kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

やりたいこと

2019-05-02 | 陸上競技
卒業生が練習に来た。来てくれた事に感謝したい。
 
 
この数週間、何をやっているんだろうという気持ちが強かった。指導をしている感覚がない。それこそ「靴紐の結び方」から教える状態。それはどうなのか。物事に向き合う姿勢が大切だと思う。そこを教える事が最優先になる。
 
 
それにより競技に関する指導はほぼない。そこに至るまでが長すぎる。到底たどり着けるイメージはなかった。ある程度任せながらやっている感じがあった。というか指導するまでのエネルギーがない。選手の気分に波があったりするのもマイナス要素だった。卒業生がどうだったのかというと実はあまり変わらなかったのかもしれない。過去は美しく脚色される部分がある。
 
 
練習を見ていて「何やってるんだろう」という気持ちになった。やりたい動きが明確ではない。流れの中でやっている。狙いが明確ではない練習を見ていてグランドにいる意味があるのか?!という気持ちになった。
 
 
「考えさせる」という部分がすごく必要だと思っている。が、任せるとそれができなくなる部分もある。自分達のやりやすいようにやっていく。それでは結果には繋がらないのではないか。そのうちできるようになる、という部分ももちろんある。しかし、今目の前で練習をしている選手の中で「強くなりたい」と思ってやっている選手も何人もいる。その選手達に本当に必要なことを与えられているのか。ふとそう思った。
 
 
技術指導をする。そういう話をした。その意味がどれだけ伝わるか。このことに関しては書けたら書きたい。あれこれ考える事がある。が、「技術指導をする」という事がこの場で私が今やるべきことではないかと感じた。見守るスタイルに憧れる。が、そんな指導は今は必要ないのかもしれない。時と場合によって必要なことをやる。その水準器達するかどうかで関わり方を変えることも必要なのではないか。
 
 
いつのまにか細かいことを求めなくなっている自分がいた。諦めていたのかもしれない。それは何故なのか。分からない部分はある。速くてもそうでなくても求める水準があるのではないか。そう考えた時にやるべきことがすこし見えた。積み上げていく。それはかなりの時間を要する。それでもやるしかない。それが私のスタンスではないか。
 
 
思う事がある。ただそれだけ。
コメント
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