kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

通常通り

2021-08-17 | 陸上競技
月曜日。この日は学校での練習。当初は翌日の支部大会に合わせて少し練習量を落とすということになっていました。が、前日に支部大会が実施されないことが決定。練習はしっかりと負荷をかけようということになりました。今は調整するという話ではないので基礎的なことをやってきた部分を走りに繋げていく時間。間に合うかどうかという話になります。

バトンジョグをしてから体幹補強。5月から実施している補強を。これは10分程度で終わるように設定しています。体幹中心に実施しています。いくつかパターンがありますが基礎的な部分を大切にしているという感じでしょうか。限られた時間の中でどれだけ強化できるかというのが大きい。そこから基礎ドリルを。割愛しながら実施。

短い距離をある程度走ってからタイヤ押しとタイヤ引き。このタイミングで私は3年生の練習の方へ。3年生は支部大会は関係ないので元々少し刺激を入れる予定になっていました。週末に中国選手権が行われるのでそちらに向けてです。男子はリレーに出ますが万全の状態ではないのでバトン練習はなし。個人種目の練習へ。ショートハードルとヨンパの練習があったのでその辺りを見守りながら。

ショートハードルは簡単に。同じ日に幅跳びがあるということでそちらの練習もしたいと。ショートハードルは秋に記録が狙えたらという感じで考えています。幅跳びは今回が最後になるかもしれません。そうなるとある程度の時間が必要になるのかなと。無理をして怪我をしてもらっても意味がなくなりますがこの辺りは様子を見ながらなのかなと。ショートハードルの練習をしましたが、アップ不足もありました。ほとんど走らずにハードルを跳び始めたのでキレがない。「身体が重い」と言っていましたがそれも含めて判断が必要です。最後はかなり動くようになっていましたが。

ヨンパは3台目まで。ほとんどやっていませんがスムーズに走れるようになっていました。よくわかりません(笑)ショートスプリントに特化して2ヶ月近くやっていた部分で余裕が出ているのかもしれません。気になるのは心肺機能の部分。本人と話をすると最後の専門練習で短長と一緒に走り込みたいということでした。不安要素をどうやって取り除くか。

この辺りで下級生も練習を終えてグランドに出てきました。グランド自体が少し悪かったのでピロティーでやっていました。そのため練習の流れはほぼ見ていません。専門的に指導できる顧問が複数いるので分かれて実施できるというのも大きなアドバンテージだと思います。

専門練習はバトン。kbt先生と意見が一致していますがやはり最大のスピード練習になるのはバトン練習だと思います。前日にもやっていましたが私はメンバー以外の走りを見ていました。この日は一緒に見ながら意見交換を。お互いに気づいたことを確認しながら選手にフィードバックしていきます。気づくところが同じだったりするのでなかなか楽しい時間になります。スピード練習に加えてバトンの技術的な事も全体に伝えながら。バトンに関してはこだわってやっています。これをどう生かすか。リレーに出場する選手だけではなく全員が参加してやっていました。

渡ればいい。そういう考え方はありません。2人で見ながら「もっと加速できるのでは」という話になりました。見ていると「待て」が早いペアが複数います。もっと加速してバトンを渡したい。そのための練習を別に設けようということに。また、見ていると「動いている」選手も複数。待つことができません。きちんと待ってから出る。動きながら待つとタイミングが合わなくなります。ここ最近はかなり練習を増やしていますがまだ出が安定しない。まだまだ細かい部分の調整が必要。

何度か書いていますが3年生が抜けるとかなりチーム力が落ちます。冷静に見ていかなければいけません。持ち上げて過大評価する必要はない。やっと全員が練習に参加できる形になってきました。そこから目を背けずに来年度に向けてどう整えていくか。かなりのことをやらなければ戦える状況にはならないと思います。そのためにとにかくやるべきことを徹底していきたい。

最後に走練習。短短は120×3本。短長は150×5本。私は短長の方に付きました。とにかく力を出し切る。5本を走り切る練習ではなく1本目からしっかりと力を出し切っていくことが必要です。3年生が1人参加していました。ここに来てめちゃくちゃ積極的に走ります。1本目は差が小さくて前に追いついてしまったので2本目からは少し差を広げながら実施。よく走っていました。下級生は走ることで精一杯。途中余力を持って走っている選手も。ここは今後大きな差になると思います。3年生は5本走った後に完全にオールアウト。これくらい力を使い切ってくれると良いのですが。もう少し時間があれば本当に戦えるレベルまで届いたかもしれません。

最後に補強を。翌日の大会がなくなったので股関節の負荷をかけても大丈夫ということでランジ系なども実際。普段は何も持ちませんが軸を意識するためにプレートを使いながら。15分という限られた時間の中で最大限の負荷をかける。前日に引き続きこの補強は任せられたのでそれに応えるべく負荷をかけました。男女で終わる時間に差がつきます。早く終わった男子はプラスアルファでやるように話をしました。もったいないので。

色々と感じながら見ることができました。リレーの練習はやはり楽しい。意見交換ができるというのも大きいですね。自分自身も勉強をしながら時間を過ごせたらと思います。ありがたいことです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

微妙な天気

2021-08-17 | 陸上競技

土曜日の午後。練習再開となっていました。が、前日までに降り続いた雨の影響で県内の電車が全て運休。こうなると電車で通学する生徒は学校に来ることができません。これは本当に微妙。ほとんどの選手は来ていましたが数人は難しい状況。とにかくこの手の天気が続くのは・・・。

 

火曜日に支部新人開催予定。前日から地区委員長と連絡を取りながら「どうするか」を検討。これも判断が非常に難しい。この日の時点で「火曜日は大雨」という予報でした。本当に雨が降るのかどうかは分かりません。が、この日と同じ状況が続けばやはり「電車が運休する」危険性があります。これまでの流れから考えると開催が難しいのかなという気はしていました。何度か相談を重ねて「中止」「順延」という形をとらせてもらうことに。「順延」となると時期がありません。批判もあるかもしれませんが。万が一に備えてというのは必要かなと。外部からの役員もいます。早めに伝えないといけない。やはり私はこういう立場は向いていない気がしますね。難しい。

 

練習に関しては通常通り。時期としては「基礎充実期」となっているのでもう一度しっかりとやっていこうという感じでしょうか。アップサーキットを2セット。そこから基礎ドリル1と2。天候もあって少し早めに進めようと。ドリル終了後は屋外で走る。バトン走などを行ってから専門という形。この日の専門は「バトン中心」でした。私はバトン練習がない選手の走りをみることに。80m×4本を2セット。先週は走りたかったけど走れなかったという部分があります。こうなるとこういう時に走っておきたい。最初は80m×4本1セットなのかと思っていましたが2セットだったようです。

 

ハードル練習をしたいという申し出もありましたがこの日は却下。まずは走る練習が重要かなと。前の記事にも書きましたが「技術的なこと」の前提に「走る力」が必要です。100mが15秒かかる女子がどれだけ練習しても100mHを17秒で走ることは不可能です。走力とインターバルの走りは比例します。400mHをやるにしても神がかったハードリング出ない限り55秒の男子が56秒で走ることは不可能。それでも「ハードリングを」というのは違うかなと。

 

最後に補強を15分程度行って終了。かなりの負荷をかけました。こちらから種目を指示してやるほうが負荷が高まる。こういう部分はしっかりとやりたいですね。腹筋中心という感じだったのでそこに特化しての補強。ヒイヒイ言っていましたがこれくらいのことはできないといけないですね。時間をかけて。

 

なんとなく記録しておきます。いろいろな葛藤があります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする