつこく言い続けました。そこをどれだけ理解してやっているのかは難しい部分ですが。どれだけきちんと考えて取り組めるか。そこは今後の練習を考えると大事だなと。あれこれやっていく中で本人達が何を感じ取るのかというのは大切にしたいと思います。単一の刺激ではなく様々な刺激を与えていくことで何か感じられる。全てが走りに直結するかどうかは分かりません。だからこそあれこれやりたい。

2時間かからずに終わり。かなり筋肉に刺激は入れています。あとは自分たちできちんとして栄養補給をしてもらいたい。こちらがやれることはやります。意識レベルが上がっていけばそういう部分まで考えて取り組めるようになると思います。ここからが大切。土台を作っていきながらそこから先の伸びは自分達次第かなと。

まずまずの練習でした。前日指摘した部分はある程度できたかなと。まだまだやらなければいけないことはあります。少しずつ少しずつ。
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学ぶ

2018-11-17 | 陸上競技
更新できず。久々の体調不良に襲われていました。その中であれこれやることがありとても更新にたどり着けない感じでしたね。まー仕方ない。

木曜日、この日は前日に引き続き講習会。学び直しになります。朝からかなり体調が悪くてどうなるのかという感覚がありましたがこの機会は逃したくないなと。基本的に私は勉強できる時にはしっかりとしたいと考えています。こういうチャンスを逃したくない。もっと他の人も学ぶと良いのになとは思いますが、それは私の感覚であってそれを他者に求めるものでもない。競技指導をしようと思えばやはり学ばなければいけないと思っています。

短距離と跳躍について実技も含めながら話を聞きました。講義の合間の雑談の中にも練習に取り入れたら良いなと思うヒントがかなりありました。導入できる部分はしっかりとやりたい。kbt先生とはずっと一緒に練習をさせてもらっています。考え方も指導のコンセプトも話をする中である程度は分かってきたと思います。今回はそこの部分の確認ができるなと思っていました。私自身、「ある程度」は指導ができるようになっていると思います。この「ある程度」をどう判断するかですが。それでも学ぶことで新たな事が見えてきます。話をされている中でここはこういう部分意識しながら話しているんだろうなと感じながら聞く。最高に楽しい。

跳躍系の話も聞きました。今回は陸上関係者以外にも参加されていました。完全に素人といえる方も研修として参加されている。その中で基礎の基礎から話をしてされていました。これは実はめちゃめちゃ貴重な時間なのではないか?多くの人は陸上競技に関して「知っている」という感覚ですいると思います。部活で顧問をしていたら「指導ができる」と思ってしまいます。が、それは表面的なものであって本質的な部分とは離れています。顧問をすることと指導することは全く別物だ。

「知っているだろう」と思われることであっても実際は知らないことが多い。競技指導に関して細かいところを真剣に突き詰めて話をすることはほとんどありません。スプリント理論などの違いをどう説明するか?という部分まではいきません。まーこれは私自身がちょっと変わっているというのもあると思うのですが。うちの選手には極力やっている事理解してもらいたいと思っています。分かっているだろうと思っていることでも何度と丁寧に話をしていく必要はあるだろうなと感じました。

指導者間で本気で指導理念や技術論について話をしてしたいなと改めて思いました。まーこの手の事に興味を持って私とマンツーマンで相手をしてくれるのは「変わっている棒高跳びの指導者」しかいないかもしれませんが。興味を持っている人であればこの手の話は最高の刺激だと思いますね。

練習意図の確認をする。これだけでもすごく貴重な時間でした。ここ最近の陸上競技に関する時間の中で一番充実したものだったと思います。この楽しさが分かってくれる人は少ないかもしれません。練習に対するアイデアが次々と浮かんできます。目指す場所が明確になっているのでそこに至るまでの「方法論」をどう選択するか。私自身は一つの方法論から抜け出すつもりでいます。練習の独自性を考えていきたい。個々を見ると同じようなことでもトータルで考えた時に大きな差になる。やれば良いという練習から抜け出したい。

学ぶこと。楽しいです。色々なことを忘れて没頭できる。今の私には必要なことだと思います。突き詰めて考えていきたい。そう思える時間でした。

まとまりなし(笑)具体性なし(笑)。自己満足ですが。
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